【実録】障害、死別、海外在住…不利な条件から一転した男性の婚活成功記
こんにちは、婚活アドバイザーの石川瞳です。
【30歳以上の結婚したい男性】に特化した結婚相談所を経営する私が、その経験と実績を活かし、“女性から選ばれる秘訣”をお伝えしていきます。
今回は不利な条件を逆転させた3人の男性の婚活奮闘記と、婚活を成功させた彼らの共通点についてご紹介します。
1.ハンデを乗り越え、結婚が決まった男性
私の相談所に所属していた、とある障害を抱えた男性会員Aさんのお話です。ご縁を狭めてしまうので、自分の障害についてプロフィールには書かなかったのですが、「自分が障害を持っているからこそ、相手のことを思って何でもするし、相手のことを第一に考えて婚活する」と宣言し、Aさんは活動をスタート。
なかなかないケースなので私も最初は心配しながら見守っていたのですが、その必要は全くありませんでした。最初の言葉通り、彼は「お相手のことを第一に考える姿勢」で全力で婚活に取り組んだのです。
例えば、デートの席で通常ならケーキセットを頼むことができないラウンジなのに、「予約なら注文できる」という情報を掴んで相手のために準備するなど、常に相手が喜ぶことを先回りして考え、行動に移しました。また、休みの日はすべて婚活に捧げ、私への報告や相談も欠かしませんでした。
そして、その頑張りが実り、ついにAさんと前向きに交際したいと言ってくれる女性が現れたのです。
彼女が現れてからも彼の献身ぶりは健在。彼女が「映画を見たい」と言えば普通の映画ではなく、座席が動いたり、風が出たりする4DXに連れてい行くなど、「彼女のしたいこと」の最上級を常に考え、実行し続けました。
すると今度は女性の側から「真剣交際に入りたい」という打診があったのです。そして、その時点で彼女に障害のことを話すと、「それは個性だと思っているし、今のあなたといて困ることは何もない」とすんなり受け入れてくれたのでした。
しかし、女性の母親には猛反対を受けてしまいます。「障害がある人と娘を結婚させるわけにはいかない」と言われたAさんは、自分が障害者であることを改めて感じ、とても落ち込んでいました。
ただ、そこで行動を起こしたのは彼女。「Aさんは本当にいい人で、どうしても彼と結婚したい」と毎日母親を説得し、彼と母親を引き合わせました。そして直接会った母親はすぐにAさんを気に入り、無事に結婚が決まったのです。
「相手のことを第一に考える」というAさんの思いが彼女の心に届き、障害が気にならなくなるくらい彼女にとって必要な存在となったのでした。
2.4歳の娘がいる40代のシングルファザー
奥様をがんで亡くされて、4歳の娘さんを1人で育てながら婚活された40代の会員Bさんのお話です。彼は、夜中に「人生が辛い、寂しい、孤独が怖い」と悩む人の相談に乗るボランティアをしているくらい、とても心が温かい方です。
相談所に入る時もニコニコしながら「石川さんに会えて嬉しいです。ずっとYouTubeを見ていたので」と素直に伝えてくれて、「何を言ってるんだと思われるかもしれないですが、結婚がしたくて…」と、謙虚な姿勢でこれまでの人生や今後についてお話されるので、その時点でとても好印象でした。
また、亡くなられた奥様に対してもずっと感謝の思いを抱いていらっしゃり、その思いを聞いた時、私は「絶対にこの男性を結婚させなくては!」と心に誓いました。
そして、40代で初婚の女性からお申込みがあり、最近めでたく結婚が決まったのです。4歳の娘のお母さんになることは女性にとっても大変なこと。私は彼女に「彼にお申込みをした理由」を聞いてみました。
すると彼女は「お見合いをするかどうか何か月も悩みましたが、会ってみて私がお母さんになれないと判断されたらそれまでだなと思ったんです」と答えたのです。なんと女性側はあくまでも選んでもらう姿勢だったんですよね。
Bさんも「お母さんになってもらいたいんじゃなくて、家族が欲しいと思って婚活を始めたから。もしよろしければ」と伝え、2人はめでたく結ばれました。
一緒にいる時はお互いを常にほめ合い、「こんないい人に出会えるなんて思わなかった」と喜ぶ女性の姿を見て、私は婚活の可能性を改めて実感しました。
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