【実録】不労所得で年収1000万円超えのハイスペック男性が墜ちた豹変女子

監修：

石川瞳

結納金200万円を払ったら、甲斐甲斐しかった彼女が豹変

彼に話を聞くと、「成婚後に200万円の結納金と、300万円の婚約指輪をねだられた」とのことでした。

一般的な感覚だと結納金で200万円と聞くと高いと感じると思うのですが、「日本ではこの金額の結納金を払うのが当たり前なんだ」と強く彼女に言われた彼は、払ってしまったのです。

すると、いままで甲斐甲斐しかった彼女の態度が一変。家にいても寝ているだけで料理もしなくなり、手をかけて作っていた料理も冷凍食品などで済ませるように。挙句の果てには「家政婦を雇いたい」とまで言い出したのです。

お金を手にした彼女は一瞬にして“セレブを満喫したい女子”に変わってしまったのでした。

冷静に俯瞰して見ることが大切

世の中には「こうやってしておいた方が後々いいだろう」と、計算して人間関係を作っている人も意外と多かったりします。

また、「何でもお金で叶えます」とも取れるプロフィールを書いてしまうと、お金目的の女性が集まる確率は高くなります。

ですが、恋愛にのめり込み相手のことを真正面から受け止め過ぎると、そういう面に気づけなくなってしまうのです。

彼は一瞬にして彼女の性格がガラっと変わってしまったと言いますが、本当にそれまでに気づける要素はなかったのでしょうか？

例えば、“結納金”の200万円もそうですし、“息子との顔合わせ”に関しても、「これから義理の父親になるのにテレビ電話でカジュアルに済ませてもいいのか」など、もっと確かめたり、すり合わせたりすることができたように思います。

婚活では相手のことを短期間で見極めるため、「この行動は一般的に見てどうなのか」と一瞬立ち止まり、俯瞰で見る必要があります。

ですが、急激な勢いで二人が同じ方向を向いている時、「この人に決めなきゃいけないんだ！」と強迫観念のようなものが働き、選択を間違えてしまうことも残念ながらあるのです。

彼女との関係を解消した彼も「あの時は彼女の勢いがすごくて、たとえ石川さんに引き留められたとしても立ち止まることは難しかった」と当時のことを振り返っていました。

俯瞰で見ることを忘れないためには、相手の流れに身を任せるのではなく、自分の中での明確な“基準”を持つことが大切です。

結婚した時に自分がどうありたいのかという理想の姿や、どんな結婚生活を一緒に歩んでいきたいのかを具体的に考えること。それが理想の結婚相手を引き寄せる第一歩なのです。

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石川瞳プロフィール

【30歳以上の結婚したい男性専門】に特化した結婚相談所「Braidallink目黒」代表。神経言語プログラミングNLPを学びカウンセラーを経験し、2016年に結婚相談所を立ち上げる。男性に特化した「戦略的に成婚退会できる」婚活メソッドで婚活男性をサポートし、成婚率は業界水準を大きく上回る82.6 %を記録している。30〜40代男性をターゲットに書いた婚活ブログがGoogle1位を取得。 YouTubeチャンネル「さよなら婚活チャンネル」の登録者は1.4万人。

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