高収入なのにモテない男性の特徴＜恋愛コンサルタントりすこ解説＞
こんにちは、恋愛コンサルタントのりすこです。普段は認定心理士の知識やマッチングアプリで82人の男性とデートをしてきた経験をもとに、恋愛相談やプロフィール添削をしています。
ご相談を受ける中で意外と多いのが「自分は高収入で条件は悪くないはずなのに、『いいね』が来ない」「マッチングしてもデートがうまくいかない」といったお悩み。今回はそんな、高スペックなのにマッチングできないというお悩みを掘り下げてみたいと思います。
「高収入なのにモテない」2つの理由
有名企業にお勤めで年収が高かったり高学歴だったり、スペックは申し分ないはずなのに「いいね」がつかないとお悩みの方も意外といらっしゃいます。
高収入というとだいたい600～800万円か、それ以降。人気会員のランキングを見ても600万円以降の方が多いので、600万円以降であれば少なくとも年収がウィークポイントになることはないと思います。
相談者さんとテレビ電話でお話しする中で、そういう悩みを持つ方には2パターンあるなと感じます。
1つめのパターンは、周囲に対して高圧的な方。お金を稼いでいると自分に自信があったり、確固たるポリシーを持っていたりするので、それがどうしても女性側に伝わってしまいます。
しゃべり方や言葉の使い方、店員さんへの態度といった細かい部分に高圧的な態度が出てしまうんですね。
これは人格に根差した部分なので長期間の継続的なコンサルティングが必要ではあるのですが、ご自身で変えられる部分でアドバイスするなら“仕事とは違うという意識を持つこと”でしょうか。恋愛においては対等で、どちらかが偉くてどちらかが下という意識を捨てるよう努力することがまず第一です。
もう一つのパターンは、仕事に打ち込みすぎていて女性への耐性がないという方。仕事一筋でやってきたから、女性に慣れていない、女性という生き物に対して、未知の生物みたいな捉え方をしている方は、年収高くても苦戦している印象です。
そういう方にはまず何人かの女性と会っていただいて、女性と接する経験を積んでもらってからアドバイスを始める形を取っています。
アピールはプロフィール設定で十分
高学歴だったり高年収といったハイスペックな方でよく聞くのが、「上手にアピールできない」というお悩みです。自分で言うのも恥ずかしいし、それを言うことで相手の態度が変わってしまうのも嫌だし…と、せっかくのアピールポイントを活かしきれていない方が多いようです。
結論から言うと、高スペックを提示すること自体が自慢げに見えたりマウントを取っているように思われることはありません。注意したいのはそのアピールの方法です。
マッチングアプリだったら、プロフィール文に書きこむのはやめておきましょう。設定のところに年収や学歴、大学名も登録できますから、そういったところに設定しておくのがちょうどいいでしょう。基本情報として設定しておけば、女性は確実に見ています。
婚活で「いいね」ゲットに必要なたった一つのこと
30代以降の婚活で意外とポイントになるのが「結婚願望があるかどうか」です。女性も20代後半からは将来に対してシビアになってくるので、結婚のことをちゃんと考えている人の方がモテやすい傾向が明確にあります。逆に、年収が高くても「結婚願望がなさそう」と思われると「いいね」がもらいにくくなってしまいます。
本文の1行目やひとこと欄など、あなたのプロフィールに訪れた女性の目につきやすい場所に、結婚を考えているとはっきり書いておくと「いいね」はもらいやすくなります。あなた自身の本心とうまく折り合いをつけながら、将来のことも考えているとアピールできればマッチング率は高まると思います。
「スペックがいいのに『いいね』がつかない」と悩んでいる方はぜひ試してみてください。
りすこプロフィール
日本心理学会認定心理士/恋愛コンサルタント/Pairsエンゲージ公認プロコーチ 82人の男性とデートした経験と、認定心理士の知識をもとに、恋愛のコンサルタントとして活動。フジテレビ「めざまし8」、AbemaPrime「令和時代の夫婦の形を探る」、BSフジ「恋愛マルシェ」出演。YouTubeのチャンネル登録者数は2万8000人。
構成・文＝酒寄美智子
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