【マッチングアプリ失敗談42】女性3人から初デートで見切られた理由(23歳・男性)
マッチングアプリで婚活・恋活経験のある男性から寄せられた失敗談をご紹介します。
投稿者プロフィール
B(23歳・男性・大学院生)
23歳の大学院生で、趣味は読書や映画鑑賞。美術館巡りも好きで、芸術や美術に造詣が深い。
マッチングアプリ失敗談
私はどこにでもいる、23歳の大学院生です。ただしほかの学生と比べて少し変わっている点があるとすれば、基本的にインドアで、友人と一緒に過ごすことがほとんどありません。かと言って人生に絶望しているわけでもなく、趣味の映画鑑賞や美術館巡りなどで、日々刺激を受けながら前向きな気持ちで生活しています。
友人と呼べる存在がごく少数でも、1人で充実した時間を過ごせるのはこの趣味があってこそだと思うので、かなりありがたいですね。しかし女性ウケするような趣味ではなく、大学院の中にも友人がほとんどいないので、女性との関わりはキャンパス以外ではほとんど0。
たまに開くSNSで同級生が綺麗な公園などで彼女とツーショット撮影している姿を見るたびに、羨ましさと妬みで複雑な感情を抱いています。そんな悶々とした生活を見かねてか、私のバイト先の古本屋の店長が、「息子が最近マッチングアプリで彼女ができたのでおすすめだよ」という話を聞き、そこでマッチングアプリの存在を強く意識し始めました。
マッチングアプリの存在自体は把握していたものの私とは無縁のものだと思っていたので、今まで興味は0。しかし知人の成功談を聞き、「自分ももしかしたら」という願望を抱き、ネットで調べた誰もが聴いたことがあるようなアプリを登録しました。
大学院生になってからほとんど女性とは無縁の生活をしていたので、正直アプリを始めても全くうまくいく気配もないまま終わるのではないかという心配がありましたが、スタートはかなり順調でした。リアルではなかなか出会えないような美術や芸術分野に造詣が深い方がたくさんいて、そのような同じ趣味を持つ方々とやり取りするのはとても新鮮で楽しかったです。
始めて1週間程度経過したころには20人程度の女性とマッチし、LINEも5人の女性と交換しました。結果的にその5人のうち3人の女性と実際に会うことができましたが、そのすべての女性とデート後に関係が発展することはありませんでした。
1人目の女性は、いかにも芸術分野に興味がありそうな少し変わった女性でした。派手な原色をファッションに好んで取り入れる目立ちたがりのタイプの女性で、良くも悪くも「奇抜な女性」という言葉がピッタリ。
ですが奇抜な女性は嫌いではなかったので、むしろどんな考え方を持っている方なのか、積極的に興味が湧いたほどです。デート場所は、私が提案したこの地域では有名なカフェ。お店に着き、相手と2時間ほど談笑しました。
服装の雰囲気とは違ってすごく礼儀正しい姿がギャップがあり素敵だなと感じたことを覚えています。相手もアプリで男性と会うのが初めてだということでお互い少ししどろもどろな感じでしたが、時折笑顔を見せてくれたので感触は悪くはありませんでした。
しかしデート後に連絡が返ってくることはなくかなり落ち込みましたが、「最初からうまくいくわけがない」と切り替えて別の女性との連絡に専念することに決めました。
2人目の女性は、かなり穏やかな印象の年下の大学生。プロフィール写真を見た感じは少し前に流行った「森ガール」のような柔らかい雰囲気の女性で、「この子と美術館デートしたら、お互いにゆっくりとした時間を楽しみつつ、作品も堪能できるな」と思わせるような魅力がある女性でした。
相手が見た目の雰囲気に反してお酒が好きということだったので、初回のデートは少しおしゃれで個室がある居酒屋でした。人見知りだとメッセージで言っていた通り、お酒が入るまでは全然しゃべってくれませんでしたが、お酒が入るにつれて少しずつ自分の話をしてくれるように。
お酒は好きでもあまり強くないようで、カクテルを1杯飲んだだけで真っ赤になったその顔がなんとも可愛らしかったです。1時間半程度話した後「緊張して飲みすぎちゃいました。ちょっと体調が悪いので、今日はここで帰ります」と言い残し、お店を出て行ってしまいました。
下心はありませんでしたが、無事に家に帰れるか心配だったので家まで送ると提案しましたが丁寧に断られ、お店の目の前でその子とのデートは終了。ちゃんと帰れたのか不安だったので帰宅後に連絡してみましたが返信がなく、「体調が悪くてもう寝たんだろうな」と言い聞かせていました。
しかしその後数日たっても音沙汰がなく、またもや音信不通に。1回目の時よりもダメージは少なかったですが、この辺りでなぜデートがうまくいかないかわからず、疑心暗鬼になったことは覚えています。
「そんなにすぐうまくいくはずがない。回数をこなすのが重要だ!」と自分に言い聞かせ、2人目の女性に会う前からデートの約束をしていたのが、最後になる3人目の女性。この女性はいわゆるアラサーの大人の雰囲気がある女性で、大学生院生の私から見たらかなり落ち着いた印象を受ける女性でした。
その前に会っていた2人の女性に比べると地味な感じを受けますが、映画好きで好きな作品が一緒ということで意気投合し、会う前のやり取りは今までで1番盛り上がったと思います。その女性とは映画館デートをすることになり、映画館の目の前で待ち合わせすることに。
プロフィールの写真と全く変わらない地味な感じでしたが、ニコニコしていて人当たりの良い感じに大人の余裕を感じ、ドキドキしました。ポップコーンとドリンクをそれぞれ購入し、チケットに印字されている座席に着席。すぐに予告が始まったので、ほとんど会話をすることなく映画がスタートしました。
そのまま120分程度の作品が終了し、お互いに軽く感想を言い合いながらロビーに向かうと、「トイレに行きたい」と言われたのでお互いにトイレに入りました。トイレの間「映画の感想をもっと聞きたいな、次はどこに行こうかな」と考えていたと思います。
私の方が早くトイレが終わったので女子トイレの前で待っていると、すごく具合が悪い様子で相手が出てきました。昨日からあまり体調が良くなかったようで、今日のところは帰りたい、とのこと。
正直この後のデートも楽しみにしていたのでかなり残念ですが、無理をさせるわけにもいかないので、相手を駅まで送りその日のデートはそこで終了しました。それまでの2回のデートと同じような展開だったので嫌な予感はしていましたが、その予感は的中。家に着いたであろう時間を見計らってLINEを送りましたが既読になることはなく、恐らくそのままブロックされました。
いずれの女性とも、デート後に連絡が返ってこなくなるという同じパターンを繰りかえしたので、どうやら原因は私自身にあると自覚し、大学院内で唯一LINEを知っている女友達のOさんに話を聴いてもらうことに。事情を説明すると快諾してくれましたが、「デート当日と全く同じ服装・準備できて欲しい」と言われたので、1人目の女性に会った時と全く同じ服装・準備でOさんに会うことになりました。
Oさんとは大学院近くの小さいカフェで待ち合わせでした。すぐにOさんを見つけて座席に近づき「お待たせ」と声を掛けると、Oさんは私の全身をくまなくチェックし、5秒程度考えこんだ後に「それじゃあダメでしょう、、、笑」と一笑。
どこがダメなのか全くわからなかったので呆気にとられていると、「答えははっきりしている!前から思ってたんだけど、清潔感をみじんも感じない」と言われてしまいました。彼女曰く、「服はシワがついている、髪の毛がぼさぼさ、靴が汚い、メガネが汚れている、手入れしていない眉毛がダサい」などなど、清潔感がない男性の典型的な例に該当していたようです。
確かに言われてみれば、該当する特徴はすべて当てはまり、以前テレビかなんかで「清潔感がない男は、圧倒的に女性ウケが悪い」と言っていたことを思い出しました。普段男性と過ごすときは互いに気にしないので、その感覚で女性と会った結果、清潔感がない男だという印象を与えたことが音信不通になる原因であると判明しました。
清潔感というのは抽象的な概念で、私のような男にはなかなか理解するのは難しいです。しかし清潔感がある男性に女性が惹かれる気持ちはとてもよくわかるので、これから女性と接する際は清潔感を意識していきたいと思いました。
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