【あなたは大丈夫！？】実は恋愛テクニックNGな方法＜早織先生の恋の保健室＞

監修：

山本早織

こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント、山本早織です。

これまで数多くの男性に対して恋愛のヒントをレクチャーしてきた私が「実はNGな恋愛テクニックの方法」についてご紹介します。

山本早織の恋愛相談サービス

あなたの行動はすでにバレている!?
不自然な恋愛テクニックが逆効果になる理由

今回は、実は恋愛で使わない方がいい心理学、「ミラーリング」についてお伝えします。

YouTube や本、ブログ、コラム、さまざまなところで行動心理学やいろいろな心理学を使った恋愛テクニックが紹介されていますが、その中で“私が男性にずば抜けて絶対におすすめしない心理学”がミラーリングです。

ミラーリングとは、鏡の法則のように「相手が水を飲んだら、自分が水を飲む」「相手が頭をかくから自分もかく」と、相手と自分が鏡映しに行動することで、共感性が生まれ、心が通じ合うという心理学。

これが最初に紹介されたばかりの時にすごく流行り「女の子が水を飲んだら水を飲む」という男性が増えました。

では、なぜこのミラーリングがおすすめできないのか？

分かりやすく言うと、この方法は女性男性どちらとも、もう知っている人が多いのです。

ですから、「水を飲んだら、水を飲む」「食べ物を取ったら、食べ物を取る」という方法が実はもうバレている可能性があります。

そして、これを使うことによって「この人はコミュ力が低い」と女性から見えてしまうのです。

私の妹が合コンに行った時のことなのですが、帰ってきて第一声に言ったのが、「めっちゃミラーリング使う男性だったんだけど！」でした。

これ、面白いなぁと思って聞いていたのですが、「私が水飲むと水飲むの。私がお酒飲んだらお酒飲むのね。なんかもうそれが不自然すぎて、すっごい違和感だった」と言うのです。

彼が意識してやってしまっていたというミラーリングは、不自然で女性にバレていたのですね。

無理に合わせるのはNG！
好意がある人とは自然に合うタイミング

この方法は、意識せずに実践するからこそ効果が高いのです。

どういうことかというと、ミラーリングは「ミラーリングをすることで心を通わせよう」ではなく、「心が通った人とミラーリングが成立してしまう」という心理学だと私は思っています。

ですから恋愛の中で意識して同じタイミングでお酒を飲むのではなく、なんとなく無意識の中でミラーリングができるようになったら、相手が自分に好意があると判断してもいいよと伝えています。

私は結婚しているので恋愛をするということはもうありませんが、お仕事で男性とよく会食をします。

以前YouTubeでコラボさせていただいたMBさんや権藤優希とさんは、しょっちゅうお食事をさせていただいている仲なのですが、自然と全員同じタイミングで水を飲んだり、同じタイミングで同じものを取ったりします。

これは恋愛感情がそうさせているのではなく、人と人との信頼関係、人間としての好意のようなところで通じ合っているものが、その行動を起こさせていると私は分析しています。

「この人と同じタイミングで同じことをしているな」となんとなく感じたら、その人は自分に好意があるのかも。

その好意が恋愛感情なのかということを確かめることはできませんが、「人として好意があるということは、その人と恋愛感情が発展する可能性がある」と判断していいのです。

ミラーリングを無理矢理使うと、女性はそれを見抜きます。「ミラーリングしているな」「この人、違和感あるな」と、見抜く力が男性よりもとても強いので、無理に意識するのは禁物。

ミラーリングは「無意識にしていたらいつの間にか同じ行動を取っていた」と相手の好意のバロメーターとして使った方が効果的なのです。

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山本早織プロフィール

「結婚相談所Agum」代表。グラビアアイドル、銀座のホステスなどを経て婚活市場で起業し、結婚につながる恋のコンサルタントとして活躍。選択理論心理学や、自身の体験、恋愛学など様々な角度から男女の関わり方を研究し、年間約800回の恋愛コンサルを行い多くの婚活男女を成婚へ導いている。日刊SPA！「結婚につながる恋のはじめ方」（毎週木曜連載中）は最高60万アクセスを記録。TikTok「恋の保健室@SAORI先生」はフォロワー3万7000人を突破。

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