マッチングアプリに潜む業者・勧誘の見分け方<恋愛コンサルタントりすこ解説>
こんにちは、恋愛コンサルタントのりすこです。普段は認定心理士の知識やマッチングアプリで82人の男性とデートをしてきた経験をもとに、恋愛相談やプロフィール添削をしています。今回は、マッチングアプリに潜む業者や勧誘目的の人の見分け方についてご説明します。
こんなにある“危険なサイン”
マッチングアプリにはいろんな方が登録しているので、中には、婚活・恋活以外の目的を持った人もいます。
たとえば、個人情報を悪用しようと考える悪質な業者やマルチ商法の勧誘。最近は脱毛系のマルチ商法が多いと言われています。あとは、美容系のアイテムを売る業者や「メンズサロンを紹介します」といったものもあるようです。
私が過去にマッチングアプリでお会いした男性の中にも、デートをしてみたらお相手がマルチ商法まがいの目的で登録していて、結局商品を買わされた、という体験を話してくれた方がいました。
その方の話によると、レストランデートの最中にお相手の女性がバッグから洗剤を取り出して、食事していたお皿を洗い始めて…と実演販売をはじめられたそうです(笑)。最後は家まで押しかけられそうになったようでした。
実際にはそういう要注意な人なのかどうかは会ってみないとわからないのですが、ちょっと危ないな、というサインがプロフィールから読み取れることもあります。
まず一番わかりやすいのは、プロフィールや写真のどこかにLINEのIDが載せてあるもの。これは一般の方ではあり得ないので、アウトです。
プロフィールの文章に「男性の美容を支援しています」「ある人に出会って人生変わりました」など妙にポジティブなメッセージを載せている人も怪しいです。「向上心のある人がすごく好きです」とか「もっと人生をよりよくしたくないですか?」みたいなことを言ってくる人も注意した方がいいでしょう。
「初めから積極的すぎる人」には気をつけて
プロフィールには変なところがなくても、マッチングした当日から女性側が積極的にデートを催促してくるパターンも気になります。
いくらマッチングアプリだとしても、通常、知り合って間もないのにメッセージのやり取りもそこそこに「会いましょう」「いつ会えますか?」と言ってくる女性はほとんどいないと思います。
それだけ急ぐのには、何かものを売りたいなどマッチング以上の目的があるのかもしれません。すぐに会うのではなく、まずはメッセージのやり取りでお相手がどんな方なのか確かめてみて、違和感があればメッセージをやめる、ということがとても大切です。
マッチングアプリの会員の中には良からぬ目的を持った人もいる可能性がある、ということを心にとどめて、ぜひ安全にマッチングアプリを楽しんでくださいね。
りすこプロフィール
日本心理学会認定心理士/恋愛コンサルタント/Pairsエンゲージ公認プロコーチ 82人の男性とデートした経験と、認定心理士の知識をもとに、恋愛のコンサルタントとして活動。フジテレビ「めざまし8」、AbemaPrime「令和時代の夫婦の形を探る」、BSフジ「恋愛マルシェ」出演。YouTubeのチャンネル登録者数は2万8000人。
構成・文=酒寄美智子
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