使い方を間違うと効果なし!恋愛でやりがちな「駆け引き」テクニック
こんにちは、恋愛・婚活スタイリストのJURIです。
恋愛・婚活セミナーや個人カウンセリングで10000人以上を担当。交際から半年以内で成婚に結び付けた確率60%以上の実績を持っています。
恋愛テクニックのひとつとして昔からあちこちで言われてきている「駆け引き」ですが、「やってはみたけど効果がなかった」「失敗した」という人も多いですね。今回は、駆け引きの間違った使い方、効果的な使い方、その他の失敗しがちなテクニックについて解説します。
駆け引きをする時点で、駆け引きに振り回されてしまう
恋愛を成功させるためのテクニックとして「駆け引き」を使いなさいと昔から言われています。でも、駆け引きって自分の心が安定しているときにやらないと失敗するんです。多くの人は駆け引きに振り回されてしまうんですよ。
たとえば、ときどきLINEのやりとりをしている女性をなんとか落としたいと思って、「LINEを既読スルーしよう」というテクニックを使ったとします。でも、この駆け引きをした本人が、「よし既読スルーしてやった、あと何日待てば返事がくるかな…」などと気にしていたら意味がないですよね。
これをやるなら、相手から返信があろうとなかろうと気にならないくらい自己肯定感が上がった状態でやらないと、逆に自分が翻弄されちゃうんですよ。
自分に確固たる自信がない状態で駆け引きしたところで、うまくいくわけがないんです。駆け引きをしないとうまくいかないと思っているし、自信がないから、駆け引きをする。でも、駆け引きをしようと思っている時点で、もう駆け引きに飲み込まれているんですね。
順番が逆? 駆け引きをする前に、まずは脈ありに変える
駆け引きを失敗する男性が多いのは、テクニック自体を間違えているのではなく、使うタイミングを間違えているだけなんです。
効果的なタイミングとしては、駆け引きうんぬんの前に、まずは相手をよく見て相手をほめる、心地よくするなど「脈あり」に変える努力が先です。
仲良くなって向こうがこっちに向いてきてから、駆け引きするなら効果があるかもしれませんが、いきなり駆け引きをするのは順番が違います。相手の女性とまだ仲良くなってもいないのに、いきなり既読スルーするなんて、ただ単純にイヤな人じゃないですか。
相手がそっぽを向いてる状態で、自分がそっぽを向いても、相手には見えていません。そういうことを俯瞰で見ることができるくらい心に余裕がある状態じゃないとダメ。小手先のテクニックだけでは効果がないどころか、嫌われたり忘れられたりしておしまいですよ。
「ディスる」ナンパ術は婚活には通用しない
同様によく言われているけれど失敗しがちなのが「ディスる」という恋愛テクニック。よくナンパ術として「ディスって上げろ!」などと紹介されていますが、これはよっぽどトークがうまいとか、権力があるとかじゃないと、かなりの高確率で失敗します。
たとえば、「おばさんに見えるね」と言われて、その相手を好きになる人なんていません。どんなに後でヨイショされても、そんな人とは絶対しゃべりたくないと思う女性がほとんどだと思います。関係性が構築された人の間でしか通用しない、とっても危険なテクニックなので婚活では使わないようにしましょう。
世の中には恋愛テクニックを教える情報がたくさんあふれていますが、ナンパしたいのか、真面目に付き合いたいのか、結婚したいのかで使えるテクニックは違います。自分の目的をちゃんと認識して、見るものを間違えないようにしてくださいね。
JURIプロフィール
2011年に恋愛・婚活セミナー講師として開業。その後、東証一部上場結婚相談所IBJのカウンセラーや恋愛アカデミーの結婚セミナー講師、その他結婚相談所などと提携して活躍。 自身でも恋愛・婚活セミナーや個人カウンセリングを実施し、述べ10000人以上を担当。請け負った会員は100%お見合いに至り、交際から半年以内で成婚に結び付けた確率は60%を超える実績を持っている。著書「彼女が欲しい方必見!必勝☆モテる出会いの技術」、「次・また会いたい人」を出版、AppleのPodcastラジオでは、「野獣でも美女を捕まえるテクニック。女性の本音、教えます。」のパーソナリティ等でも活躍している。
取材・文=前川ミチコ
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