マッチングアプリの会話が続かない!盛り上げ方やネタ切れしてしまったときの対処法を解説【完全保存版】
マッチングアプリで重要なのが、メッセージなどによる会話です。この会話が盛り上がるかどうかによって、デートに繋げられるかが変わってくるといっても過言ではありません。
しかし、会ったことのない女性に対して楽しい会話をするのは難しいもの。実際に、「マッチングアプリで会話が続かない」「会話が盛り上がらない」など、お悩みの男性が多くいます。
そこで今回は、Pairsエンゲージ公認・恋愛プロコーチの渡辺ゆいかさんにマッチングアプリのメッセージや、初デートに進めた時の会話のコツについてお聞きしました。女性との会話に悩んでいる方はチェックしてみてくださいね。
目次
・マッチングアプリの会話が盛り上がらないのは話題選びが悪いから
・最初の話題の選び方
・会話を広げられない場合は共通点を打ち出す
・マッチングアプリの会話の盛り上げ方
・会話が盛り上がらないときは相手のタイプを見極めて手を打つ
・初デートの会話の盛り上げ方
・初対面でも女性が思わず話したくなるコツ
・初デートで会話のネタが浮かばない!ピンチを乗り切る『適度に整理すべし』
・会話が続かない人がやるべきトレーニング法
・【まとめ】マッチングアプリでの会話は話題選びが命!プロに相談するのもオススメ
渡辺ゆいかさん:「Pairsエンゲージ」公認プロコーチ兼「結婚相談所ツヴァイ」セミナー講師。スキルシェアサイト「タイムチケット」では、恋愛カテゴリ人気ランキング1位(2021年12月現在)を誇る恋愛コンサルタント。テレビ朝日「くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館」に出演経験あり。異性の気持ちが分からないと悩む恋愛初心者に、心理分析で戦略を考えるアドバイスが大好評で、年間200人超の相談を受けながら、恋愛・コミュニケーションのノウハウを発信している。
<渡辺ゆいか公式SNS>
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YouTube:ラブトレ【渡辺ゆいか Pairs公認プロコーチ】
マッチングアプリの会話が盛り上がらないのは話題選びが悪いから
「マッチングアプリでメッセージのやり取りをしているけれど、いまいち盛り上がらない」と悩んでいる男性が多くいます。実はこの原因のほとんどが、話題選びがナンセンスであるということにあります。
頭が良い男性に多いのが、自分が話したいことや相手に聞きたいことを話題にしてしまうパターンです。頭の中は、「あれを聞かなければ!」とマニュアルだらけ。これでは相手に合わせた話題選びができず、定型文のようなつまらない内容のやり取りしかできなくなってしまいます。
最初の話題の選び方
では、マッチングアプリでメッセージを送るとき、どのように話題を選ぶべきなのでしょうか。ポイントは、相手のプロフィールを隅々までじっくり見ることです。具体的に2つの方法を解説します。
1.プロフィール欄で一番ニッチな部分を探す
1つ目の方法は、プロフィール欄で一番ニッチな部分を探すことです。ニッチな部分はその女性にとって最も好きなこと、つまり話したい話題である可能性が高いためです。
例えば、趣味の欄に<映画鑑賞、旅行、バスケットボール>と書いてあるとします。この場合、女性の趣味として一番ニッチなのはバスケットボールですよね。恐らく、この女性が本当に好きなのはバスケットボールです。
参加コミュニティを見てみるのもよいでしょう。ペアーズだったらコミュニティ、withだったら『好みカード』などを見れば、その人がどのようなことに興味・関心があるのか分かります。例えば、映画鑑賞が趣味と書いてある女性が<タイタニックが好き>というコミュニティに入っていたら、きっと何度も観るほど好きな映画なのだと考えられます。
相手の女性が本当に好きなことが埋もれていないかという視点で探すことが大切です。
2.プロフィール写真から探す
2つ目の方法は、プロフィール写真から探す方法です。自分を最も表すプロフィール写真はネタの宝庫。どこで撮った写真なのか、どのようなシーンで撮った写真なのか、じっくりと見て話題を考えてみましょう。
「プロフィールの写真は、もしかしてタイで撮ったものですか?実は僕もタイに行きました」なんて話題を切り出せれば、共通点が生まれますよ。
会話を広げられない場合は共通点を打ち出す
先ほど「話題選びはプロフィール欄で一番ニッチな部分を探す」という方法をお伝えしました。しかし、ニッチすぎて自分の知識がなく会話を広げられないというケースもあるでしょう。そのような場合は、共通点を打ち出すことが大切です。
共通点を打ち出すと会話の質が変わってくる
例えば、バスケットボールが好きな女性に対して話を広げられないのなら、「僕も実はサッカーをやっているんです。いつからバスケをやっているんですか?」と「スポーツ」で共通点を作ってみます。
また、海外旅行が好きな女性に対して自分が海外に行ったことがないのなら、「僕も国内しか行ったことがないんですけど旅行が好きで、今度は海外に行ってみたいなって思うんです」と「旅行」を共通点にしてみます。
本当は違う好みであっても、共通点を打ち出すだけでグッと距離が近づくと思いませんか?共通点を打ち出せばその後の会話の質も変わってきますよ。
興味の対象を広げて女性と会話できるようにする
一方で、「自分はアニメの話しかできない」という男性もいるでしょう。しかし、婚活をするのであれば女性と楽しく話せるように興味の対象を広げることも大切です。
例えば、Netflixを1ヶ月だけ契約して、定番の映画を4~5本観てみる。旅行好きな女性と話したいのなら、月1回の旅行を3回くらいやってみる。面倒に感じるかもしれませんが、女性と楽しく会話をできるように、日々の過ごし方を婚活仕様に変えていくのも必要なのです。
マッチングアプリの会話の盛り上げ方
ここまでは、マッチングアプリの会話における話題選びについて解説しました。話題選びがうまくできたら、次は会話のラリーをいかに盛り上げるかが大切になります。マッチングアプリの会話の盛り上げ方を3つご紹介します。
1.相手が言ってくれた新しいワードをしっかり拾う
1つ目は、相手が言った新しいワードをしっかり拾うことです。新しいワードは、相手が話したいこと。それを拾っていくことで、会話は自然と盛り上がります。
例えば、「趣味は何ですか?」と聞いて、相手が「登山です」と返してきたとしましょう。そして「登山はいつから好きなんですか?」と質問して、「大学時代からです」と返ってきたとします。
この時、相手が言ってくれた新しいワードは“大学”です。この“大学”を拾わずに「そうなんですね!今まで登った一番高い山はどこですか?」なんて返してしまうと、話を広げるせっかくのチャンスを逃してしまいます。
反対に、“大学”という新しいワードを拾って質問をしてみましょう。「大学ではサークルとかに入っていたんですか?」「登山サークルに入っていました」「どうして登山サークルに入ろうと思ったんですか?」「実は友達が誘ってくれて。新しい経験をするのもいいかなって思ったんです」など相手の内面を知る深い会話もできる流れにようになりますよ。
新しいワードを聞き逃さないためには、シンプルですが相手の話をよく聞くことが大切です。
2.自己開示をする
2つ目は、自己開示をすることです。例えば、「どちら出身なんですか?」と聞かれるよりも、「私は北海道出身なんです。○○さんはどちら出身なんですか?」と聞かれる方が話しやすいですよね。
相手に話してもらうためにはまず自己開示をすることが大切です。よく恋愛指南書などに「LINEは簡潔に!長く書くのはNG!」と書いてありますが、これはあくまで、意味のないことをダラダラ書くのはNGということ。自分の情報が欠落してしまうと、女性は「なんだか質問ばかりされてるな」と心を閉ざしてしまいます。
男性は会話で『リアクション・質問』の2段構成を話す人が多くいます。これだと面接みたいになってしまうので、そこに『自己開示』をプラスして『リアクション・自己開示・質問』の3段構成にしてみましょう。
例えば、「いいね!(リアクション)大学では登山サークルに入っていたの?(質問)」と聞いていた場合、「いいね!(リアクション)僕もスポーツが好きで大学時代はサッカー部でした。(自己開示)大学では登山サークルに入っていたの?(質問)」と変えてみる。それだけでグッと話しやすくなりますよね。
3.質問は1メッセージ1つが原則
3つ目は、質問は1メッセージにつき1つにすることです。マッチングアプリの場合、複数の男性とメッセージのやり取りをしていることが多く、質問が多く返事をしにくいメッセージは後回しにされてしまうからです。
1メッセージにつき1つにする時に気になるのが、2つの話が同時進行している場合、1つの話題をスルーしてしまうのかということです。この場合、重要でないネタの方は共感させるフレーズを使うことをオススメします。
例えば、「テレワーク」について話している場合、「僕もテレワークなんでけど、たまには出社したいな~と思うんですよね。」と共感を引き出すフレーズを使います。そうすれば質問をしなくても相手からリアクションを引き出すことが可能になります。「話題は全部質問で返すべき」と思っている男性がいますが、実はかえって女性の負担になることも。相手が面倒に感じないように、サラッと話題を終わらせるテクニックも身につけておくと便利です。
会話が盛り上がらないときは2つのパターンを見極めて手を打つ
マッチングアプリで会話が盛り上がっていない時には、2つのパターンどちらに該当するか見極めて手を打つことが大切です。詳しくご紹介します。
男性の質問が悪いから会話が弾まないパターン
1つ目は、質問が悪く会話が弾まないパターンです。女性は本当はおしゃべりなのに、質問がナンセンスで薄っぺらい会話になっている状態です。
このパターンは、男性が目的を持った質問をしていないことが多いです。例えば、「好きな食べ物はなんですか?」という質問。モテる男性なら、デートに誘うという目的を持ってこの質問をするので、「パンが好きです」と返ってきたら「美味しいパンが食べられるカフェがあるのでよかったら今度行きませんか?」とすぐに誘えます。
一方、特に目的を持たずなんとなく質問をしている男性は、「僕もパン好きです!コンビニでもよく買います。○○さんもコンビニのパン好きですか?」なんて的外れな質問をしてしまうのです。何が知りたいのか分からない質問をしてしまっては、女性も微妙な返事しかできません。
女性もそこそこ話してくれているのにつまらない雰囲気になっていると感じたら、自分の質問を見直してみましょう。
女性が質問されたことだけ答えるパターン
2つ目は、女性が質問されたことだけ答えるタイプであるパターンです。可愛くてモテる女性ほど多くのメッセージが来ます。そのため1人の男性に時間をかけられず、質問されたことだけサラッと答えるのです。
このパターンは、本当に聞きたいことだけを聞くだけで、スムーズにデートに誘えるケースが多いです。「普段どのあたりで遊んでいますか?」「平日の夜は忙しいですか?」という本当に聞きたいことにも答えてくれるので、ダラダラ会話を続けようとせずすぐにデートに誘いましょう。
初デートの会話の盛り上げ方
ここまではマッチングアプリのメッセージにおける会話について解説しました。会話が進んだら、いよいよ初デートです。
いざ初めて会うと緊張して、会話が盛り上がらないと悩んでいる方も多いでしょう。そこでここからは、初デートの会話の盛り上げ方をご紹介します。
1.メッセージと内容がかぶってもOK!盛り上がる話題は再利用する
よくメッセージで話した話題はデートで話してはダメと思っている男性がいますが、そんなことはありません。相手が話したい話題であれば、何度再利用してもいいのです。
例えば、映画鑑賞が趣味の女性と「どんな映画が好きなのですか?」とメッセージで話していた場合。デートでは「ラブストーリーが好きとメッセージで言っていましたが、好きな映画はありますか?」などとさらに話を広げてみるとよいでしょう。
2.最初の15分で話したくなる空気を作る
話したくなる空気を作るためには、自己開示が欠かせません。特にデートが始まって最初の15分は意識的に自分のことを話すようにしましょう。
よく「女性はおしゃべりだから男性は聞き役に徹するのが良い」と言われますが、それはあくまで最終形態の話。初対面でお互いに緊張している状態であれば、いくら話すのが好きな女性でも相手に話してもらいたいと思っています。
まずは自分のことをオープンにて話しやすい空気を作り、女性にも質問をして話してもらいましょう。
3.質問をする直前に自分のことを話す
先ほど自己開示が大切というお話をしましたが、一方で「話を奪ってしまうのが怖い」という方もいるでしょう。そこでポイントなのが、質問をする直前に自分のことを話すことです。
例えば、バスケが好きな女性に対して、「いいですね!僕もサッカーやってるんです。バスケはいつからやっているんですか?」と質問の直前に自分の話をすれば話題を奪ってしまうことがありません。また相手の女性もより自分の話をしやすくなりますよね。
意識したいのは、情報を出す割合は5:5になるようにすること。婚活の場では”自分だけ情を奪われている”と感じさせるのはマイナスです。どちらかだけが自分のことを伝えるのではなく、同じくらいの情報を話せるように意識しましょう。
初対面でも女性が思わず話したくなるコツ
男性のなかには初対面の女性と話す時に緊張するという方が多くいますが、これは女性も同じです。マッチングアプリで出会い、初対面の時に思わず話したくなるコツを2つご紹介します。
1.笑顔をキープする
最も大切なのは笑顔をキープすることです。
「普段は笑わず、時々ニコッとしてギャップを見せると良い」と考えている方もいますが、女性にとってはにこやかな男性の方が親しみやすく話しやすいもの。無表情の男性に対してコミュニケーション力が低いと感じる女性も少なくありません。
アイドルのような全力の笑顔でいる必要はありませんが、口を横に広げ口角を上げることを意識しましょう。また、驚いたり大きな口を開けて笑ったり、表情豊かなリアクションをすることでどんどん話したくなる空気が作れますよ。
2.手は机の上で前傾姿勢で聞く
会話をする時の姿勢でも話しやすさが変わってきます。まず意識したいのは手の位置です。手は膝の上に置くよりも、机の上に置いたほうが相手に安心感を与えます。手が見えない位置にあると、「何かを隠しているのではないか」という心理になってしまうためです。
また、手を机の上に置くことで身体が前傾姿勢になり、相手の話に興味があるという印象を与えます。興味を持ってくれる相手には「もっと話したい」という気持ちになりますよね。
手でジェスチャーやリアクションをするのもオススメです。「こんなに大きな…」と手を横に広げたり、「○○ちゃん面白いなぁ」と手を叩いたりするのもよいでしょう。ビジネスシーンでも手のジェスチャーは有効なので、普段から意識しておくことをオススメします。
初デートで会話のネタが浮かばない!ピンチを乗り切る『適度に整理すべし』
せっかく初デートまで来れたのに、頭が真っ白になってしまったり、ネタ切れになってしまったりした経験がある方もいるでしょう。お互いが緊張している初デートでは、沈黙の時間は気まずく避けたいものです。
万が一の時に備えて、誰にでも使える話題をストックしておくと安心ですね。オススメの方法が、『適度に整理すべし』というゴロで覚えておくことです。
<覚えておきたい『適度に整理すべし』>
テ:テレビ
キ:気候・季節・気温
ド:道楽・趣味
二:ニュース
セ:生活・性(恋愛)
イ:田舎・出身地・胃(食べ物)
リ:旅行
ス:スキャンダル(時事ネタ)
べ:勉強
シ:仕事
例えば『キ:気候・季節・気温』なら、「最近寒くなってきましたね。今日も何着たらいいか分からなくて」と話題を作ることができます。
ゴロで覚えておけば、もし話題がないピンチな時にも、上から順にまだ話していない話題を探せるでしょう。相手が話したい内容を話題にするのがベストですが、武器として持っておくと安心ですね。
会話が続かない人がやるべきトレーニング法
いざステキな女性と出会った時にコミュニケーション力を発揮するためには、日頃からトレーニングをしておかなければいけません。
会話を続けるためにオススメなのが、『セルフ連想ゲーム』をすることです。「バナナといったら黄色」と連想していく『マジカルバナナ』を思い出してみてください。
例えば、<映画が好き→好きなジャンルは?→ラブストーリーが好き→ロマンティックなのが好き?→好き→付き合ったらイベントを大切にしたいタイプ?>など、自分で会話の流れを組み立てノートに書いていきます。50個ほど矢印が続けられるようにしましょう。
簡単そうに思える連想ゲームですが、実は多くの男性はこれができません。自分が詳しくないワードが出てくると、次に続けられなくなってしまうのです。
そこでオススメなのが、第三者に連想ゲームを見てもらうこと。プロである恋愛コンサルタントに見てもらえば、どの質問がきっかけで、会話の方向性がおかしくなってしまったのかが分かってきます。何回かトレーニングを重ねるうちに、長く会話を続けたり話の広げ方が上手くなっていきますよ。
【まとめ】マッチングアプリでの会話は話題選びが命!プロに相談するのもオススメ
今回は、マッチングアプリのメッセージやデートにおける会話のコツをご紹介しました。マッチングアプリの会話で何よりも大切なのは、話題選びです。話題は自分が話したいことではなく、相手が話したいことから選ぶようにしましょう。そのためにも、相手の女性のプロフィールをしっかり読み込んだり、話に耳を傾けたりすることが大切です。
また、マッチングアプリやデートでの会話に悩んでいるのなら、プロに相談するのが婚活成功への近道です。メッセージのシミュレーションや添削をしてもらうことで、効率的に女性との会話スキルを身につけることができるでしょう。
取材・文=よしだゆき
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