2021/12/12
実録・読み物

【『バチェラー・ジャパン』シーズン4】恋愛経験ゼロの美女・白川理桜が変われた理由「『逃げちゃダメだ』って言い続けてました」

白川理桜

成功を収めた一人の独身男性=バチェラーのパートナーの座を巡り、真実の愛を手に入れるため複数の女性が競い合う婚活サバイバル番組『バチェラー・ジャパン』。そのシーズン4の参加者・白川理桜さんは、“2次元だけじゃ終われない”というキャッチフレーズが示す通り、アニメやゲーム、コスプレが好きな27歳。ただ、彼氏いない歴=年齢の恋愛初心者で、それが彼女自身のコンプレックスでもあった。

それをエピソード1でバチェラーの黄皓さんに告白した白川さんは、番組内でもっとも変化を遂げた女性の一人。そんな白川さんの人となりと、今回の旅で彼女が感じた“恋愛観”“結婚観”に迫る。
※本記事は一部ネタバレを含みます。

――白川さんはアニメーション会社に勤務されていますが、どんなお仕事をなさっているんですか?

白川理桜

白川理桜(以下、白川):今は異動してしまったのですが、元々はアニメを作っている側でした。制作進行を担当したりして、アニメーターさんとやりとりして、連絡付かない!などとやっている本当に裏方なので、こちら側(参加する側)に来ることは少しも想像していなかったです。

――お休みの日は何を?

白川:他社のアニメを見たり(笑)、ゲームしたり、イベントに行ったり、映画を観に行ったりして、時間が足りないなと思っていました。でも、家にいることが多いですね。

――どんなきっかけで『バチェラー・ジャパン』に応募しようと?

白川:友達に「エンタメ会社に勤めていて、『バチェラー・ジャパン』見てないのはダメなんじゃない?」と言われて、シーズン3を見たら、“何だ、この人間ドラマ! 面白い”となったんです。言い方が悪いですが、まるでギャルゲーみたいだなと。

でも、私みたいな(恋愛経験ゼロの)キャラがいなかったので、もしかしたら私のようなキャラを受け入れてくれるかもしれないと思って、応募したんです。でも、記念受験のつもりでした(笑)。

――それがプーケットにまで辿り着いてしまったわけですが、まず印象的だったのは?

白川理桜


白川:最初の15人がドレスアップして集合した時に、「うわ、何だ、この世界! 私、攻略したい!」と思いました(笑)。一瞬で推しも決まりました。

――ちなみに推しはどなただったんですか?

白川:シンディちゃん(桑原茉萌)です。赤髪で、私が1番!というキャラクターで、みんなのことをかき乱して、「おばさんたち~」とか言われてもかわいい! もう全肯定です。もう1人は休井(美郷)さん。かわいいなと思っていたら、「30歳です」と。はぁ~??となって、これゲームだったら、相当面白いぞと思っていました。

――シンディさんとのお話で印象的だったことは?

白川:最初、シンディちゃんに「すっぴんの時の私」と「化粧後の私」が別人だと思われていたのが印象的です(笑)。私、すっぴんの時と化粧後で顔の印象が大きく変わるんですよ。

移動中やオフのときは、すっぴんにアニメキャラ Tシャツ、メガネでリュックを背負っているので、初めてのカクテルパーティーで、ドレスアップした状態でシンディちゃんに会ったとき「あの移動中に見た陰キャ、もう帰ったのかと思ってた…本当にその人?」と、同一人物だと思って貰えませんでした(笑)。

――まるでアニメのようです。

白川:あはは。シャラララーンって(笑)。でも、毎日ドレスアップしてもらって、今日の私は強い!と魔法をかけてられているようでした。

(以下、ネタバレがあります)

――エピソード1から4までの変化っぷりが著しかったですが、ご自分では何がきっかけだと思いますか?

白川理桜


白川:原因は明白で、女性たちです。メークの仕方や姿勢が全然私と違って、こうしたらいいんじゃない?などと教えてくれたので、その影響が色濃く出ていたんだと思います。

――同時に、気持ちも変わっていった?

白川:そうだと思います。それこそ、黄さんと向き合うことで変わりました。エピソード1のプールサイドでの告白もそうです。

自分で自分に課したことを実行することで内面の変化が外見に出てきたのではないかな?と思いたいですが、旅の間は自分を客観的に見られていなかったので、後から本編を見て、変わって良かったなとヒシヒシ感じています。

――黄さんへの告白は、絶対言うと決めていたんですか?

白川:はい。決めていました。そこをきちんと伝えないと旅が始まらないと思って、最初に「伝えたいことがあります」とまず言ったんです。その後は、プールサイドに行って、ずっと「逃げちゃダメだ」と言い続けていました。

――プールサイドに一人でいる姿に、女性陣が心配してましたね。

白川理桜

白川:ジメジメしてましたね(苦笑)。でも、正直、あまり皆さんを見られなくて。見たいけど、私はあの中の1人になれないという劣等感のようなものがありました。

――その劣等感のようなものは、一緒に過ごすうちに薄れていったんですか?

白川:薄れはしないんですけど、私のキャラをみんなが認めてくれて。「もっと自信持っていきなよ。ここはちゃんと自己肯定しないとダメだよ!」とシンディちゃんが言ってくれたので、勉強になるなーと思いました。

――恋愛観も変化しましたか?

白川:正直に言いますともっと変えたかったので、ここからだったのに…という気持ちがありました。

でも、恋をすると人はバランスを崩したりしますし、趣味を突き詰めているだけで人生は楽しいから恋愛は必要ないじゃんと、いつも自分を何かのキャラクターに例えて、枠外にいる安心感を得ていたんですけど、プーケットから帰ってきて、自分が当事者として恋愛できたらいいなと思えるようになりました。

――結婚観の方はいかがですか?

白川理桜


白川:もう27歳なので、もともと考えてはいました。子供が好きなので、作ったアニメを子供が見てくれたら…というような夢もありましたが、いろいろなことは実際にしてから考えようと。

ただ、根本として仕事はやめないと決めています。やっぱりお互いに働いている方が尊敬し合えると思うので。

――恋愛したいけど、あと一歩が踏み出せない人は結構いるのではないかと思いますが、『バチェラー・ジャパン』での経験を得て、同じ境遇の方に伝えられることはありますか?

白川:いや、おこがましいです(笑)。でも、恋愛を毛嫌いしなくてもいいんじゃないかな?と思うようになりました。初恋は誰にでもあるもので、その年齢が上になっただけ。

私もずっと焦っていて、それでこじらせ女子とか言われちゃうこともありましたけど、そんな自分を好きになってくれる人に会えるまで、好きなことを楽しんでいたらいいんじゃないかなと思います。

一歩踏み出すって大変ですけど、一緒に頑張りましょうという気持ちです。

――そんな白川さんがキュンとする男性の仕草は?

白川理桜


白川:これが恋愛のキュンなのか、推しのキュンなのか、定かではないのですが(笑)、本当にさりげないところです。最近、生活の中のしぐさにセクシーさを感じるんです。

何かを取るしぐさとか、パソコンを広げるしぐさとか、手フェチなんですかね? 何気ない手の動きにセクシーさを感じます。手って人柄が出るなと思うんです。

黄さんは、女の子に手を回したりする動きも常にナチュラルで。でも、のんちゃん(藤原望未)の髪を触るしぐさはセクシーを通り越して、エロいなと思いました(笑)。デキる男性やな〜と。

――そういえば、黄さんとアニメの話はできたんですか?

白川:できなかったんですよ。お話できる時間は限られているので、そこまで辿り着けなくて。誰か聞いてくれ!って感じです(笑)。

エピソード1で「逃げちゃダメだ」と呟きながら黄さんを待っていたら、「それ、『エヴァンゲリオン』の碇シンジだよね?」と言われて、それだけでわかるのは結構コアファンかもしれないと思いました。

――この先、恋愛をするなら、アニメの話ができる方がいいですか?

白川理桜


白川:そこが今回の旅でだいぶ明確になって帰ってきたんですけど、同じ趣味じゃない人の方がいいなと思いました。

ずっとアニメの話になってしまうと職場と同じになって、恋愛感情ではなく、仲間になってしまう。だから、ある程度、重なる部分はあってもいいと思いますけど、それ以外は違う方がいいなと思いました。

そして、相手が山登りしている人だったら、「山登りしてみない?」などと家から引っ張り出して共有してくれるといいなと思います。

――家からひっぱり出してくれるのはいいですね。

白川:そうですね。私も意外とコスプレきっかけで海外のお友達がいたりして、一人で海外に行ったりもするので、この落差に着いてきてくれる方だとうれしいですね。わがまま野郎ですみません(笑)。

――今後、また番組に参加しますか?と聞かれたらどうしますか?

白川:次の募集までに彼氏ができなかった場合は応募するしかないと思うんですけど、「またお前か」と思われてしまう気が(笑)。もしまた出ていたら、温かい目で見てください(笑)。

取材・文=及川静 写真=島本絵梨佳 

『バチェラー・ジャパン』シーズン4

2021年11月25日(木) 22時よりPrime Videoにて独占配信中(全10話)
11月25日(木)22時 第1話-第3話
12月 2日 (木)22時 第4話-第6話
12月 9日 (木)22時 第7話-第8話
12月16日(木)22時 第9話-第10話
製作:Amazon
©︎2021 Warner Bros. International Television Production Limited
公式Twitter:@BachelorJapan
公式Facebook:BachelorJapan
公式Instagram:@bachelorjapan
番組URL:https://www.amazon.co.jp/dp/B09KN5Q19K
※視聴にはプライム会員登録が必要です。
※本作品は専門家監修のもと安全や健康に配慮して感染症対策を行った上で制作されました。
※配信内容・スケジュールは予告なく変更になる場合がございます。

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