【マッチングアプリ失敗談23】女性が告白を断る理由を鵜呑みにしてはいけない…(21歳・男性)
マッチングアプリで婚活・恋活経験のある男性から寄せられた失敗談をご紹介します。
投稿者プロフィール
自分:K(21歳・男性・大学生)
マッチングアプリを始めて10ヶ月の大学生。あまりにも彼女ができないため、正直焦りを感じている。最近は社会人女性にも魅力を感じている。
お相手の女性:Hさん(20代前半・女性・会社員)
こちらは会社員として働き始めたばかりのOLさん。年上だが少し天然な部分がある。勤めている会社にかなりストレスを感じている様子。
マッチングアプリ失敗談
Hさんは社会人になりたてで、私よりも少し年上の女性でした。
Hさんは大人しい雰囲気を持った女性ですが、高身長でスタイルも良く、どう見ても会社内でモテていそうな容姿をしています。個人的に社会人女性の落ち着いた雰囲気が好きな私にとっては、非常に魅力的に映る女性でした。
中学・高校時代の女性の知り合いなんて片手で数えられる程度。私は女性との喋り方すら忘れてしまった男。大人の雰囲気も持ち合わせた女性と話すなんて考えたこともありません。
ですが、マッチングアプリは経験の壁をも壊します。非モテ街道まっしぐらだった私にも、ついにOLさんとデートできる機会を与えられました。IT革命は陰キャの生活も変えてくれているようです。
そんなマッチングアプリの協力を得ながらHさんと話をしてみると、年上とはいえ話しやすい印象。まだメッセージ上のやりとりですが、大人しい雰囲気の中にも可愛らしさを感じさせるような女性に感じます。
「直接会っても話せそうだ」と確信した私は、思い切ってデートのお誘いをしてみると、案外簡単にOKの返事をもらえてかなり気分がよかったのを覚えています。非モテ大学生が美人OLとデートできるのです。これは夢でしょうか。
初デート当日。まだ電話もしていない状態で、私は少しばかり緊張していました。待ち合わせ場所で「どの人だろう」と待っていると、現れたのは周囲の女性の中でも一際目立つ可愛らしい女性。「え、この人本当に彼氏いないの?」と疑ってしまうような見た目ので、私は普段の出会いよりも緊張度が増します。
ですが、そんな緊張はすぐに解消されることになりました。Hさんは思ったよりも天然さんだったのです。
少し話してみただけでも、”女性”というよりも”女子”という方がふさわしいような雰囲気が溢れ出していました。ここで私は”大人の女性”として接するのを辞め、同年代の女子と話すようなテンションで話す方向に転換してみます。確実にこちらの方が話しやすいからです。
カフェでは軽く仕事の話も聞いていたのですが、どうやらHさんは会社内で上司にストレスを感じている様子でした。先輩が早いペースで転職しているらしく、不安に苛まれているようです。
なので、私はHさんに気を使わせないよう、より”友達”の目線で会話してみたのですが、これがとても大きな効果を発揮します。なぜなら帰り際に、「最近会った人の中で一番気を遣わずに話せた」と言ってくれたからです。こちらも最近で一番嬉しいですよ。
初回デートで彼女の心を掴めたと確信する私は、2回目のデートも提案してみます。社会人相手にノリと勢いが通用するのかと不安でしたが、これまたあっさりとOKをもらいました。2回目は一緒にダーツをすることになります。
2回目のデートは初回デートの印象があるので、緊張感はほぼ0です。普通にダーツを楽しんだり、冗談を言って笑い合ったりと、まるで友達と遊んでいるような感じがして居心地がよかったです。
それにHさんも心を開いてくれたみたいで、仕事上の相談を大学生の私に打ち明けてくれたりしました。かなりプライベートな話もしてくれたので、ここでHさんと私の関係はより深いものになったと感じます。
2回目のデートが終わると、私は3回目のデートとして映画に誘いました。そこでもHさんは快くOKしてくれて、世間では告白のタイミングとされる”3回目”に挑むことになるのです。
この日は私も入念に身だしなみを整えて向かいました。告白は雰囲気作りが大切だと、自分の言動に気をつけながらデートすることにします。
Hさんは仕事帰りということでスーツ姿だったのですが、普段着とは違った大人の雰囲気を持ったその姿に、私の心はギュッと掴まれました。やはり私は大人の魅力に弱いのでしょうか。
映画を見る前も他愛のない話で盛り上がり、映画を見ている間も楽しそうにしているHさん。映画の途中でしたが、「これは告白できる」と確信できました。
映画を見終わった後は、少し外で散歩しました。そこでも他愛のない話を話せているので、私は雰囲気作りを徹底させてみます。すると、ロマンチックな空気になってきたので、私は思い切って告白しました。
ですが答えは、「ごめんなさい」。
「なんで?」というのが私の正直な想いでした。
悲しむ私でしたが、その後のHさんの言葉で”一時的に”救われることになります。”一時的”というのは、この後でもっと大きな悲しみが私を襲うことになるからです。
告白を断ったのは、あなたは好きだけど仕事が忙しいから待ってほしいという理由からでした。
普通こう言われたら、「待ってれば付き合えるのか」と疑いますよね。
私だって普通の男なので、待つことにしました。
ですが、なぜか彼女のLINEの返事は、急に遅くなっていきます。「なぜだ」と焦っていると、とうとう私のメッセージは未読スルーされることになりました。
そして結局、ブロックされていることが判明します。
またか。
今回ばかりはいけると思っていた私ですが、あっけなく期待を奪われることになりました。
悲しみに暮れる私ですが、”いつも通り”学びだけは欠かしません。Hさんとの出会いから学んだのは、「フラれたら諦めろ」というものです。
女性が告白を断るときにくっつける理由を鵜呑みにしてはいけません。フラれるのは魅力がないからだと割り切って、すぐに次の女性を探すのがベストなのです。現実の残酷さを21歳にして知った私の戯言ですが。
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