【マッチングアプリ失敗談31】LINEでのだらだらトークが逆効果になった話
マッチングアプリで婚活・恋活経験のある男性から寄せられた失敗談をご紹介します。
投稿者プロフィール
自分:K(21歳・男性・大学生)
彼女と別れて1ヶ月ほど経ったばかりの、恋愛に飢えた男子大学生。とはいっても恋愛経験0に近く、マッチングアプリは少しずつ慣れてきている程度。
お相手の女性:M(20代前半・女性・大学生)
こちらは自分より1歳年上の女子大生。就活の真っ最中で忙しいようだが、その合間にマッチングアプリで男性と仲良くなるのが好きらしい。性格は非常に明るく、初対面でもすぐに仲良くなれる印象でした。
マッチングアプリ失敗談
Mさんは地方の大学に通う大学4年生で、私より1つ上の女性です。Mさんはなんといっても明るすぎる女性で、まるで酔ってるのかと勘違いしてしまうような雰囲気。中学高校と暗い性格だった私からすると、本当に自分とは違う世界線を生きてきたのだなと思えます。男性と話すのも完全に慣れている様子で、まさしく「陽キャ女子大生」でした。
サークルの飲み会や大人数の食事会などは極力避ける性格の私は、毎日多くの友人と遊べるタイプのMさんとは人種が違います。普通に生活していたら接点すら生まれないような2人です。
しかし、現代はオンラインでなんでも完結する時代。出会いすらもインターネットでできるようになりました。私とMさんのような正反対のタイプの人同士でも出会うことが可能なのです。
まずマッチするとさっそくMさんのコミュ力が発揮されます。すぐさま会話が盛り上がり、その日のうちに電話に繋げることができました。そして電話してみると、初対面にも関わらず、向こうはなんとゲームをしながら電話に出てきたのです。
これにはちょっと驚きました。
少なくとも私の中には、「初対面の人とゲームをしながら電話できる」という感覚が全くなかったからです。
世の中には本当に色んな性格の女性がいる。
これを知れるのもマッチングアプリの醍醐味の1つです。
そんなことを考えながらMさんとの電話を進めていると、予想通りとてつもないスピードで仲を深めることに成功。デートの約束も決めることができ、私としては素晴らしく順調でした。
デート当日。Mさんはアプリでは自信の顔を公開していなかったので、会う前は「どんな女性が来るのだろう」とドキドキでした。性格が違いすぎて話しづらいかもしれないと不安になったりもしました。
ですが、実際に会ってみると、私の不安は吹き飛びました。現れたのは派手なタイプの女性ではなく、黒髪で清楚な女子大生だったからです。確かによく喋る性格の女性だったのは間違いないのですが、服装も案外落ち着いていて、雰囲気もどこか落ち着いた様子を感じました。
自分の予想が良い意味で外れ安心できた私は、とりあえずどこかで食事をしようとMさんに提案します。するとオススメなお店を知っているということだったので、Mさんに案内してもらうと、辿り着いたのは小籠包屋さんでした。お酒も飲める雰囲気のお店だったので、店内はかなり明るい様子で、会話を楽しむには持ってこいなお店です。
食事中は肉汁溢れる小籠包を頬張りながら、それぞれの恋愛話をしました。私は少し前に別れた元カノの話をし、Mさんも元カレの話を、お互いに共感しながら楽しく喋る。そんな雰囲気でした。
Mさんは教育系に興味のある人だったこともあって、とても人の話を聞くのが上手で、私はまるでお姉さんに話を聞いてもらっているのかという錯覚すら覚えてしまうほどでした。マッチングアプリには容姿が良い女性は多いですが、内面まで優れている女性は貴重だったので、Mさんにはとても魅力を感じます。
食事を一通り楽しんだ後は、私もMさんも好きなカラオケで終電まで楽しみました。初デートにしてはかなり完璧ではないかと思い、私としてはかなり満足。次のデートもなんとか繋げようと心に決めました。
最後は「また遊ぼう」と約束して別れて、いつも通りお礼のLINEを送ります。これで完璧。この日のデートに満足して、その日は眠りにつきました。この後悲しい結末が待っているとは知らずに...
次の日からはほぼ毎日Mさんとメッセージをしていました。マッチングアプリで出会った女性の中では特に仲良くなれている実感があり、他愛のない話までしていて、気がつけば1ヶ月くらい経過。我ながらファインプレーです。
そこで私は、そろそろ2回目のデートを提案することにしました。
さっそくMさんに次のデートについて尋ねてみたのですが、なかなか予定が合いません。1週間後も2週間後も予定が合わず、私はなんの考えもなしに「次はどの辺が空いてるの?」と聞いてみました。
ですが、これが地雷を踏み抜く結果となったのです。
1ヶ月も会話が続くほど親密だったMさんから、ぽっきり返信が返ってこなくなってしまいました。いわゆる未読スルーというやつです。
始めのうちは全く身に覚えがなく、私は原因不明の事件にただ動揺を隠しきれませんでした。ですが、数日経ってMさんとのトーク履歴を眺め直してみると、なんとなくその原因を突き止めることに成功します。そこから得られた教訓は次の通り。
LINEでのだらだらトークは逆効果。女性経験が少ない男性は、どうしても女性と長く喋っていたい衝動に駆られてしまいがちですが、実際はやめた方が良いのです。メッセージ上で会話するのは最小限にし、だらだらトークは直接会ったときだけにしないと、女性側がこちらへの興味を失ってしまいます。トークを面倒だと感じる女性もかなり多いのも事実です。
いつものように反省会をし、恋愛にはミステリアスさも必要だと結論が出たとき、「自分にはミステリアスな雰囲気が1ミリもなかったな...」と自覚。恋愛道の道のりの長さに、私はため息がでました。
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