女性に安心感・信頼感を与える“マッチングアプリ”のスマートな活用法

監修：

こんにちは、作家・恋愛夫婦アドバイザーの美琴です。

私は現在、200名を超える会員さんが参加するオンラインサロンも主宰しています。

今回は、サロンのメンバーさんからのリアルな声をもとに、“マッチングアプリを使う女性が悩んでいること、不安に思っていること”についてお伝えしていきます。

コンプレックスはそのまま見せてしまいましょう

マッチングアプリを利用している方、多いですよね。便利なツールですが、気をつけたいポイントがいくつかあります。

まず、写真は加工しすぎたり、実際の自分とかけ離れたりしていない方がいいです。

たとえば何年も前の、今より痩せていた時期の写真を使っていた、とか。これは実際よりもすごく太って見えてしまい、マイナス印象からデートが始まってしまうので、すごくもったいないです。

コンプレックスがあっても、それをチャームポイントと感じてくれる女性とマッチングできたほうがいいですよね。コンプレックスは隠すのではなく、そのまま出した方がいいです。

最初から収入面などの条件をアピールし過ぎるのも、もったいない。女性は、条件に釣られていると思われたくなくて引いてしまいます。

それよりも、ありのままのあなたで「この人と一緒にいると楽しそう」と感じさせる空気を出せた方がずっと魅力的です。

返信が遅れた時はぜひフォローを！

マッチングアプリを利用する上で男性の皆さんにぜひ意識してほしいのが「安心感・信頼感」です。

たとえば、忙しいとついついしてしまいがちな既読スルーや未読スルー。

男性にとって悪気がなくても、返事がないと女性側は「何か失礼なこと言っちゃったかな」「困らせちゃったかな」とネガティブな妄想をしてしまいがちなんです。

過去に既読スルーや未読スルーされた記憶があって、「同じ気持ちを味わいたくない」と自分からフェードアウトしちゃうっていう子もいます。

返信までに間が空いてしまった時は、「バタバタしていて遅くなっちゃって…」などとフォローを入れてあげられたらいいですね。

付き合う前からそういう、話し合うスタンスを作っておくことも、安心感を与えられてすごくいいと思います。

やめたほうがいいのは、何通も続けてメッセージを送ったり、返信を催促したりすること。

女性の中には「初対面の人とのやり取りは不安」と感じている人が少なくないので、そんな中でグイグイ来られると「この人とは合わなそう」「怖い」と思ってしまうこともあります。

最初のデートは軽めのシチュエーションで

最初のデートの約束をする段階でも、「信頼と安心感」が重要です。

男性は知らない女性と会うことにそれほど怖さはないと思うんですが、女性は面識のない異性とやり取りすることに怖さを感じています。男性が思っている以上にすごく勇気を出してアプリに登録しているんです。

騙されちゃったらどうしようと不安に思ったり、「実際に騙されたことがあったので、それ以降マッチングアプリはやっていないです」という女性もいます。そのことをぜひ頭に置いておいてほしいんです。

コロナ禍ということもありますが、最初のデートはディナーよりもランチ、それもがっつりランチよりは１時間お茶とか、軽めのシチュエーションを提案してくれる男性なら、女性は安心できます。

安心感という意味では、最初からいきなりドライブデートは避けたほうがいいでしょう。

急すぎるお誘いも、女性にとってはちょっと困りもの。

「デートの前に美容室に行っておきたかった」「カラーしておきたかった」みたいなこともあります。そこは、お互いのコミュニケーションの中で見極めていきたいところです。

あと意外なのが、実際に会う前にアプリで何度もやりとりして盛り上がり過ぎちゃうと、実際会った時にがっかりするパターンが結構あるんです。

なるべく早い時期に一度、会うなりオンラインで顔を見せるなりしておくことをお勧めします。

大切なのは“誠実に向き合おう”という思い

まず、ベースに誠実さがしっかりとあることが大切です。

下心があると、早い時期からやたら「好き」と言ってしまったり、焦って2,3通目のメッセージで会おうとしてしまったり、行動から伝わってしまうもの。

あなたが誠実に向き合おうと思っていれば大丈夫。安心感は自然とにじみ出てきます。

自分の話ばかりしないっていうことも大事ですね。相手の相槌を待って、また話して…そんな会話のキャッチボールができれば、この人はちゃんと話を聞いてくれているな、安心だなと思えます。

女性の返信が遅れた時や、ちょっとした食い違いやトラブルがあった時って、意外と安心感や信頼感を見せるチャンスだったりするんです。

女性の返信が遅れて「ごめんなさい、遅れちゃいました」ってなった時に「全然大丈夫ですよ」と優しく包み込んであげられれば、女性は「この人は大丈夫だ」と思えるんです。

構成・文＝酒寄美智子