2021/08/05
実録・読み物

【マッチングアプリ失敗談21】女性の言う”好きなタイプ”を鵜呑みにした結果…(28歳・男性)

女性の言う”好きなタイプ”を鵜呑みにした結果…

マッチングアプリで婚活・恋活経験のある男性から寄せられた失敗談をご紹介します。


投稿者プロフィール

A(28歳・男性・公務員)
半年前に別れた彼女のことが忘れられず、定期的に失恋ソングを聞いて思い出している。漫画を読むのが好きで、よく漫画喫茶に通っている。 

マッチングアプリ失敗談

私は地方都市に住む、28歳の公務員です。

最近のマイブームは失恋ソングを聴きながら、元カノとの思い出に浸ることです。そんな状況を見かねてか、友人から合コンに何度か誘われましたが手ごたえは0。

もちろんこの状況がまずいことは自分が1番理解しており、「失恋を忘れるには、新しい恋を始めるのが1番」ということで、大好きだった元カノと出会うきっかけにもなった、マッチングアプリを再開することに。この話は、こんな経緯で始めたマッチングアプリをきっかけに出会った女性との失敗談です。

元カノと知り合ったものと同じアプリとはいえ、2年も経てばまったく仕様が変わっていて、戸惑いながらもいろんな女性とやり取りを楽しんでいました。自分がかわいい系の女性がタイプのため、綺麗系の女性にはほとんど目を向けていませんでしたが、「お、この人すごい美人だな!」と思い、なんとなくいいねをした1人の女性とたまたまマッチング成立。それがこの話のヒロインです。

美人に似合わずとてもノリが良く、メッセージでのやり取りはかなり盛り上がり、マッチングしてから数日間のやり取りだけですぐ会う話になりました。

初めてのデートに選んだのが、川沿いにあるおしゃれな雰囲気のイタリアンレストラン。相手はアプリの写真の印象と全く変わりがない美人さんで、レストランの雰囲気とすっかり馴染んでいました。

アプリでのメッセージと同じく、相手のコミュニケーション能力が高いため、お店にいる間はずっと笑顔で会話していたと思います。仕事の話や趣味のだけでなく、恋愛に関する話題でも盛り上がりました。

その時に1番強く記憶に残っているのが、彼女の「優しい人が好き!」という言葉でした。昔から自己主張が苦手だった代わりに優しいと言われることが多かった私は、「お、優しい男がタイプなら俺にもチャンスがあるぞ!」となぜか根拠のない自信を持ったことを覚えています。

初デートの帰り際にLINEを交換し、その後も定期的に連絡をとりつつ、時間が合うときには実際に会って会話を楽しんでいるうちに、着実に相手に惹かれていきました。

ただ1つ気になることが。それが相手から異性として思われていないと感じたこと。自分が連絡しても数日返信がないことが普通で、相手が時間を持て余しているであろう日には、返信をする前でも繰り返し何度も連絡をしてくる、という状況でした。

「都合の良い男になっているのでは?」と危機感を覚えましたが、何よりこの関係を壊してしまうと二度とやり直せないという恐怖心もあり、なかなか彼女には自分のことをどう思っているのか本心を聞き出せずにいました。

そんなつかず離れずの関係が3ヶ月ほど続いたある日、いつものようにフラッと飲みに誘われました。「今日こそは、自分のことをどう思っているのか、相手の本心を聞き出そう!」と気合いを入れてお店に向かいました。

いつものようにビールで乾杯し、順調に酔っぱらっていく2人。いつもと違うのは、相手がかなり上機嫌な様子だったことです。

「何か嬉しいことでもあったの?」と尋ねると、「この前話した推しメンからデートに誘われたの!」と耳を疑うような言葉が。彼女から他の男性の話を聞いたことは一度もなく(興味はあったけど聞き出せなかった)、詳しく話を聞くと、友人に招かれた合コンに参加し、そこで出会った年下の男性からグイグイ来られていたとのこと。

グイグイ来られるのが苦手だったため最初は嫌な気持ちになっていたが、何度か会っているうちにその男性の男らしいところに惹かれ、好意を寄せるようになったようです。そんな話をあたかも女友達と恋バナする感覚で、目を輝かせながら話をされ困惑する私。その後1時間ぐらい飲み続けましたが、どんな話をしたかはさっぱり覚えていません。

飲み会がお開きになる雰囲気になり、「このままではまずい!」とさすがに感じ、いつもは現地解散でしたが、「いつもよりも酔っぱらっているみたいだから」と口実を作り相手の家の近くまで送ることに。

帰り道でも好意を寄せる男性ののろけ話を散々聞かされ、いてもたってもいられなくなった私は、話を遮り一言。「俺も君のことが好きだよ」と告白しました。相手は一瞬びっくりした顔をしましたが、なんとその後に爆笑。

「アプリで最初に会った時から、私は暇な時間を一緒に過ごしてくれる仲間、みたいに思ってたよ!ありがたいけど、残念ながら異性として見たことは1回もないよ~(笑)」と打ち明けられました。

一応彼女なりのフォローなのか「これからも仲良くして」と言われたが、そんな気になれず次第に連絡も取らなくなっていき、好きな男性と無事に付き合えたのかもわかりません。こうして、私の恋愛は静かに幕を降ろしました。

今回の話で伝えたかったのは、相手の好きな異性のタイプに合わようとすることは、必ずしも良いことばかりではないということ。「優しい人が好き」という言葉を鵜呑みにして優しい男になろうと努力していましたが、それが災いとなって都合が良い男に成り下がってしまったので、自分にも改善すべき所がたくさんあると実感しました。

自分も年下の男性のように、相手に合わせすぎずに自分の魅力をアピールしていたら、結果は変わっていたかもしれませんからね。恋愛って、難しいですね。

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