【マッチングアプリ失敗談13】1ヶ月以上かけて、せっかく素敵な女性と会えたのに…(25歳・男性)
マッチングアプリで婚活・恋活経験のある男性から寄せられた失敗談をご紹介します。
投稿者プロフィール
T(25歳・男性・会社員)
独身で1人暮らしをしています。営業の仕事をしていますが、恋愛に関しては奥手・消極的で、3年以上彼女がいません。
アプリを始めてみて、メッセージのやりとりは続くものの、リアルで会うために、自分から誘う勇気がなかなか出せず、メッセージだけでフェードアウトされてしまうこともしばしば。
特に趣味らしい趣味はなく、休日は一人家で過ごすことが多いです。
マッチングアプリ失敗談
Sさんは、事務職として働く25歳の女性で、僕と同い年でした。アプリをきっかけに、たまたま好きな漫画や野球好きが一緒だったこともあり、メッセージのやりとりは1ヶ月以上続きました。
アプリの写真で見たSさんの印象は、いわゆる可愛い系の方で、メッセージのノリもよく、明るい友達の多いタイプの方でした。たわいのない話をずっとしていましたが、マッチングアプリからLINEもすぐ交換できていたので、僕としては心地よく、楽な気持ちでコミュニケーションをとれていたと思っていました。
毎日数回ずつのメッセージのやりとりは続いていましたが、僕は自分から「会おう」と誘う勇気がなかなか持てませんでした。初めてマッチングアプリを使ったこともあり、どの距離感で詰めたらいいのか分からず、またマッチングアプリを使っていることを、友人にいうこともしていなかったので、相談できず…。今思えば、少しダラダラとメッセージを続けてしまっていた気もします。
初めてやりとりを始めてから、1ヶ月半くらいたったころ、彼女の方から「ご飯でも」と言ってもらえました。Sさんの家は少し中心地から離れており、比較的中心地に住んでいる僕の家からは、電車で1時間半以上離れたところに住んでいました。
一緒に夜ご飯を食べた後、遠方のため終電で帰れないことも考慮し、1回目のデートで、いきなり僕の家で、一緒に料理を作ることになったのです。
普通は、どこかのお店でお酒でも飲みながら、食事をすることが多いと思いますが、なぜかこんなことになりました。もちろん私も、こんなことになるなんて夢にも思っていなかったので、一人舞い上がっていたことを憶えています。
デート当日、私の自宅の最寄り駅で、19時頃、初めての待ち合わせをしました。会うまでは、電話で話したこともなく、プロフィール写真以外の交換もしていなかったので、ちゃんと分かるかなと、正直かなり緊張していました。
駅前で時間通りに合流することができ、一緒に歩いて、自宅に向かうことになりました。元々の話では、一度私の自宅に来てから、食料の買い出しに行くことになっていましたが、彼女からの提案もあり、そのまま最寄りのスーパーへ買い出しに行くことになりました。今思えば、会って数分のこのタイミングが、すでにターニングポイントだったのだと思います。
スーパーについてからは、何を作るかは明確に決まっていなかったので、スーパーの中を歩きながら決めようと話していました。カートを押しながら、1~2分ほど歩いていた時に、「ちょっとトイレに行ってきてもいい?」と言われ、「適当にうろうろして待ってる」と、私たちはスーパーの中で一度別れました。
私は何も考えず、スーパーを適当に歩きながら待っていましたが、5分経っても、10分経っても、15分経っても、Sさんはトイレから戻ってきませんでした。
状況がつかめなかった私は、LINEで「大丈夫?」とメッセージを送りましたが、一向に既読にならず。LINEで初めての電話をしてみるも、もちろん出てくれない。
20分くらい経った頃に、「あ、帰られてしまったんだ…」と察しました。かごの中に入れていた野菜や飲み物をスーパーに戻して、一人自宅に戻りました…。
Sさんに帰られてしまったことに気付いたときは、ショックというよりも、「何も言わずに帰りやがって!」と腹を立てていましたが、冷静になって考えると、色々反省すべきことは多かったかなと感じています。
優柔不断で、ずるずるとメッセージを続けてしまい、自分から次のアプローチをかけなかったこと。会ってからも、初めて知らない人と話をする緊張から、ろくに相手の目を見ず、どんどん前を歩いて行っていたこと。
話の流れとはいえ、最初に会う場所が初対面の男性の自宅であるということも、あまり良い判断ではなかったなと感じています。普通に考えれば、女性からしたら、怖いですよね。
また、自分が登録していたプロフィール写真は、決してアプリなどで加工していたものではなかったですが、普通よりも良く撮れた、3年前の写真を登録していたので、彼女からしたら、会ってみて「思っていたのと違う」という印象を与えてしまっていたのかもしれません。
もちろんこの日以降、Sさんと連絡を取ることもありませんでしたので、私のマッチングアプリの初陣は、せっかくのチャンスを逃す形となってしまいました。残念な結果ではありましたが、今思えば、わざわざ遠いところから来てくれた女性にも、申し訳なかったなと思っています。
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