デートでモテる“女性のいじり方”<恋愛コンサルタントりすこ解説>
こんにちは、恋愛コンサルタントのりすこです。普段は認定心理士の知識やマッチングアプリで82人の男性とデートをしてきた経験をもとに、恋愛相談やプロフィール添削をしています。
初デートに漕ぎつけたものの、なかなか2回目のデートに進めない、というお悩みをよく聞きます。そこで注目したいのが、“冗談”の力。
会話にフランクな冗談を混ぜ込むことができれば、肩の力も抜けて好印象になるんです。マッチングアプリで82人の男性とデートをしてきた私が、「もう一度会いたい」と思わせる“モテる冗談”のコツをお話しします。
ハードルの低い自虐・失敗ネタで親しみやすさをアピール
初回デートって、お見合いみたいな感じになりがちです。でも、そういう雰囲気を作ってしまうとお相手も必要以上に緊張してしまい、「また会いたい」とはならないもの。適度に冗談を交えて、ラフな雰囲気で笑い合える空気を作りたいですよね。
とはいえ、相手を傷つけるような冗談はもちろんNG。反対に失敗が少ないのは、自虐ネタや失敗ネタ。たとえば「この前カフェに入って3秒ぐらいでコーヒーこぼしちゃってさ、恥ずかしくてすぐにお店出ちゃったんだ」とか、些細な失敗談ならお相手も一緒になって笑うことができます。
比較的若い方だったり、前髪をおろしているなど可愛い系の雰囲気の方には特におすすめです。一緒に笑うことで、あなたのことを親しみやすく感じてもらえるはずです。
お相手の持っているギャップに注目してみる
初対面のお相手をイジるのはなかなか勇気のいることですが、まったく不可能ではありません。第一印象とは違う言葉を掛けることがイジりになるんです。
たとえばお相手の方がすごくマジメそうな第一印象だったら、「プライベートでははっちゃけてそうですよね」や「実はにぎやかなことが好きそう」など、お相手の持っているギャップを「言われてたぶん嫌じゃないだろうな」っていう範囲のポジティブな言葉で伝えてみましょう。
人はそれぞれ、いろいろな面を持っています。マジメそうに見える人だって、いつもマジメな面ばかりではないでしょう。自分では「本当は正反対の面もある」と思っているのが普通。そこを突いてあげるのです。「本当は○○○な人なんじゃないかな(と私は想像しました)」というニュアンスなら、変な空気になることはないと思います。
もし、少し話してみてすごく相性がよさそうなお相手なら「裏では意外と黒そうだよね」など強めにイジってみてもいいと思います。お相手の反応をよく見ながらであれば、冗談はグッと距離を縮めるいいきっかけになってくれます。
ただしお相手の見た目や頑張っていること、大切にしているものをイジるのはタブーですので、注意しましょう。
自信を持って、笑顔でさらりと伝えよう
冗談を言う時は、話すニュアンスやトーンも大事。冗談はお相手に笑ってもらいたくて言うものですから、深刻そうだったり、“用意してきました”といった感じで緊張しながらでは、うまくいきません。
特にデートの時は、冗談に限らず自信なさげな態度はマイナス。多少不安なことがあってもどんと構えて、堂々としたふるまいを心がけましょう。冗談を言う時は笑顔で、さらりと軽い感じがベターです。
たとえば、「意外と深く考えるタイプでしょ」という一言も、改まって言うとどこかお説教のように受け取られてしまう可能性も。
反対に、笑いながら「意外とけっこう深く考えるタイプじゃない?」と軽いトーンで会話に挟み込むように口にすると、お相手も受け取りやすくなり「そうなの~、わかる?」「え~、そんな風に見える?」といったリアクションが生まれます。
表情や言い方など、言葉以外の部分で伝わる情報は意外と多いもの。お相手に笑ってほしい、という気持ちが伝わるように、自信を持って、笑顔でさらりと、を意識してみましょう。うまくハマってお相手の笑顔を引き出せたらしめたもの。一度笑顔を交わすとお互いの緊張もほどけ、心の距離がグッと近づきますよ。
りすこプロフィール
日本心理学会認定心理士/恋愛コンサルタント/Pairsエンゲージ公認プロコーチ 82人の男性とデートした経験と、認定心理士の知識をもとに、恋愛のコンサルタントとして活動。フジテレビ「めざまし8」、AbemaPrime「令和時代の夫婦の形を探る」、BSフジ「恋愛マルシェ」出演。Youtubeのチャンネル登録者数は2万8000人。
構成・文=酒寄美智子
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