デートは面接じゃありません！知っておきたい“女性に嫌がられる話題の振り方”は？

こんにちは、作家・恋愛夫婦アドバイザーの美琴です。

主宰するオンラインサロンでは、20代前半の学生さんから子育てが落ち着いた50代の方まで、200名を超えるメンバーさんの本音に触れています。

なかなか2回目、3回目のデートに持ち込めないと悩んでいるあなた、知らないうちに“女性が嫌がる質問・話題”を振ってしまっているかも…。

オンラインサロンのメンバーさん方の意見も参考に、女性が「こういう質問はイヤ」と思ってしまう質問や話題の振り方をご紹介します。

ダントツ1位はやっぱり「元カレとは…」

女性がデートで聞かれたくない質問の1位は断トツで「元カレと何で別れたの」。

元カレ話はイヤっていう女性はすごく多いですし、私自身もやっぱり元カレ話はしない方がいいよ、デートで過去の恋愛話は要りませんよとお伝えしています。

なぜなら、まず今のお互いには関係ない話題だから。別れた本当の理由はやっぱり本人同士にしかわからないこと。もう終わった2人のことを第三者に悪く言わずに伝えることは難しいです。

もし、過去の恋愛相手の悪口で盛り上がったとしても、その関係はきっと、恋愛には発展しません。

口が軽い人だな、自分も言われるんじゃないかという思いがどこかに生まれてしまうし、もし付き合い始めたら、女性はきっと「元カノってああいう人って言ってたな、私と全然違うタイプだな、ホントはそういう人の方がいいんじゃないのかな」とか勝手に妄想し始めるので。

もちろん個人差はあれど、女性はきれいさっぱり忘れていく生き物です(笑)。だから、多くの女性にとって、元カレの話題は「何で今さら元カレのことなんか聞くの？」という感覚。その意味でもイヤなんです。

だから、男性に皆さんには「元カレのことは気にする必要はない」とお伝えしたいですし、過去のことは言わない、聞かないのが賢明です。

恋愛トークとは呼べない恋愛話がある!?

そのほか「どのくらい彼氏いないの？」など過去の恋愛に関する話題は避けた方がいいでしょう。なぜかというと、女性の恋愛スイッチがオフになってしまうんです。

こういった質問は、恋愛モードというよりは面接モードに近いです。「前の会社はなぜ辞めたんですか」みたいな…試されている、責められている感じがどうしても出てしまうんです。恋愛トークとは呼べない恋愛話がある、ということは意識しておいた方がいいです。

「得意料理は何？」もここに入ります(笑)。「もしかしてアプリで会った別の子は得意料理が『カルパッチョです！』とか『ラザニアです！』とか言ってるの？」と気になってしまうんです。

女性の方から「料理が得意です」と話してくれているのであればどんどん聞いてOKなんですが、まだ会話になっていない段階からの一問一答みたいな聞き方だと、恋愛スイッチをオフにしてしまう危険が大きいです。

もし緊張でうっかり相手に嫌がられるような質問をしてしまったら、素直に謝ることが大事！　女性の表情が曇っているようだったら、すぐに「ごめんごめん、変なこと聞いちゃったね」と伝えてみてください。

実は、その「素直に謝ってくれる」っていうのがすごくポイントが高いんです。「ごめん」って言いにくい言葉だと思うんですけど、お互いのことがよくわかっていなくてついつい失言してしまったり、変なことを言ってしまうこともあります。

そこは「ごめん！」「デリカシーなかったね」ってちょっと愛嬌をもって素直に謝る。すると、マイナスだった評価が「いいかも」に変わる可能性も出てきます。

OKな恋愛話、NGな恋愛話

恋愛に関する話題について否定的なことも言ってきましたが、恋愛話は絶対にした方がいいんですよ。なぜなら、恋愛したいと思って会っているわけだから。ただ、過去の恋愛話はしないし、聞かない。

じゃあ何を話せばいいかというと、たとえば異性に対してどんなところにキュンとするか、とか。男性だったら「女性の笑顔にキュンとします」とか、お互いどんな時に異性にキュンとするかっていう話は、恋愛スイッチをオンにする話題ですよね。

あとは、理想の恋愛について。「彼氏ができたらどういうところに連れて行ってほしい？」「夏になったらどんなデートしたい？」「コロナが収束したら行きたいところはある？」など。

女性の恋愛スイッチをオンにするには、理想の恋愛や未来を妄想させる話題が効果的です。

美琴プロフィール

作家・恋愛夫婦アドバイザー。≪1日2回の読む美容液≫として綴るブログは月間80万PVを誇り、恋愛セミナーやデート講座の総動員数は1,500名を超えている。強みは自身の恋愛経験とヨガインストラクターとして多くの女性と向き合う中で蓄積してきた実践的な恋愛ノウハウ。オンラインサロン「美琴のnew meサロン」の主宰、オリジナルアイテムプロデュースなど活動の枠を広げ、恋愛に悩む女性に「NEW ME＝本来の自分の魅力に気付き、それを開花させていく」というメッセージを発信している。

構成・文＝酒寄美智子