2021/12/11
実録・読み物

【『バチェラー・ジャパン』シーズン4】桑原茉萌の決意の理由「私にとってキスは特別なものだった」<インタビュー>

桑原茉萌

まもなく最終配信日を迎える婚活サバイバル番組『バチェラー・ジャパン』シーズン4の参加者・桑原茉萌さん。複数の女性が一人のバチェラー(成功を収めた独身男性)の愛を手に入れるまでを追う番組で、最年少の23歳ながら、“どうせ、私がNo.1”というキャッチフレーズが示す通り、序盤から強気な振る舞いを見せた彼女。明確な発言と天真爛漫さに惹きつけられた視聴者も多かった。

今回はバチェラーに対するアプローチやギャップの見せ方、言葉の選び方など、番組内でセンスの光った、シンディこと桑原さんの恋愛テクニックと、彼女の人となりに迫った。
※本記事は一部ネタバレを含みます。

――まずは桑原さんの経歴と、番組内でバチェラーの黄皓さんにも言われていた過去にナンバー1になった職業などについて教えてください。

桑原茉萌

桑原茉萌(以下、桑原):ありがとうございます。現在の職業はインフルエンサーで、世の中にかわいい私と多くの女の子が好きそうな景色をお届けしています。

これまでは高校卒業後にバスガイド、歯科助手、キャバ嬢、ダンサーと進んできまして、最初に1番になったのはキャバクラでした。入店約3カ月でナンバー1になって、そこから1年以上ナンバー1を保持し、大宮なのに月1000万円を売り上げるという異例の記録も作りました。

当時は昼は歯科助手、夜はキャバ嬢をしていたんですけど、途中からキャバ嬢は天職なんじゃないかと気付いて、キャバ嬢一本にしました。

その後、ショーダンサーになり、入店1週間でセンターを務めさせていただきました。そもそもダンサーに転職したのはお店からスカウトされたのがきっかけなのですが、ダンス歴のある人には絶対に勝てないので、ファンサービスを入れながらダンスをしてみたら、人気を獲得することができました。

実は転職を重ねたのには理由があるんです。高校生の時に卵巣腫瘍という病気で30cmもの腫瘍が見つかったのですが、若いから治る可能性もあるということで残す形で手術したら、まさかの生死をさまよう事態になりまして。その時に人生は一回だからやりたいことをやって、やりきったと思ったら次にステップアップしようと決めたんです。

――今回、『バチェラー・ジャパン』に参加したいと思ったきっかけは?

桑原茉萌

桑原:今まで自分から人を好きなったことがなかったので、『バチェラー・ジャパン』に選ばれるぐらいの男性だったら好きになれるんじゃないかと思ったことがきっかけの一つです。

カクテルパーティーにも憧れていました。シンディという名前の由来はシンデレラで、小さい頃からプリンセスに憧れていたんです。それで海外にはプロムがあるけど、どうして日本にはないんだろうと思っていたら、『バチェラー・ジャパン』で舞踏会のようなことをしていると知って興味を持ちました。

ドレスを着て、メークアップして、非日常的な空間でパーティーをして、王子様がいる。これはリアルプリンセスだと思ったので、カクテルパーティーを経験してみたいという気持ちが強かったんです。

だから、毎回ドレスのフィッティングのたびに、次はどんなプリンセスにさせていただけるんだろうとワクワクしました。

――今回はそんなシンディさんの恋愛テクを教えていただきたいのですが…。

桑原茉萌

桑原:それが、実はめっちゃむずかシンディなんですよ(笑)。モテテクをよく聞かれるんですけど、やろうと思ってやっているのではなく、勝手に出てしまう天性の才能といいますか(笑)。

――例えば、初対面の時のお姫様だっこのように、黄皓さんにアピールしたことは?

桑原:最初は女の子がたくさんいたので、自分のことを覚えてもらうことが大切だと思って挑みました。とにかく1番が好きで、1番にこだわって生きてきたことを認識してもらうために、1番、ナンバー1と何度も言っていたと思うんですけど、そうすることによって、2ショットデートに1番に呼んでもらったり、ローズセレモニーのなかでは1番にローズをもらえたりしたのではないかと思います。

日本の女性って、男性の後ろに一歩下がりがちで、最初はみんな自分を偽っちゃいますよね? それが間違っているのではないかな?と思っているところがあって。合わせる恋愛をしていくと、我慢が溜まって、いつか苦しくなるじゃないですか。

それだったら、最初から自分らしさを認めてもらえる行動をしたいなって。それにありのままの自分を好きになってもらえないと恋愛は長続きしないと思うので、うそ偽りなく戦おうと思っていました。

(以下、ネタバレがあります)

――(エピソード3の)最初の2ショットデートでの花びら越しのキスが印象的でしたが、どう思いついたんですか?

桑原茉萌

桑原:2ショットデートでもっとかわいい印象づけをするためには何をすれば良いかと考えた時に、これまでもらったローズを使ってお返しをしている子はいなかったですし、過去のシーズンを振り返っても最後の一人に選ばれるまで口と口のキスはなかったなと思ったんです。

それでローズはもらえると確信していたので、花びらを隔てたキスだったらセーフかなと思ったし(笑)、黄さんにもかわいいと思ってもらえるだろうなと考えたのがあのローズキスでした。あの場でも言いましたが、妹として見られたくなったので、女性として見てもらうためにはどうしたらいいかという気持ちもありました。

――そこでギャップを見せた?

桑原:そうですね。ヘリコプターでははしゃいでいましたけど、バスガイド時代のノートを見せて真面目さをアピールしてから大人の雰囲気を見せる。黄さんが作ってくれたロマンチックに、倍のロマンチックを返すみたいな(笑)。

――その後の黄さんの「おかわり」への返しも秀逸でした。

桑原:でも、「おかわり」と言われると思っていなかったんですよ! だから、あの数秒の間に頭のなかでめっちゃ葛藤しました。「おかわり? これはキスされるの? でも、ここでキスしたらハッピーエンドで終わっちゃうよね?」と思って、「女の子からするものじゃないよね?」と言ったら黄さんも止まるかな?と思ったんですけど…。私が黄さんの心に火をつけてしまったのかもしれないです(笑)。

――しかし、その後、番組史上初となるローズセレモニー前の辞退をされました。その一番の理由は?

桑原茉萌

桑原:私にとってのキスは特別なもので、好きな人とだけするものという意識が強かったので、私とデートした翌日に別の人とキスをして、お泊まりもしていた。私は本気で恋をしていたからこそ、めちゃくちゃ傷つきました。そういうことをしてしまう男性なんだという不信感が拭いきれなかった、というのが一番の理由です。

辞退せずに残ることもできましたが、キスの特別感や大切さがなくなってしまう恋愛関係は良くないんじゃないかなとも思いました。

――そんなシンディさんの理想の男性像は?

桑原茉萌

桑原:それはもう一択で、サプライズ上手な男性です(笑)。サプライズって相手のことを考えている時間が多いからこそできる行為だと思っているので。今までは恋愛で一番大事なものはお金だと思っていたんですけど(苦笑)、今回の旅を通して、一番大切なのは信頼できるか、できないかだなと思いました。

――では、結婚の理想像は?

桑原:私の両親はめちゃくちゃ仲がいいんです。父親は内装業の職人をしているんですけど、母もまさかの職人なんです。それは父のサポートをしたいからで、365日ずっと一緒にいるんです。ケンカをすると凄まじいですけど、そのケンカすらも仲良しに聞こえてくる。だから、やっぱり一緒にいる時の居心地の良さと、信頼関係が大事だなと思います。

――『バチェラー・ジャパン』に参加して、変わったことは?

桑原茉萌

桑原:男性との向き合い方が変わりました。今まではあなたが無理だったらほかの人がいるから大丈夫というスタンスだったんです。過去にひどい態度を取ってきてしまった男性に謝罪したいです。それから女の子に対しても変わりました。いじめなど、イヤな思いをしたことが多々あったので、自分から壁を作っていたんですけど、今回の旅で女の子の友達ってステキだなと思えたので、女の子に対するイメージも変わりました。

取材・文=及川静 写真=島本絵梨佳 

『バチェラー・ジャパン』シーズン4

2021年11月25日(木) 22時よりPrime Videoにて独占配信中(全10話)
11月25日(木)22時 第1話-第3話
12月 2日 (木)22時 第4話-第6話
12月 9日 (木)22時 第7話-第8話
12月16日(木)22時 第9話-第10話
製作:Amazon
©︎2021 Warner Bros. International Television Production Limited
公式Twitter:@BachelorJapan
公式Facebook:BachelorJapan
公式Instagram:@bachelorjapan
番組URL:https://www.amazon.co.jp/dp/B09KN5Q19K
※視聴にはプライム会員登録が必要です。
※本作品は専門家監修のもと安全や健康に配慮して感染症対策を行った上で制作されました。
※配信内容・スケジュールは予告なく変更になる場合がございます。

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