初対面で緊張してしまう男性必見！イメージ戦略家が教えるコミュニケーション術 Vol.1 　話し方編

監修：

武井ひろな

こんにちは、イメージ戦略家の武井ひろなです。

好感を持たれる見た目の整え方や立ち振る舞いについて300名以上の男性に女性目線でアドバイスを行い、様々な企業でセミナー講師を担当してきた私が、今回は「女性に好印象を与える話し方」についてお話します。

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口角を上げて表情と声を明るく

女性と初めて対面する際に、緊張してしまうことを気にされる方が多いのですが、お相手も同じ状態なので心配する必要はありません。

ただ、表情が固いと怖い印象を与え、女性が警戒心を抱いてしまうので、なるべくにこやかに話すことが大事です。そうすれば最初に好印象を与えることができるので、まずは“笑顔で挨拶”から始めてみてください。

もしも初対面の人に対して笑うのが難しい場合は、意識的に口角を上げると自然と柔らかい表情になるのでおすすめです。話す時もなるべく口角を上げることを意識すると声に明るさが出ますし、和やかな空気を作ることができるのでチャレンジしてみてください。

ただ、最初の印象は良くても、話が続かなくて変な間ができてしまうことが結構あります。そうすると“相手を楽しませなきゃいけない”と焦ってしまい、いつもよりしゃべりすぎてしまうんですよね。

こういうときこそおすすめしたいのが、“相手に話をしてもらうこと”。

無理して自分からしゃべるのではなく、まずは相手の話を上手に聞きながら相づちを打つことが大事です。

面白い話をすることよりも、相手の話に合ったリアクションと返答を心がけるだけで、多くの女性に「ちゃんと私の話を聞いてくれる人なんだな」と感じてもらうことができます。

これは簡単なようでなかなかできないことなので、他の男性とは一味違った特別な印象を持ってもらえるはずです。

「100％僕をわかってもらうために自分の話をしなくては！」と力を入れず、リラックスして話を聞くことができれば「寛大な大人の男」というプラスアルファのイメージも期待できます。

これだけのメリットがあるなら相手の話を聞かない手はないですよね。

相手の話をしっかり聞いて会話の余韻を楽しみましょう

女性が話をし始めたら、“いまどんな表情をしてるかな？”“楽しんでるかな？”と様子を伺う余裕を持つのも大切です。

人とコミュニケーションを取るのが苦手な方は、そういう余裕を持てずにどんどん緊張を強めてしまうんです。それが相手に伝わるとこちらが意図していない印象を与えてしまうので、まずは“会話の余韻を楽しむ”こと。

そうすれば心に余裕ができてくるので、女性の話を聞きながら“そういえばこないだこういうことあったな”とか“あの話をしたら喜びそうだな”と、会話のきっかけになるようなワードが思い浮かんでくるかもしれないですよね。

そういった会話の余韻を積極的に楽しむために、あえて間を作ってみることも大事です。

声よりも重要なのは話し方

男性の悩みでたまにあるのが“自分の声に自信がない”ということ。 “女性は低い声が好き”と言われていますが、人の好みは人それぞれなので声の高い低いは特に気にする必要はありません。

それよりもしゃべり方のほうが大事で、例えば先ほどお話ししたような、間をもたせることができるような落ち着いたしゃべり方をしたほうが好印象を与えますし、“大人の男性”を自身で演出することもできるのでおすすめです。

ただ、環境や状況に合わせることも必要で、例えばテーマパークのような楽しい場所であれば元気で明るく楽しいしゃべり方を、静かな場所で真剣な話をする場合はゆっくりと低めの声で話すなど相手の表情や気持ちに寄り添った対応をするようにしましょう。

そうすれば、自然とコミュニケーション能力が上がり、相手との関係性を深めることができます。

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武井ひろなプロフィール

アパレル会社、葬儀会社勤務を経て冠婚葬祭や各種イベントのMC・司会、企画などを担当。また、離婚を機にコミュニケーション力と恋愛を学び、自己肯定感を上げるため数百万円の自己投資を行う。その後、イメージ戦略家として各種セミナーを実施し、これまでにアドバイスした男性は300名以上。ナビゲーターを務めたスタイリスト大山旬「最強の服選び」、連載を担当したオンラインファッション学習サイト「MFS　ONLINE」などメディア出演実績多数。現在は、ニコニコ動画にて配信中の石田衣良『大人の放課後ラジオ』に出演中。

取材・文=奥村百恵