【実録】マッチングアプリで82人と出会った恋愛コンサルタントが語る好印象なデート&残念なデート
こんにちは、日本心理学会認定心理士の資格を持つ恋愛コンサルタント・りすこです。マッチングアプリでのさまざまな恋活経験を活かし、恋愛のお悩み相談にのっています。
マッチングアプリでは、マッチングしたあと２回目、３回目とデートを重ねていくことが重要です。
今回は私自身の経験から、好印象だったデートの共通点、そして男性が陥りやすいデートの失敗についてお話しします。
「もう一度会いたい」と思わせるお店選びとは？
私がこの仕事を始めたきっかけは、4年ほど前に地元の広島を出て、就職のために大阪へ行ったことでした。大阪では友達も彼氏もいなくて、彼氏が欲しいなと思ってマッチングアプリを始めたのが最初です。
いくつかのアプリを登録していろいろな男性とお会いしているうちに、最終的にデートをした男性は82人にのぼっていました。
その中にはもちろん、素敵なデートを用意してくれて「もう一度会いたいな」と思わせてくれる男性もいましたし、正直「つまらないな」「しんどいな」と思わされたデートもありました。
「もう一度会いたい」と思わせる男性のデートはどんなものだったかをお話しします。
まず、いつもと違う場所に連れていってくれた男性はすごく好印象でした。普段は行けないような珍しい場所、ロマンチックなレストランだったり、普段よく行くところとは全然エリアの違う場所に案内してくれる男性は、やはり記憶に残ります。
すごく面白いところに行けたな、素敵な場所だったなという思いは心にしっかり刻まれるので、「またどこかに連れていってほしいな。また会いたいな」となりやすいんです。
楽しい会話のコツは相手の興味に寄り添うこと
会話の進め方も重要なポイントです。私の興味のある分野の話をしてくれる男性は、一緒にいて楽しいと感じました。
私の場合、心理学やファッションに興味があるんですけれど、そこをちゃんと見極めて、その話題を中心に会話を進めてくれる男性とは、話していて楽しいなと感じました。
たとえば映画の話になっても、この子はファッションに興味があるみたいだからと「あの映画の主人公の女の子のファッションめっちゃおしゃれだったよね」という風に会話を運んでくれる男性っているんです。
そういうふうに話の軸をこちらの好きなものに寄せてくれる男性は、一緒にいて気持ちがいいですね。
女性が新鮮に感じるデートスポットを提案することも、女性の興味に沿った会話運びも、すべては男性がその女性について知りたいと思わなければできないこと。そのためにも、相手の女性のプロフィールをしっかり読んで、お相手に興味を持つことが大切です。
残念だったデートの共通点
逆に、つまらないデートやしんどいと思ってしまうデートもありました。
たとえば、デートの定番のような新鮮味のないお店だったり、普段から私がよく行っているエリアをデート場所に指定されると、喜びや楽しさを感じづらいものです。
案内された場所が、別の方と行ったお店だったこともあります。そうなると、やっぱりその男性はよほど印象が良くない限り、大勢のひとりで終わってしまいます。
初対面の方だと特に、お店の雰囲気とその方の印象が重なってしまうので、当たり障りのないお店や行き慣れたお店だと、記憶に残りづらいんです。お店選びは、高級店かどうかということよりも、女性の思い出に残る場所かどうかという観点が重要だと思います。
デートの場所が素敵でも、当たり障りのない会話で終始してしまうとやはり、もう一度会いたいという気持ちにはなりにくいです。
「休みの日はなにしてるんですか？」「お仕事はどんな感じなんですか？」といった会話がずっと続いて、答えてもそこから話題を膨らませようとせず次の話題に移ってしまう、そんな会話は楽しいものとはいえません。
自分の話ばかりする人とも、残念ながらもう一度会いたいとは思えなかったです。
女性をエスコートする時には、ぜひ今目の前にいるその女性に楽しい思い出を作ってあげたいという気持ちを忘れないようにしてください。
構成・文=酒寄美智子
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