初デートは奢るのが正解? 恋愛コンサルタント・りすこが解説!
こんにちは、日本心理学会認定心理士で恋愛コンサルタントのりすこです。マッチングアプリで82人の男性とデートをしてきた経験を活かし、恋愛のお悩み相談にのっています。
デートでお店に入った時に会計をどうするか、これってけっこう難しい問題ですよね。どういうふるまいがスマートか、私の経験も踏まえてお話しします。
初回はぜひ男性がエスコートを
結論から言うと、マッチングアプリでの出会いであれば、初回デートでは男性側が払うのがスマートです。私個人としては割り勘でもありだとは思っていますし、世の中には「奢られるのはイヤ」という女性も確かにいるんですけれど、そういう方はまだまだ少数派だとは思います。
日頃、相談者さんのお話を聞いていても、初回デートに限っては女性と男性が同じだけ払うことに違和感を覚える、という方の方がまだ多いかな、という印象です。
それにアプリでは初デートは男性から誘うケースが多いですよね。それなのにお会計が割り勘だと、女性としては「ん?」となってしまう可能性があります。そういう取りこぼしを防ぐ意味でも、初回は男性側が払うのがスマートだといえます。
マッチングアプリは同時進行の世界。複数の男性とやり取りをする中で、一番波長の合う一人を決めていく、という恋愛の進め方が普通です。そんな中で、たとえばAさんとBさんが同じ魅力度だった場合にAさんは奢ってくれた、Bさんは割り勘だった、となったら、やはり奢ってくれたAさんがより魅力的に見えてしまうもの。
男性が女性に「1,000円だけでいいよ」と伝えるケースもあると思いますが、やっぱり私は最初のうちは全額払ってあげることをお勧めしたいです。特に初回デートはそのお相手と今後どうなっていくかを見極める大事なチャンスでもあるので、お相手によりよい印象を与えるためにも可能な部分はスマートでいたいですよね。
2回目以降のデートでのスマートな会計方法
「最初のうちずっと奢ってあげていたら、その後もずっと奢り続けないといけなくなるのでは?」と不安になる方もいらっしゃるかもしれません。でも、だいたいの女性は奢られ続けるのを居心地悪く感じていたりするんです。
普通の女性なら相手に負担をかけさせ続けていることも気になるはずだし、「奢ってもらったらその分ほかのことで返さないと…」という気持ちも働きます。
ずっと奢られ続けたい女性も存在するかもしれませんが、それはきっといわゆる“港区女子”のような、ハイブランドのバッグを持ってピンヒールをはいているタイプ。そういう雰囲気でなければ、心配する必要はないと思います。
10以上の歳の差があるなどの場合はまた別ですが、年齢が近いケースだったら本音では割り勘でいい、という女性が多数派なのではないでしょうか。
2回目のデート以降、女性が「私も出しますよ」と言ってきたら、「じゃあごめん、〇円だけいい?ありがとう」という感じで受け取っていいと思います。
この「ありがとう」のひと言が意外と重要。女性からすると「私よりも多く払ってくれているのに、私の気遣いに対して『ありがとう』と言ってくれた」という優しさが印象に残り、好印象につながるのです。
奢りから割り勘に切り替えるタイミングは?
男性が奢る段階から割り勘に切り替えるタイミングは確かに難しいですが…、付き合い始めたタイミングが一つのきっかけになるかもしれません。
多分、多くの女性はお会計のタイミングで毎回「私も出すよ」と半額程度出すつもりでいてくれると思うので、お会計が5,000円だった場合、もしまだ付き合う前だったら「1000円でいいよ」と少なめに受け取って、付き合い始めたら「ありがとう」と女性が出してくれるものをそのまま受け取る、という感じでいいんじゃないかと思います。
お金の問題はどうしてもタブー視されがち。結婚した夫婦でも、話しにくいテーマです。だからこそ、女性に負担をかけたくない、スマートに対処したい、という男性の気遣いには、女性も気づいているはず。好印象からより心の距離を縮めていくためにも、ぜひ紳士らしいふるまいをしていただければと思います。
りすこプロフィール
日本心理学会認定心理士/恋愛コンサルタント/Pairsエンゲージ公認プロコーチ 82人の男性とデートした経験と、認定心理士の知識をもとに、恋愛のコンサルタントとして活動。フジテレビ「めざまし8」、AbemaPrime「令和時代の夫婦の形を探る」、BSフジ「恋愛マルシェ」出演。Youtubeのチャンネル登録者数は2.87万人。
構成・文=酒寄美智子
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