【マッチングアプリ失敗談27】相手を好きになった頃には、時すでに遅し…(23歳・男性)
マッチングアプリで婚活・恋活経験のある男性から寄せられた失敗談をご紹介します。
投稿者プロフィール
O(23歳・男性・ジムトレーナー)
社会人1年目の芋臭い男。大学時代に半年だけ付き合った彼女以外経験がなく、基本的に受け身で消極的。漫画が大好きで漫画の話をしているときだけは饒舌。
マッチングアプリ失敗談
私は地方都市在住の、社会人1年目の23歳です。大学時代に半年だけ付き合った彼女以外は女性とのお付き合いの経験がなく、女友達も0で女性と話すのも苦手。
同世代の男性と比較して女性経験が圧倒的に少ない私ですが、3ヶ月前にマッチングアプリを始めました。ツイッターをなんとなく眺めていて、フォローしている一般男性がアプリで彼女ができたという口コミを見たためです。
その男性は顔を知らないツイッター上だけでやり取りしている方ですが、私と同じ超漫画好きで、同じ匂いがしたのできっと漫画オタクなのでしょう。そんな男性もマッチングアプリで彼女ができたことを知り、「俺ももしかしたら」と思ったのがきっかけです。
これはそのアプリで知り合った女性との、私の恋愛経験の少なさが影響してやらかしてしまった失敗談です。
マッチングアプリを使い始めたその日、数少ない大学時代の女性の知人がアプリ上に表示されたことがきっかけで、私は身バレを恐れてマッチングアプリを使うことに消極的になっていました。加えて、自分の見た目に自信がなくプロフィールに顔写真を載せていなかったため、せっかくアプリを始めたにもかかわらず女性とほぼマッチングせず全然出会える気配がありませんでした。
3週間使って会う約束をするぐらい仲良くなった女性が2人だけいましたが、どちらの女性も会った次の日にLINEをブロックされることが続き、傷ついた私は次の月にアプリをやめることを決意しました。
アプリをやめることを決意してからは、ダメ元で積極的にアプリを活用することになったからか、複数の女性とマッチし仲良くなりました。その中の1人の女性は自分と同じく漫画が大好きで、プロフィールに記載されていた好きな漫画がいくつか共通していたので、仲間が見つかった感じがしてそれだけで嬉しかったです。
しかもメッセージのやり取りも腰が低くて女子力が高い感じがしたので、勝手にその女性が自分の彼女になって、ネットカフェデートの妄想までするぐらい浮かれていました。さらに嬉しいことに、その女性と漫画の話で盛り上がっているうちに、なんと相手からデートのお誘いが。
「今度お茶しませんか?」という内容でカフェに行くことを提案されました。正直カフェのようなおしゃれな雰囲気のお店は苦手でしたが、それでもその女性に会ってみたいという気持ちが勝りデートを承諾しました。
デートの当日になり、張り切って約束の時間の30分前にお店到着。約束の時間の10分前に急ぎ足で向かってきたお相手は、自分が勝手に妄想していたよりも背が高く、大人っぽい印象を受けたので、より一層緊張しました。
しかし話してみるとメッセージでの柔らかい印象そのままだったので一気に緊張がほどけ、漫画の話を中心に会話が盛り上がり2時間ほど楽しい時間を過ごせました。帰り道に相手に聞かれるがままLINEを交換し、毎日5通程度やり取りを続けるほど仲良しの関係になっていきます。
毎日他愛もない内容のLINEを続けるようになって約2週間後、相手から飲みに誘われました。相手と会いたい気持ちはありましたが、私はお酒の場が苦手でお酒も弱くて恥ずかしかったので、相手の誘いを一度断りました。
その後、すぐに映画デートに誘われ、女性との映画も緊張して内容に集中できないので乗り気ではありませんでしたが、半ば強引に誘われしぶしぶOKする羽目に。そのデートで観た映画は洋画の恋愛もので、あまり興味のないジャンルだったので、寝ないようにかなり必死でこらえていたことを鮮明に覚えています。
結局映画を観た後は相手の要望でお酒が飲めるお店に行き、相手はお酒を飲んで酔っぱらっていつもよりかなり上機嫌になっていきました。そのテンションで2件目にも強めに誘われましたが、お酒を飲んでいる彼女のテンションについていけなさそうだったので、強引に断って帰ることにしました。
その後も毎日のLINEは欠かさず行い、その次の週には高級ディナーが味わえることで有名なお店に誘われました。「なんでそんな高級なお店?」という懐疑心もありました。
誘われた日が自分の誕生日であり、久しぶりに帰省するよう両親に言われていたので、帰省を理由にデートの誘いを断りました。今まで何度かデートのお誘いを断った際は明るい感じで返信をくれていましたが、その時の返信は少し冷たい印象を受けたことを覚えています。
デートの約束を断った日から相手からの連絡が急に途絶えてしまい、いつもあるものが急になくなったため、寂しい気持ちに襲われました。胸にぽっかりと穴が空いた気分になり、その時初めて自分は相手のことが好きであることに気が付いたのです。
連絡が途絶えて1週間後、久しぶりに勇気を出してデートに誘いました。しかしその返答は、「もう〇〇君とは会わない」とのこと。その返信を見た瞬間、自分の頭の中で積み上げてきた何かが一気に崩れるような感覚に襲われました。
納得がいかないので、食い下がって理由を聞いたところ、彼女は気持ちをしっかり伝えてくれました。簡単にまとめると以下の通りです。
彼女は私に好意を持ってくれていて、彼女なりに必死にアプローチをしてくれたようですが、私は全くそれに気が付けませんでした。前のデートのお誘いも、その日が私の誕生日であることを知っていて(アプリでやり取りしているときにぽろっと言ったらしい)、一緒にお祝いしたいという気持ちがあったらしいのですがその気持ちを無下にする形になってしまい、彼女を傷つけてしまったようです。
話を聞き終わった後、相手の気持ちを知ったうえで自分の気持ちを伝えようとしましたが、すぐに返信が来なくなり既読もつかなくなってしまい、ブロックされてしまいました。こうして私の恋愛はひっそりとエンディングを迎えてしまいました。
振り返ってみると、相手は奥手の私でも伝わるよう、精一杯アプローチをしてくれていました。しかし私は恋愛経験がなさすぎるために相手の好意に気付かず、結果として女性の気持ちをないがしろにしてしまい、貴重なチャンスを潰すことになってしまいました。
これを良い経験として、今後は同じことを繰り返さないよう注意していこうと思います。
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