“すぐに結婚できる男性”と“いつまでも結婚できない男性”の違い

監修：

山本早織

こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント、山本早織です。

グラビアアイドルから銀座のホステスを経て、現在は選択理論心理学をベースに、自分の体験や恋愛学、成功哲学など様々な角度から男女の関わり方を研究し、これまで数多くの男性に対して恋愛のヒントをレクチャーしてきた私が、今回は「“すぐに結婚できる人”と“いつまでも結婚できない人”の違い」について、お話していきます。

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自分にも周りにも"素直”でいられる人は成婚が早い

日々、多くの男性クライアントと接する中で感じるのは、男性の婚活がズムーズに進むか否かは、ほとんどの場合“プライドとの戦い”ということです。

男性は比較的プライドが高く「結婚を焦ってるように見られたくない」「モテているように見せたい」と、素直になれない方が多いのです。

でも、婚活をスムーズに進めるためには自分の弱みも強みも認めて、“素直になる”ことがとても大切なのです。

格好の悪いところも周りに見せることができるようになると「結婚なんて焦ってないし」といった言葉が出なくなり「誰かいい人がいたら紹介してね」といった風に、周りに協力を仰ぐことができるようになります。

あなたが結婚したいことを知っている周りの人々は、素敵な女性がいたら、あなたに積極的に紹介してくれるようになるでしょう。そうすることで、結婚へのチャンスが自ずと増えるのです。

傷つくことを恐れて、複数の女性と交際を進めるのはNG

次に、すぐに結婚できる人の特徴として挙げられるのが「1人の女性と毎週会っている」ということです。

アプリや相談所を利用して婚活を始めると、普通の恋愛からは考えられないスピードでフラれることも日常茶飯事です。

傷つくことを恐れるあまり、保険のように複数の女性に対してアクションを取る方が中にはいますが、実はこれ、いつまでも結婚できない人の共通項なんですよ。

結婚相談所を利用する場合、恋人関係に発展する前に、互いのことをよく知る期間として“仮交際”というステイタスがあります。

一人のお相手に絞る“真剣交際”に入る前の見極め期間で、他の方とのお見合いや、複数の異性と並行しての仮交際が認められているのですが、私の相談所では、仮交際を進めるのは多くても“2人まで”とおすすめしています。

複数の人と交際をすると、1人の女性に割く時間やパワーが減ってしまいますよね。

女性は、マメに連絡をくれたり、頻繁に会う機会を作ってくれるといった男性の行動から「自分を大切にしてくれている」という気持ちを受け取る生き物なので、自分の優先順位が低いと感じさせるような男性を結婚の対象として見ることはないのです。

自分の親との関係にも目を向けてみて

最後にお伝えしたいのは、親子関係が悪い人は婚活で苦戦しがちな傾向にあるということです。

子供の時から、一番多く目にしている夫婦のモデルは実の親ですよね。その両親の仲が悪かったり、嫌っている方は親の愛情を信頼することができていない状態だったりするのです。

いざ婚活を初めても、相手の愛情を信じられなかったり、自分を取り繕ってしまったりして、せっかく出会えた女性とも、うまく前進できない方が多い場合があります。

そういった家庭環境は自己肯定感にも影響を与えています。親との関係性を見直し、他人を信頼する力や自己肯定感を高めることは、この人だ！と思える女性と、スムーズに良好な関係性を築くための大きな力になってくれます。

親子関係というのは複雑で、一朝一夕に解決できない問題ではありますが、長い目で見ると、自分の子供の結婚観にも影響を及ぼしかねないので、思い当たる節がある方は婚活を機に是非向き合ってみてくださいね。

山本早織プロフィール

「結婚相談所Agum」代表。グラビアアイドル、銀座のホステスなどを経て婚活市場で起業し、結婚につながる恋のコンサルタントとして活躍。選択理論心理学や、自身の体験、恋愛学など様々な角度から男女の関わり方を研究し、年間約800回の恋愛コンサルを行い多くの婚活男女を成婚へ導いている。日刊SPA！「結婚につながる恋のはじめ方」（毎週木曜連載中）は最高60万アクセスを記録。TikTok「恋の保健室@SAORI先生」はフォロワー3万7000人を突破。

取材・文＝板倉理紗

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