【マッチングアプリ失敗談24】誠実な男性を目指した結果の悲劇(29歳・男性)
マッチングアプリで婚活・恋活経験のある男性から寄せられた失敗談をご紹介します。
投稿者プロフィール
O(29歳・男性・ジムトレーナー)
恋愛経験が豊富で、今までけっこう遊んでいた。筋肉があり、外見もそこそこなので恋愛に自信がある。趣味は映画鑑賞と読書で落ち着いた一面もある。
マッチングアプリ失敗談
私は関東在住の29歳のジムトレーナーです。これまでいろんな恋愛を経験してきたので、同世代の男性よりは恋愛経験が豊富であると自負しています。
今までは外見と経験を活かしてこなれた雰囲気を出し、女性を勢いで落としてきましたが、1年半付き合って結婚を考え始めた彼女に「Oとは、今後のことは考えられない」と振られ、心を入れ替えて誠実なキャラで真面目な恋愛をすることを決意。
とはいえ、別れた元カノを筆頭に今まで真面目な形での出会いの経験がほとんどなく、どのようにして女性と出会えばいいのかわからず悪戦苦闘していました。
半年ほど経った後、数年ぶりに再会した大学の友人が、マッチングアプリで結婚を前提として付き合っている彼女ができた話を聞いて、その友人が勧めるがままマッチングアプリを始めることになりました。
今までマッチングアプリのようなスマホを使った出会いの経験がなく、戸惑うことは多かったです。しかし操作に慣れていくと、持ち前の恋愛の経験を活かし、たくさんの女性とマッチしメッセージでのやり取りを楽しんでいました。
若くて遊び相手としてふさわしそうな女性からもアプローチを受けましたが、遊びたくなる気持ちをグッと押さえて真面目な恋愛ができる女性をきちんと探していたことを、我ながら褒めてあげたいと思います。
アプリに慣れていくうちに「出会わないことには始まらない」という考えになり、何人かの女性と出会いましたが、いまいちピンと来る女性がいなくて、マッチングアプリを退会するか悩んでいました。
そんな時にやり取りを始めたのが、27歳の小学校の先生の女性。小柄でボブの髪の毛が似合うかわいい系の女性で、趣味は音楽鑑賞や映画鑑賞。好きなものや趣味に共通する部分があり、やり取りが他の女性よりもかなり盛り上がりました。
メッセージでの文章の感じは他の女性と比べて少し落ち着いた様子で、顔写真もおっとりした様子だったので、「この女性には軽い男と思われて嫌われないようにしよう!」と考えメッセージを送る前に何度も文章を確認し、100文字程度のLINEを送るのに30分ぐらいかけていた記憶があります。
その甲斐があってかなんとかデートの約束ができ、初回のデートと言うことでドライブがてら少し遠くのカフェに行くことに。相手の家の近くまで車で迎えに行き合流。
相手の第一印象は、LINEでやり取りしていた時のイメージそのままの落ち着いた印象の可愛らしい女性、というものでした。一目ぼれとまではいきませんが、見た目の雰囲気がすごくタイプだったので、「今日はこの子となんとか仲良くなりたいから、絶対にチャラいと思われないようにしよう!」と改めて心に強く誓ったことを覚えています。
初対面の相手なので車内ではある程度沈黙になることを覚悟していましたが、車の中で流した音楽や最近見た映画の話、またアプリで会った人の話などで、想像以上に盛り上がりました。カフェに着いた後も、趣味の話や仕事の愚痴などを聞いて相手が笑顔ですごく楽しそうにしていたので、かなり手ごたえを感じる初デートになりました。
しかし、その後はかなり悩みました。というのも、真面目な出会いが初めてで、2回目のデートにどのように誘うべきかわからなかったからです。
LINEは毎日2、3通のやり取りを続けていましたが、1回目会った後にすぐにまた誘うと、がっつき過ぎて嫌われるのではないかという不安がありました。最初にデートしてから他愛もないLINEでのやり取りが半月以上続いたある日、まさかの相手からデートの誘いがありました。
「気になっているイタリアンのお店に一緒に行きたい」という内容の誘いで、2つ返事でOK。お気に入りの相手と会えるということで、ルンルン気分でお店に向かいました。2回目のデートも1回目のデートに負けない位の盛り上がりを見せました。
その日はお互いに仕事で、1件目で合流する時間が遅かったため、2件目にいくと終電が間に合うか微妙な時間。そこで私は誠実な男であることをアピールするため、帰ることを提案しました。
そのとき相手は「もう少し飲みたいな!」と言っていましたが、「またいつでも相手しますよ!今日は帰りましょ」と帰る方向で話を進めてしまったのです。そのことがきっかけとなり、バットエンドを迎えることになるとは知らずに。
相手を家の近くまで送り、アルコールでいい感じに酔っぱらった私は、かなり有頂天に。「これは脈ありだから、3回目のデートでは絶対告白する」とかなり舞い上がっていました。
しかし、その日から連絡が一気に途絶えてしまったのです。ブロックされているわけではありませんが、LINEを送ってもそっけない返事ばかりですぐにやり取りが終わってしまい、怖気づいてしまった私は告白を決意した3回目のデートに誘えないでいました。
そのことをアプリを紹介してくれた友人に相談し、なんとかモチベーションを立て直し、思い切ってデートに誘うことを決意。日程の調整に苦労しましたが、なんとかデートの日が決まり、完全個室のお店を予約し、そのお店で談笑した後2件目のお店に行く前に公園に寄り、そこで告白するという計画を立てました。
2回目のデートから少し日が空きましたが、3回目に会った彼女は相変わらず可愛らしかったです。しかしデート中の話題は今までのデートと全く異なり、お店で延々と彼女の恋愛に関する相談をされました。
いてもたってもいられなくなった私は、勇気を出して「今好きな人はいるの?」と聞きました。すると彼女は「好きな人はいるよ!今かなりいい感じ!」と、まさかの回答。私はかなりのショックを受けて、その後の会話の内容はほとんど覚えていません。
傷つきながらもなんとか家に着いた後、LINEで彼女に好きだったことを告げると、「2回目のデートのとき、次のお店に付き合って欲しかった。私は勢いや相手との雰囲気を大事にするから、あのときの最高なテンションの時に告白してほしかった」と教えてくれました。簡単に言えば、相手に嫌われないように慎重になりすぎた結果、相手が物足りなく感じ振られたのです。
真面目な女性に好かれるために、真面目で誠実な印象の男性の方がモテると考えて、そのキャラを完璧に演じたつもりです。しかし、それが女性にモテるための絶対的な正解とは限らず、女性によっては勢いを大事にしてアプローチすることも重要であることに気付かれました。
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