【婚活】真剣交際中に破局してしまう割合とその理由（結婚相談所でのデータです）＜さよなら婚活チャンネル＞

ゆり：女性の希望や要求がどんどん増していくと、男性は「自分のこと好きじゃなくて、この女性は『結婚』と結婚したいのかな？」と思ってしまいます。男性の「いや、僕もこうしたいと思うんだけど…」という意見も「いやいや、なんで私のこと聞いてくれないの？」と聞いてくれなかったり「私と結婚したいならもうちょっと痩せてよ」と、条件が出てきてしまったり。

ひとみ：条件ですか…。

ゆり：こうして、もうほぼ成婚が決まったと油断して、わがままが出てきてしまうんです。

ひとみ：“女性”って感じですね～。女性に言うならば、うちはその男性会員が8割いますが真剣交際のときに必ず男性はお金に対して不安を持ちます。

ゆり：そうそうそう。

ひとみ：「指輪ってどれくらいなんですか？」「今も婚約指輪って買いますか？」「式ってやっぱり赤字になりますよね？」とか。

ゆり：うんうん。

ひとみ：「女性ってどんなものなんですか？」っていうんですよ。指輪も結婚式もハネムーンも引っ越しも資産形成していく未来の話ではなく、“今持っているお金の中”で全部解決しなくてはいけないからこそ、男性はすごく高いハードルに感じているんです。

ゆり：うんうん。

ひとみ：まず、成婚退会金を相談所に払う。

ゆり：それにプラスして指輪代と住まい、家具、結婚式代やハネムーンなどいっぱいかかってきますからね。

ひとみ：そうなんですよ。結構プレッシャーがかかっています。「お金かかりますよね…でも叶えてあげないといけないですよね」と。でも、男性なので焦りは相手の女性には見せないんですよ。

ゆり：そうなんですよ。

ひとみ：でも、実は結構焦っている。その状況で、「これがいい！」「これじゃないとだめ！」「こうしてほしい！」と言われたら、「ああ…もう重たいわ」となってしまいます。

ゆり：そうですよね。でもなぜ女性から「結婚式場はここ！」「住まいは絶対このエリアじゃないと！」「指輪はこれぐらいのダイヤじゃないと！」というような希望が出てくるのかというと、それは女性も結婚に対して不安だからなんです。その不安を「私の為にこれくらいしてくれる」ということで、心理的に愛情を測りたくなってしまうんですね。

ひとみ：なるほどね～！

ゆり：「私の希望をどれだけ叶えてくれるか」で安心させてほしい。でもそれが最終的に男性を追い詰めてしまって「ごめん、もう聞けないわ」となってしまうんです。

ひとみ：そうなんですね。

ゆり：だから、女性には結構脅します。「真剣交際に行っても結婚できるわけではないですよ」「破局する割合が4組中1組ですよ」と。大体女性が要求を言いすぎてフラれてしまいます。不安な気持ちを男性に目に見える形で解消してもらおうとしてしまうので「結婚は2人でするものだから、半分は男性の希望も聞かないと、嫌になっちゃうよ」と伝えています。

ひとみ：不安な気持ちはわかるけど、“モノ”で解決できることってないですからね。

ゆり：そう。それをしてしまうと、結婚した後も「全部言うこと聞いてくれ」と言われそうで男性側も「欲深い人だな」と思ってしまいますよね。

ひとみ：真逆のタイプの女性は、すごい好感度ですよ！過去に３、4人ですが、「憧れのプロポーズや欲しいブランドの指輪ってあるんですか？」とさりげなく聞いたら「いえ、そんな…お気遣いありがとうございます。私は何もいりません」と答えた女性がいらっしゃいました。

ゆり：いました！

ひとみ：それを男性会員に伝えた女性もいたんですよね。「本当に、いいの。家探しでもなんでも2人でできるところからやっていければ」と。そうしたら「こんないい子いない！」と男性側が盛り上がってしまって。

ゆり：そうそう。ですから要求は、「半分程度にする」ということ。そしてなぜか真剣交際に進むと「察して欲しい」が強くなる女性がいます。好きな気持ちが出てきたからでしょうか？「私と結婚するんだから、私のことぐらいわかってるの当然だよね？」というオーラが出て「なんでわかってくれないの？」みたいなことを言う。女性特有ですよね？

ひとみ：なるほど…女性特有ですね。

真剣交際中は男性も女性も不安。そんなときこそ助け合って

ゆり：真剣交際は、男性が一生懸命やることに対して、女性が「そうじゃない」みたいなことを言ったりしがちな時期でもあります。でも、女性もすごい不安なんですよ。

ひとみ：色々話を聞いてみると、“承認欲求”がすごく高まる時期なのかなと感じます。

ゆり：そう思います。「私のこと本当に好きだったら、もうわかってくれてるよね？」と確認したい時期。気持ちはよくわかるけれど、そこはやはり男性もいっぱいいっぱいなんです。

ひとみ：そう。結構いっぱいいっぱい。「男性がリードしなきゃ！」というプレッシャーも持っていたりするので。婚活しているので気持ちは一緒。マインドも同じで、男性、女性、どちらも不安な時期なんですよ。

ゆり：ですから「男だからそこは大丈夫じゃない？」ではなくて、やはり2人で助け合っていくことが大切ですね。「1つお願いしたら、次のお願いは聞く」という風にやっていくと、真剣交際で破局することはほとんどなくなるかなと思います。

ひとみ：うんうん！ギブアンドテイクですよね～。「ギブギブギブ！」「テイクテイクテイク！」と重ならないように！

ゆり：本当にそうです！4組中の1組にならないように気をつけてくださいね。

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茂木由里香プロフィール

結婚相談所「あおぞらマリアージュ」代表カウンセラー。20代の頃からネット婚活や婚活パーティ等婚活事業に携わり、自身も合コン、婚活パーティー200回以上、結婚相談所などありとあらゆる婚活を行う。その経験を活かし、2014年に成婚主義の結婚相談所を設立。独自の成婚メソッドで高い成婚率を出し続け、2019年には日本結婚相談所連盟で成婚率１位を取得。女性にとって最も心強いカウンセラーとして活躍し、フジテレビ「情報プレゼンター とくダネ!」ほかメディア出演実績も多数ある。

石川瞳プロフィール

【30歳以上の結婚したい男性専門】に特化した結婚相談所「Braidallink目黒」代表。神経言語プログラミングNLPを学びカウンセラーを経験し、2016年に結婚相談所を立ち上げる。男性に特化した「戦略的に成婚退会できる」婚活メソッドで婚活男性をサポートし、成婚率は業界水準を大きく上回る82.6 %を記録している。30〜40代男性をターゲットに書いた婚活ブログがGoogle1位を取得。 YouTubeチャンネル「さよなら婚活チャンネル」の登録者は1.4万人。