【マッチングアプリ失敗談9】カラオケで空回りして失敗した話(20歳・男性)
カラオケに着いて部屋に入ると、彼女は「私人前で歌うの苦手だから歌っていいよ」と僕に告げました。
僕は彼女にフォローを入れつつも、人前で歌うのが本当に苦手のようなだったので、とりあえず1曲歌うことにします。
僕は歌には自信がありました。誰かとカラオケに行けば必ず褒められるし、点数勝負でも負けたことがありません。だからこそ「自分の歌を聴いてくれたらなにか反応が変わってくれるかな」と少し期待している自分がいました。
しかしいざ歌い終わってみると、彼女は自分が思ってたよりも無反応だったのです。僕はそこではじめて「これはちょっとやばいな、どうしよう」と思い、そのあと歌うのをやめることにしました。
僕は彼女と沈黙になるのがイヤだったので、とにかく彼女を質問攻めにします。
「なんか今ハマってることとある?」
「今見てるドラマある?」
「好きな歌手いる?」
しかし彼女から帰ってくる答えは、
「ないかな」
の一言だけでした。
僕はその後も長い沈黙の中たまに思いついた質問を彼女にぶつけ、沈黙→質問→話が広がらない→沈黙をひたすら繰り返しました。
ついには彼女と話すことがなくなって、僕はあからさまに疲れ果てた様子を見せます。すると彼女は「疲れたよね、一生懸命頑張ってくれてるのに冷たくなってごめんね。でもこれが普段の私なんだ」と申し訳なさそうに告げてきたのです。
正直僕は「脈なしだから冷たいんだ」と諦めて帰ろうと思っていましたが、この言葉を聞いて彼女のことが余計に分からなくなりました。しかし僕は脈なしだから冷たいわけではないのが分かったので、弱気な僕が勇気を出して慣れない恋愛話に踏み込んでみます。
僕 「今までどういう人と付き合ってきたの?」
彼女 「高校の時の同級生と3ヶ月だけ付き合ったことがあるかな」
僕 「なんで別れちゃったの?」
彼女 「1ヶ月くらい経ってから一緒にいてもつまらなくなっちゃって」
僕 「女の子は何を基準につまらないと感じるの?」
彼女 「行き先決めない、やること決めないとかでグダグダしちゃうのがイヤだ」
こんな感じでそれとなく話は弾むようになり、僕も数少ない恋愛の過去を彼女に告白しました。
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