「イイ人」で終わらない「彼女の自慢のイイ人」になる<早織先生の恋の保健室>
傾聴だけで終わらない
「自慢のイイ人」だけがしていること
では「自慢のイイ人」は何をしているのでしょうか?
「自慢のイイ人」は「傾聴のフェーズ」が終わった後に、必ず「自分自身の意見を言うフェーズ」に移ります。
例えば、たくさん傾聴した後に「君の言っている意見は分かるけど、でも僕はこう思うよ」という自分の意見、自分の価値観というのを相手に伝えています。
ここでのポイントは、頭ごなしに否定せず、「わかるよ。だけど、自分はこう思うよ。君はどう思う?」と相手の意見を尊重しながら言うこと。
つまり、傾聴だけをして「どうでもイイ人」になってしまう人は、相手に合わせ過ぎてしまうあまりに、「何を考えているのかわからない」と女性から思われてしまいます。
ですが反対に「自慢のイイ人」は、「少し自分と意見が違うところもあるかもしれないけれど、この人のこういう価値観も素晴らしい」と女性に思わせているのです。
これが「どうでもイイ人」と「自慢のイイ人」の大きな違いです。当然、恋愛をしていく上で傾聴はすごく大事ですが、傾聴だけしていればいいというわけではありません。
・きちんと傾聴をした後に、自分自身の価値観をきちんと伝える
これを、勇気を持ってしていくことが大切なのです。
恋愛の上達に繋がる
「アウトプットすること」の重要性
では女性に自分自身の価値観を伝えるために、気を付けるべきポイントと具体的な方法をご紹介します。
例えばご飯を食べに行く時に、「何でもいいよ、君の好きなものにしなよ」といつも言っていませんか?
女性は「何でもいい、君の好きにしていい」と言われ続けると、「この人、何を考えてるの?」と思い、自分の意見を優先されて嬉しいはずなのに、「あなたの意見も言ってよ!」とストレスを感じるようになります。
もちろん「君に合わせるよ」というフェーズがあってもいいのですが、関係性を築いていく早い段階で「僕は中華がいいなぁ。君は?」というようにきちんと自分の意見を言える男性になることが、自慢のイイ人になるためには必要です。
「自分の意見が相手と違ったらどうしよう」と不安になるかもしれませんが、そもそも人間というのは、ぴったりと意見が合うということはほとんどありません。
兄弟でも、親子でも価値観が違うくらいなので、全部が同じという人はいないのです。むしろ違う意見があるからこそ、次の成長があるのです。
ですから
「何食べたい?僕は中華だけど君は?」
「私は和食の気分かな。」
「じゃあ、ジャンケンして決めようか!」
と決めてもいいですし、
「今日は君の意見を優先しよう、でも今度は中華食べようね」
でも良いのです。
しっかりと自分の価値観を伝えられる男性になること。そのために、日頃から友人や会社の中できちんと自分の感情を伝えるようにしましょう。
これをしておかないと、自分の感情と価値観を言語化することができず、好きな女性にきちんと言葉を伝えることができません。
好きな人の前でだけカッコつけようとせず、日常生活でいろいろな人に自分の価値観を聞いてもらうことも恋愛を上達させるためには重要です。
「どうでもイイ人」ではなく、「自慢のイイ人」になるために、勇気を出して自分の価値観を言葉でアウトプットしていきましょう!
山本早織プロフィール
「結婚相談所Agum」代表。グラビアアイドル、銀座のホステスなどを経て婚活市場で起業し、結婚につながる恋のコンサルタントとして活躍。選択理論心理学や、自身の体験、恋愛学など様々な角度から男女の関わり方を研究し、年間約800回の恋愛コンサルを行い多くの婚活男女を成婚へ導いている。日刊SPA!「結婚につながる恋のはじめ方」(毎週木曜連載中)は最高60万アクセスを記録。TikTok「恋の保健室@SAORI先生」はフォロワー3万7000人を突破。
山本早織公式SNS
YouTube:恋の保健室 山本早織先生Twitter:@yamamotosaori_
Instagram:saori_yamamoto
TikTok:saori_koishitai
NOVIOは、KADOKAWAが運営する男性の恋活・婚活をサポートするサイトです。 恋愛に役立つ記事が読める他、マッチングアプリ用の写真撮影、プロフィール添削、恋愛相談など、 NOVIO公認の恋愛コーチによる1対1のサービスが受けられます。 ぜひチェックしてみてくださいね!