2021/10/18
実録・読み物

【マッチングアプリ失敗談33】2人の女性と迷った結果の悲劇…(26歳・男性)

【みんなのアプリ失敗談33】2人の女性と迷った結果の悲劇…(26歳・男性)

マッチングアプリで婚活・恋活経験のある男性から寄せられた失敗談をご紹介します。


投稿者プロフィール

Y(26歳・男性・中学校教員)
姉と妹の姉妹に挟まれた女社会で育ち、割と清潔感のある見た目だと自負しているので、昔から人並み以上にはモテていた。モテるとからと言ってチャラチャラしているわけではなく、好きになった人には一途で、浮気をしたことは1度もない。趣味は読書と映画鑑賞、フットサル、ドライブなど、インドアとアウトドアのどちらの趣味も持っているため、交友関係も広い。

マッチングアプリ失敗談

「二兎を追う者は一兎をも得ず」ということわざをご存じでしょうか。「2つの物を同時に得ようとすると、どちらも得ることができずに失敗に終わる」という意味を表します。私がこの体験談を通し皆さんに伝えたいのが、まさにこれです。

私は関東地方在住の26歳で、中学校の教員をしています。昔から女性に囲まれて育ってきたことが影響してか、女性と接することを苦とせず、女性慣れしているとよく言われます。

小学生時代から割とモテてきた自覚があり、彼女を作ることに苦労した経験がありません。社会人1年目に付き合った会社の同僚の彼女と半年前に別れ、「今までとは違う環境に身を置いて、いろんな女性と出会ってみたい」と思い、常日頃から知人から話を聞いていたマッチングアプリを始めました。

マッチングアプリを始めてまず感じたのが、「こんなにも素晴らしいサービスを、なぜ自分は今まで使ってこなかったのか」という後悔でした。家にいながら気になる女性を探せて、しかも想像以上にかわいい子が多い。

出会いを探すのに、これ以上の理想的な環境はないでしょう。「最初はうまくいくように思えるけど、実際はそんなにうまくいかないよ」友人からこのように言われていましたが、私の場合はまったく苦労しませんでした。事実、始めて1週間で30人程度の女性とマッチし、LINEを交換したのが約10人、その中で特に会いたいと思った3人の女性と会ったからです。

始めて1週間でマッチした30人の女性はいずれも関係が発展する兆しがなかったので、引き続き2週間、3週間と使っていきましたが、私の好調は衰えを知りませんでした。マッチングアプリを始めて1ヶ月弱でマッチした人数は100人を超え、実際に会った女性は10人を超えました。この時は、マッチングアプリを最大限に楽しんでいたと思います。

実際に会ってみた中で、ありがたいことに「いいかも!」と思った女性が2人いました。

1人は関東にある有名な大学出身の、社会人1年目の23歳。私と同じく公務員で、落ち着いた雰囲気はまさにお嬢様といった感じで、相手を否定せず話を最後まで聞いてくれる寛容さに女性らしい魅力を感じました。

もう1人の女性は、広告代理店で働く28歳の年上の女性。お酒の場に慣れているのか初デートで生ビールをすぐに飲み切り、2時間程度でハイボール、ワイン、焼酎を次々飲み干していくのはびっくりしました。性格はいかにもバリバリのキャリアウーマンといった感じで、自分の正しいと思ったことを包み隠さず相手に伝えるその堂々とした姿が、私にはない部分でとても魅力的でした。

「趣味を共有できる友達を作りたい」「真面目にお付き合いしていずれは結婚も考えられる女性を見つけたい」などのような明確な目的があってマッチングアプリを始めたわけではない私は、マッチングアプリのゴールが見えませんでした。ですがとりあえず上記の2人の女性は仲良くしたいと思っていたので、「なるようになるでしょ!」と考え、2人の女性を同時並行して遊ぶ関係を続けました。

そんなある日のこと。いつものように28歳の広告代理店の女性と飲みに行ったとき、いきなり「Oのことが好き!私のことどう思ってる?」と酔っぱらいながら告白まがいのことをされました。

まさか告白されるとは思ってもいなかった私は、思わず「え、なんで?」と逆質問。即座に「質問を質問で返すな!」と怒られました。

仲良くしていた女性から好意を持たれることは嬉しかったのですが、正直公務員の女性のことも気になっていたので、もう1人の女性の存在はオブラートに包みつつすぐに返事はできないことを伝えました。「そうだよね、わかった!ありがとう」と返事をした相手が、珍しくさみしそうな顔をしていたのを今でも覚えています。

そんな出来事があった次の週、またしてもミラクルが起こります。もう1人の23歳の公務員の女性と映画館デートをした帰り道、なんとこの女性からも好意をほのめかされたのです。

「Oさんのことが最近とても気になっています。もっと仲良くなりたいのですが、好きな人とかいるんですか?」と恥ずかしそうに聞いてくれたので、これは私の経験上120%好意を持ってくれていると確信しました。

28歳の広告代理店の女性への告白の返事をどうするかで揺れ動いていた私は、目の前の別の女性からも好意を打ち明けられたことでさらに動揺し、「ありがとう!もっと仲良くなれたらいいね~」とあやふやな返事をしてしまいました。

2人の女性と入れ替わりで毎週のように会っていた私は、ほぼ同時に1人の女性から告白、1人の女性からは好意をほのめかされる、という漫画のような展開にパニックになり、どちらの女性とも会う気持ちになれなくなりました。

そんな宙ぶらりんな日々が1ヶ月ほど続き、「このままではなにも進展しない」と考え、とりあえず先に告白してくれた28歳の広告代理店の女性をデートに誘いました。すると、「ごめん、別に好きな人ができたからOにはもう会わない」という、まったく想定もしていない返信が。

めちゃくちゃ動揺し、1日既読無視の状態で病みました。ですが気持ちを切り替え、「もう1人の女性ときちんと向き合えるようになるじゃん!」とポジティブに捉え、おめでとうという内容のLINEを送り、その女性との関係は幕を閉じました。

さあ、どういう形で23歳の公務員と仲を深めて行こうかと考えていたときに、その女性からLINEの通知がありました。「ちょうどいいから、このタイミングでデートに誘おう」と楽観的にLINEを開くと、そこには「彼氏ができた」という6文字。

「彼氏ができたので、この前のことは忘れてください。もう連絡はできません、今までありがとうございました!Oさんにも、素敵な女性が現れることを願っています。」という丁寧な内容が、彼女らしかったです。LINEを見た瞬間はかなりショックでしたが、割とすぐに「やっぱり、どっちつかずな態度はいけないんだな」と冷静に考えられる自分がいてびっくりしました。

2人の女性を同時並行で仲良くし、どっちつかずの関係を続けた結果、どちらの女性も自分から離れていくという、まさに「二兎を追う者は一兎をも得ず」ということわざを、身をもって経験しました。

まったく悪気はありませんでしたが、女性には悪いことをしたと反省しています。マッチングアプリのような、同時にいろんな女性と出会えるツールならではの難しさですかね。

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