意外と簡単！女性をいい気持ちにさせる“とっておきのほめ方”

こんにちは、作家・恋愛夫婦アドバイザーの美琴です。

はじめてのデートのぎこちなさをほぐすテクニックの一つに「女性をほめる」というものがあります。誰だって、ほめられれば嬉しいもの。

女性を気分よくさせてあげることで緊張がほぐれ、より仲良くなるきっかけを作ることができます。でも、上手にほめるのは難しい、と思っていませんか？

そこで、オンラインサロンで20代前半の学生さんから50代の方まで、200名を超えるメンバーさんの本音に触れてきた私が、彼女たちの意見も踏まえて「女性から見て嬉しい“女性の上手なほめ方”」をお教えします。

気持ちを表す言葉も有効です

もう一つの“ほめポイント”は、素直な気持ちを伝えること。

「きみと一緒にいると楽しい」とか、「明日も頑張ろうって思える」とか。自分の存在そのものをほめられているように感じて、女性にとって本当に嬉しい一言なんです。

たとえば、2人でカフェでおしゃべりしていて、不意に「ああ、元気出た。これで明日からも頑張れるよ」といわれたら、女性は、自分と一緒にいる時間が彼にとって活力になっているんだと感じ、とても嬉しくなります。

女性は比較的抵抗なく「嬉しい」「楽しい」「ありがとう」といった言葉を口にできるけれど、男性で自分の感情をぽろっと言える方は多くありません。だからこそ、感情がわかる言葉が出てくると女性は「素直な気持ちが聞けた！」と感じて、惹かれます。ぜひ勇気を出して、口にしてみてください。

危険！要注意なほめ方とは？

最後に、女性をほめる時の注意点についてお話しします。

女性はデートの身支度にかなりの時間をかけているので、ファッションやメイクにまったく触れられないのは寂しいです。とはいえ、まだあまり仲良くなっていないのに、体そのものや体に近い部分をほめるのはちょっと危険！

たとえばリップの色がいいね、とほめるのは唇を連想させ、性的なニュアンスを与えてしまう可能性があります。スタイルがいいですね、だとさらに“体を見られている”と感じさせやすいですし、女性も「姿勢よくしていなきゃ」とより緊張してしまいます。

ファッションをほめる時も、はじめは服の色や柄、バッグなどパッと目につく部分を話題にするのがおすすめ。最初から靴やアクセサリーなど見えにくい部分をほめると、隅々まで見られているような感覚になり、嬉しさよりも恥ずかしさが勝ってしまいます。

ファッションをほめるなら、デートの序盤が有効です。パッと目につく部分をほめて女性を笑顔にすることで、緊張感を取り払って話しやすい空気を作ることができます。もちろん、会話の中で「こういうところが素敵だな」と思ったらその都度、伝えて大丈夫です。

ほめ言葉は、2人の距離を縮めてくれます。「難しそう」と身構えず、まずは目につくファッションからさりげなく、女性の笑顔を引き出すイメージで積極的に使ってみてほしいですね。

美琴プロフィール

作家・恋愛夫婦アドバイザー。≪1日2回の読む美容液≫として綴るブログは月間80万PVを誇り、恋愛セミナーやデート講座の総動員数は1,500名を超えている。強みは自身の恋愛経験とヨガインストラクターとして多くの女性と向き合う中で蓄積してきた実践的な恋愛ノウハウ。オンラインサロン「美琴のnew meサロン」の主宰、オリジナルアイテムプロデュースなど活動の枠を広げ、恋愛に悩む女性に「NEW ME＝本来の自分の魅力に気付き、それを開花させていく」というメッセージを発信している。

構成・文＝酒寄美智子