【マッチングアプリ失敗談3】自分だけが舞い上がっていたのか…（24歳・男性）

会計は割り勘で済ませて（私が多めに支払いました）トークの中で私が「基本的に黒の服しか着ない」と話していたので、2人で服を見にショッピングへ行くことになりました。

女性は私に合うような色を勧めてくれましたが、私の方はさんざん悩んだ挙句、結局一着も買わないまま店を出たのです。ふと女性を見ると寂しそうな顔をしていたのを今でも忘れられません。

その後、タピオカが流行っていたので2人で行列に並んでタピオカを買い一緒に飲みました。私は行列が苦手で並んでいる最中に色々愚痴をこぼしてしまいました。女性がなだめてくれましたが我ながら大人げなかったなと今は思います。

帰り際に私が「今度映画に行こう」と言うと女性は嬉しそうに大声を挙げて「うん！」と言ってくれました。手ごたえを充分に感じた私は帰りの電車の中で充実感を感じていたのです（この後、地獄に突き落とされるとは知らずに…）

自宅に帰った後、女性に次の予定のLINEをしてもその日に既読はつきませんでした。翌日、仕事終わりに見てもまだ既読はついていませんでした。

不安に感じた私はマッチングアプリで、その女性を見ると何と退会していたのです。すぐにブロックされたのだと察しました（私が使っていたマッチングアプリでは、ブロックすると相手側には退会したと表示される）

一気に天国から地獄へ突き落とされたような気分になったのです。「舞い上がっていたのは私の方だけだったのか…」と悲しさも押し寄せてきました。女性側の態度だと好感触だと思っていましたが、よくよく考えると私の方に反省すべき点があったのだと思います。

・女性に気を使わせてばっかりで自分は何もしない
・女性が自分に合う服を一生懸命選んでくれたのに結局買わない
・せっかく2人で行列に並んだのに私は愚痴ばかり呟いている

結局は自分のことしか考えていなかったということです。これでは最初のデートで見切られてもおかしくありません。人に寄り添う気持ちが全くないのだなと感じました。これは女に不慣れかどうかではなく人としての問題でしょう。

マッチングアプリをして素敵な女性と巡り合えたのに本当にもったいないことをしたと今でも思うときがあります。けれど失敗をいつまでも嘆いていては前に進めません。私はこの失敗を教訓にして次に活かしていこうと決めました。

何より人に対して思いやる・寄り添う気持ちを強く持とうと決心した出来事でもあります。