マッチングアプリの初デートをプロが解説!ベストな誘い方、行き先とは?
日本結婚相談所連盟所属の結婚相談所「アプリ婚」や、スキルシェアサイト、Twitterで婚活を始める方々をあらゆる角度からサポートしている、婚活アドバイザーの佐藤美香子です。
今回は、マッチングアプリでやりとりしている女性をデートに誘うタイミングとデートの時間帯のメリット・デメリットについてお話しします。
デートに誘いやすいメッセージの流れ
デートに誘いやすいメッセージの流れをお伝えします。
趣味からグルメへ話を展開させるとデートに誘いやすくなります。そして、もっとも展開させやすい趣味が「旅行からグルメ」です。
旅行とグルメはほぼセットになる事が多いです。まず相手に好きな旅行先を聞きましょう。旅行の情景を語らせます。すると旅行先のグルメの話が出てきやすいです。
もしグルメの話題にならなかったとしても、こちらから旅行先のグルメの話題に展開させます。グルメの話になれば、相手の女性の好きな食べ物を聞いて、「一緒に食べに行きませんか?」とストレートにお誘いしましょう。
誘うタイミングはアプリの設定で判断
誘うタイミングは4パターンに分かれます。
この時チェックしていただきたいのが、アプリの「プロフィール」の「出会うまでの希望」部分です。
ペアーズの場合、「気が合えば会いたい」「マッチング後にすぐに会いたい」「メッセージを重ねてから会いたい」「まずはビデオデートで」の4項目から選ぶことになります。
「気が合えば会いたい」に設定している方は、メッセージ開始から7日目前後で誘ってください。一番オーソドックスです。
「マッチング後にすぐ会いたい」という方は3日目前後で誘ってください。
「マッチング後にすぐ会いたい」に設定している人は、毎回同じようなことを聞かれることに疲れていたり、長期間メッセージするも途中で音信不通にされたり、会ってみたら写真と全然ちがった、などメッセージは不毛だと感じていることが多いです。
注意点としては、相手はマッチングアプリで20人以上と会っていると想定してください。
それなりの猛者が出てきます。猛者ではありますが、悪い女性というわけではありません。彼女たちは真剣であり、大事なのはデートでの印象だと分かっているからです。
一番読めないのは「メッセージを重ねてから会いたい」に設定している人です。
アプリに慣れておらず、怖さも感じていたりするので、1週間で誘ってokのこともあれば、1カ月後のこともありますので、相手の様子を見てみましょう。
「まずはビデオデートで」に設定している人は、コロナ慎重派の人か、合理的な人です。
誘う日数は変わらず7日前後で誘ってください。ただしこの場合は、マッチングアプリの機能にあるビデオ機能を使うことになります。
デートの時間帯のメリットとデメリット
デートの時間帯についての正解はないのですが、5つに分かれます。
「ランチ、カフェ、夜ご飯、夜飲み、コンテンツ系」で、絶対にここがいいというわけではなく、全てにメリット、デメリットが存在しています。
男性側の女性慣れやコミュニケーション能力に左右されやすいので、自分の能力値と相談して考えてみてください。
「ランチ」と「カフェ」
まず、「ランチ」と「カフェ」のメリットは下記になります。
・男性の金銭的負担が少ない。
・昼間の時間帯で安心感を出せるため、女性がデートに来てくれやすい。
・話していて違うなと思ったら切り上げやすい。(写真詐欺にあたってもすぐ解散できる)
デメリットは、下記になります。
・明るい時間帯なので、ムードが作りづらく恋愛の会話が少ししづらい。
・面接っぽい雰囲気になりやすい。
「夜ご飯」と「夜飲み」
「夜ご飯」や「夜飲み」は、「ランチ」「カフェ」の逆になります。ムードが作りやすいので、恋愛の会話に入っていきやすいというメリットがあります。
それから、お互いにお酒を飲める場合は、1杯はお酒を飲んでください。ビアゴーグル効果というものがあり、研究で「お酒を1杯だけ飲むと目の前にいる異性が素敵に見える」ことが証明されています。
ただし、ランチに比べると男性が奢った場合の金銭的負担が大きくなりますし、夜という理由で断る方もいるというデメリットがあります。
支払いについては、「おごり・おごられ論争」というのがあり、何を言っても炎上しやすいので、あまり言及はしたくないのですが、【マッチングアプリにおける最初のデート】は男性が全額支払ってください。
職場での出会いなど自然なものでしたら、割り勘でいいですが、ライバルがたくさんいる婚活という場面ではおごった方が有利になります。
自分のおかれている立場で考えましょう。女性はメイクで大変だね〜というメイク時間との等価交換という視点ではないです。
全ては、他のライバル男性に勝ち、女性の中での優先順位を高めるための行動です。その数千円は女性と縁をつなげるための投資と考えてください。
ちなみに、婚活では男性の金銭負担が膨大になってくるので、男性側からこの女性は2回目ないなと思ったら、お金をもらってokです。ただし本命女性には絶対おごり!の心意気で挑んでください。
初回デートでコンテンツ系はNG
最後の「コンテンツ系」は、映画や美術館、スポーツ観戦などのデートを指します。しかし、1回目からスポーツ観戦やコンサートなど重ためのコンテンツ系を選択すると失敗する率が高いです。
初対面で長時間一緒にいると、お互いに気まずさを感じやすいです。やはり最初は2時間ぐらいで食事の場などに行った方が気まずくなりにくく、成功しやすいので、初回から長時間のデートは避けましょう。
取材・文=及川静 イメージ写真=星野耕作
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