2021/08/02
実録・読み物

【マッチングアプリ失敗談20】3回もデートを重ねたのに…(21歳・男性)

3回もデートを重ねたのに…

マッチングアプリで婚活・恋活経験のある男性から寄せられた失敗談をご紹介します。

投稿者プロフィール

自分:K(21歳・男性・大学生)
学生で1人暮らしをしており、1年間ほど彼女がいませんでした。よく「友達関係で終わる男」と呼ばれていました。

お相手の女性:S(20代前半・女性・美容師)
こちらは実家ぐらし。美容師だと言われれば頷けるようなカジュアル系美人。仕事が忙しい上に職場の出会いが期待できないといった様子であった。

マッチングアプリ失敗談

Sさんは美容師として毎日遅くまで仕事を頑張っている20代前半の女性で、私よりも少し年上です。

Sさんは美容師をやるために生きていると言わんばかりの見た目で、「職業は美容師」と知った私は思わず頷いてしまいました。しかし美容系といえど髪の色は控えめで、性格も意外に大人しめだったので、オシャレなお姉さんといった雰囲気になります。

美容師はハイカラな人種で自分とは違う世界線の存在…中学高校といわゆる”インキャ”だった私はそう考えていたため、美容師とプライベートで喋るのが人生で初めてだったのです。当時オシャレ女子と喋るだけでも緊張気味だった私にとって、この出会いは案外ハードルの高いものになりました。

ですが、私だってマッチングアプリに真剣に打ち込む男子大学生。腰が引けてはいられないと、内に秘める自信のなさを隠すように自分を奮い立たせます。

マッチしたときの印象は、都会に生息していそうなキレイ目女子という表現が適切でした。モデルをやっているようなキラキラ女子とは違うものの、ひと目で「あ、かわいい」と思えるような容姿の持ち主。

当時は、私でもこの世界の女性と繋がれるのかと舞い上がっていたのを覚えています。マッチングアプリに感謝感激。

アプリである程度会話を弾ませたあたりでLINE電話に誘ってみると、快く受け入れてくれました。私は自分から電話に誘ったくせに緊張していたのですが、実際に声を聞いてみると意外と落ち着いている様子。陽気な女性をイメージしていたので意外でしたが、おかげで私は自然体で会話を楽しむことができました。

デートのお誘いは想像よりも簡単にOKされ、1回目のデートは平日の夕方スタート。この時点で私の緊張はほぼ完全に解けており、友達と会うような感覚でSさんとカラオケに向かいます。

相変わらず街の中でも一際目立つオシャレ具合で、私は初対面から気分が高揚していました。歌うのが好きなSさんはカラオケを楽しんでいる様子で、普通に親睦を深めてこの日は解散します。

初回デートで打ち解けられたと考えた私は、次のデートに誘うことを決意しました。たまに暇なときに電話できたりと、これまでマッチした女性のなかではかなり親しい関係になっていたと思います。

この時点で、「Sさんとはお付き合いできるのではないか」と、女性経験の少ない私は確信していました。この後の悲劇も知らずに。

そのまま2回目のデートもスムーズに決まり、当日は時間があったので居酒屋で飲むことにしました。2時間ほど一緒に飲む中で、仕事の話や友達の話、元彼の話など、プライベートなことも多く打ち明けてくれました。やはりお酒の力は偉大です。

2回目のデートも完璧。引き続きLINEのラリーも続いている。アプリきっかけなものの、既に友達です。

「3回目もいける」と確信した僕はもう一度デートのお誘いをしますが、ここもあっさりクリア。次こそは恋愛の雰囲気に持って行こうと気合をいれて挑むことにしました。

そしてついに3回目のデートを迎えます。

告白のタイミングとしては一般的な3回目。これまで友達のような雰囲気で話せていた私は少し緊張しています。

Sさんはいつものカジュアル系ファッションで登場。「相変わらず美容師っぽい服装だよね」とイジってみると、「そんなことないよ笑」と笑うSさん。男女間としてはノルマ達成と言える距離感でしょう。

この日も2回目と同じように居酒屋で飲むことにしました。すっかり”友達”として話せるSさんとの会話は、全く緊張しません。最近の出来事などたわいもない話を言い合って、普通に楽しんでいました。

ですが、ここである問題に気づきます。
私はSさんと”恋人”ではなく”友達”になっていないか、と。

そうです。Sさんとは完全に”友達”の関係になっていたため、恋愛的なムードに持っていくのが難しくなっていたわけです。これは当時の私としては盲点。「女性と仲良くなる」が目標となっていた私は、「恋人になる」という目標から外れた行動をとっていたのです。

そして案の定、この日もいつもと同じく”友達”としての会話で終わってしまいます。

その後もLINEは続くのですが、いつまでも恋人のムードに持っていけない僕は少々焦っており、デートのお誘いをしてもお互い日程が合わずに日にちが中々決まりません。そうこうしていると、私は悲しい結末を迎えます。

ある日LINEを確認すると、「彼氏ができた」とメッセージが届いていたのです。

「ああ、やっぱりな」と、最近の状況も踏まえてすぐに納得できました。”友達”としては充実していても”恋人”としては充実していなかったと確信できた私は、綺麗さっぱり諦め反省することにしました。

私はSさんとの経験から1つの学びを得ます。それは「手段を目的化してはいけない」というもの。女性と仲良くなれても恋人にはなれないという男性は多いはず。最後はそんな男性に一言伝えておこうと思います。友達と恋人は違う、と。

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