女性と話が盛り上がらない3つの理由＜元グラドル婚活アドバイザー早織先生の恋の保健室＞

監修：

山本早織

3．自分の正しさを持ちすぎている
3つ目の理由は、「自分の正しさを持ちすぎてる」ということ。

例えば、私は「コーヒーを飲みながらYouTubeをすることを正しい」と思っています。しかし、見ている人の中には「コーヒーなんかを飲みながらYouTubeをやるなんて！」とその行為を「正しくない」と思う人もいるかもしれません。

その人にとっては「コーヒーを飲まずにYouTubeをすることが正しい」と、いうことなんですね。しかし、それはまた、「コーヒーを飲みながらYouTubeをしてもいいんだ」という私から見ると「正しくない」ことなのです。

少し、「正しい」「正しくない」という言葉がたくさん出たので、わかりづらいかと思いますが、自分の正しさというのは、時に「相手が間違ってる」と言っているように捉えられるんですね。

ですから、自分の正しさを強く持てば持つほど、相手を否定し続けているということになってしまうのです。あくまで、お互い「正しい」と思って生きているので、相手の「正しさ」を認めてあげるということも、会話の中では大切です。

また、ネガティブな人や否定語を使う人というのは、相手が「こういうことって正しいよね！」という提案をしてきたり、「コーヒーってブラックで飲むのが美味しいよね！」というような「正しさ」を言ってきたときに、「それは違うよ」と無意識に否定していることがすごく多いのです。

それに対し、言われた相手は「めちゃくちゃ否定されてる」というような、はっきりとした否定を受け取りません。「なんか一緒にいて、居心地も悪いしムカムカするな」という気持ちになり、明確な何かをされたわけではないのに、「何かこの人とは相性が合わないな」と感じるのです。これは、言語化されてない状態の中で否定をされ続けているからなんですね。

ですから、自分の「正しさ」を持ちすぎて会話をしてしまうと、常に相手の「正しさ」を否定している状態になってしまうので、これも会話が盛り上がらない原因の1つになります。

まとめ

1.「盛り上げなきゃ」と自分にプレッシャーをかけすぎている人
2．女性の前で話す時に「何を話そうかなぁ？」「こういう質問をしたらいいのかな？」と、その場で会話の内容を考え、会話中に脳がすごく動いてしまっている人
3．自分の正しさを持ちすぎている人

この3つに当てはまる人は、次の対処法を実践してみましょう。

1．盛り上げなきゃと思ってしまう人→責任感やプレッシャーも手放しましょう。
2．女性の前で、会話を考えすぎてしまう人→いろんな場面で人とのコミュニケーションを練習してみてください。
3．自分の正しさを持ちすぎている人→相手が自分と全く違う意見を言っても「そうだよね！それも正しいよね！」と言える受容力が大切です。

このどれもが、日常生活で好きな女の子や気になる女の子がいなくてもできることです。ですから、日常生活で、いつも無意識にコミュニケーションを取っているような同僚やお友達からスタートしてみてください。すごく有効なコミュニケーションの練習になりますよ。

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山本早織プロフィール

「結婚相談所Agum」代表。グラビアアイドル、銀座のホステスなどを経て婚活市場で起業し、結婚につながる恋のコンサルタントとして活躍。選択理論心理学や、自身の体験、恋愛学など様々な角度から男女の関わり方を研究し、年間約800回の恋愛コンサルを行い多くの婚活男女を成婚へ導いている。日刊SPA！「結婚につながる恋のはじめ方」（毎週木曜連載中）は最高60万アクセスを記録。TikTok「恋の保健室@SAORI先生」はフォロワー3万7000人を突破。