2021/09/13
実録・読み物

【マッチングアプリ失敗談28】女性と共通の話題が多いのが武器だと思っていたのに…(29歳・男性)

女性と共通の話題が多いのが武器だと思っていたのに…(29歳・男性)

マッチングアプリで婚活・恋活経験のある男性から寄せられた失敗談をご紹介します。


投稿者プロフィール

O(29歳・男性・アパレル勤務)
サラリーマンからアパレル業界に転職して2年目。転職のきっかけは、おしゃれに興味がありそれに携わってみたかったから。特に最近はメンズコスメなどの美容に興味があり、女子力がどんどん高くなってきている。

マッチングアプリ失敗談

私は関東地方在住の29歳です。大学卒業後すぐに就職した職場を去年の4月に退職し、それからはアパレル業界に転職を果たしました。

転職の理由は、昔からおしゃれが好きだったことです。サラリーマンは仕事の大半をスーツで過ごしますが、他人と差別化できない服装に葛藤を感じ、友人のコネを利用しなんとかアパレル業界に転職できました。

この業界に入ってから見た目に気を遣っている人と過ごすことが多くなった影響で、最近の私のマイブームはメンズコスメ関連の美容品集めです。同僚との繋がりで美容部員の友人もできたので、自分の肌に合うコスメをおすすめしてもらい、大変楽しい日々を過ごしています。

アパレル業界の人たちはおしゃれなので、ほとんどの人が彼氏・彼女持ちで、脱サラの際彼女に振られて以来女っ気のない生活をしていた私は、同僚の恋バナを聞いてとても羨ましく感じていました。

同僚の女友達を紹介してもらうこともできなくはなかったですが、同僚に恋愛事情を把握されるのが恥ずかしくて嫌だったので、今話題のマッチングアプリでひっそりと恋活を始めることにしました。

自分の顔は普通レベルであることは自覚していましたが、ファッションには自信がありましたし美容にも力を入れていたので、プロフィール写真にはこだわりの1枚を設定しました。その写真の雰囲気がだいぶ好評で、女性とマッチし仲良くなるのは全く苦労しませんでした。

看護師や保育士、保険の営業の女性など、いろんな業種の女性とやり取りしデートもして好意を感じる女性はたくさんいました。しかし、自分が積極的に興味を持てる女性は少なく、やり取りが長続きすることはありませんでした。

マッチングアプリを始めてそんな状態が1ヶ月ほど続いたある日、アパレル業界で働く自分から見ても「めちゃくちゃおしゃれ!」と思うような女性を発見。プロフィールを見ると、26歳の銀行員とのこと。

スタイル抜群で長い髪の毛がとても好印象だったので、「この人と仲良くなりたい!」と久しぶりに胸キュンしいいねを送信、数時間後に無事にマッチ成立しやり取りを始めました。相手も自分のプロフィール写真に好印象を持ってくれたようで、こだわりの写真を選んだ甲斐がありとても嬉しかったです。

相手はスタイルを保つため食事や生活習慣にすごく気を遣っているようで、美容関係に興味があるという共通点が幸いしすぐに仲良くなれました。やり取りを始めて1週間も経たないタイミングで、ちょうどお互いの休みの日が重なったので、急遽ご飯を食べにいくことに。

駅前の個室居酒屋を予約し、とびっきりのおしゃれをして待ち合わせ場所に向かいました。約束の10分前に到着した時にはすでに相手も到着していたようで、遠目から見たお相手はまるでモデルかのような佇まいで、案の定ナンパ目的の男性に声をかけられているところでした。

近づいてくる私に気付いた相手は、ナンパを無視し私の方に向かってきてくれたのですが、歩くたびに綺麗な長い髪の毛が左右に揺れるその美しい姿は今でも鮮明に覚えています。ナンパの男性が悔しそうにしているのを横目に、無事にはじめましての挨拶が完了し、約束した居酒屋に向かいました。

モデルのような美しい見た目とは裏腹に、とても気さくで明るい雰囲気の女性で、積極的に話題を振ってくれるので会話に詰まることがありませんでした。過去の恋愛話や仕事の愚痴などありふれた話題で盛り上がった後、我々が共通して興味のある美容の話に。

相手は「最低限のことしかしていない」と言っていましたが、他の女性に比べても日々かなりの努力をしているようで、そのストイックな姿に惹かれました。私も負けずに努力していることや最近使って良かったコスメの話など、他の人から見たらまるで女子会のような雰囲気でその場を楽しく終えました。

帰り道でLINEを交換し、その後も毎日欠かさずコスメの話やダイエットの話、泣いたドラマの話などをやり取りしていました。食事も2回ほど行き、時間がある時は3時間以上通話するほど仲良しに。

そんな関係が続くうちに、私の中で相手への確かな好意が芽生え始め、「この子となら、美容について気兼ねなく話せるし、居心地が良くてもっと一緒にいたい」と実感。次に会うときに告白することを決意して彼女をご飯に誘い、問題なく会う約束ができました。

その日はランチタイムのカフェに行き、いつもと同じように、美容やファッション、ダイエットの近況報告などガールズトークのような話題で盛り上がりました。食事を終え、デザートを食べている時に恋愛の話になり、なぜかその瞬間に「今しかない!」と感じた私は、意を決して好意を相手に伝えました。

「え?なんでこのタイミング?(笑)」という第一声に続いた言葉は、まさかの「ごめんなさい」という一言。正直私は99%うまくいくと思っていたので、動揺を隠しきれませんでした。

しばらく慌てた様子でいた私をなだめるように、相手は自分の気持ちを語ってくれました。どうやら私は女友達のように思われていたようで、それは美容やファッション、ダイエットなど女友達と全く変わらない話題で盛り上がっていたことが影響したようです。

しばらく動揺が続いていましたが、「人としてはめちゃくちゃ好き!でも申し訳ないけど、男としては見られない」という相手の言葉が妙に自分のなかでしっくりきて、そこからは気持ちを整理することができました。

私も逆の立場だったら、男友達と変わらない話題で盛り上がれる女性は、人間としては好きでも女性としては好きになれるかどうかわかりません。なので、彼女から言われた「人としてはめちゃくちゃ好き!でも申し訳ないけど、男としては見れない」という言葉は、すごく的を得た言葉に感じます。

仲良くなるきっかけとして、美容などの女性が興味があるであろう話題で盛り上がることは重要だと思いますが、ある程度仲良くなった後は、むしろ積極的に男性としての部分をアピールすることが恋愛では大事なのだということに気が付きました。

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