2021/11/29
実録・読み物

【マッチングアプリ失敗談39】ハイスペの僕が気合いを入れた初デートの結果とは(31歳・男性)

【みんなのアプリ失敗談39】ハイスペの僕が気合いを入れた初デートの結果とは(31歳・男性)

マッチングアプリで婚活・恋活経験のある男性から寄せられた失敗談をご紹介します。

投稿者プロフィール

S(31歳・男性・中小企業の管理職)
東京都内の中小企業の管理職。若くして出世したので仕事ができる自信はあり、後輩からの人望も厚いと思っている。ブランド品の買い物が趣味で、食べるものへのこだわりも強い。好きなものにはいくらでもお金を使いたいタイプ。

マッチングアプリ失敗談

あなたは、お付き合いする相手に何を求めますか?外見の良さや身長、優しさなど、人によっていろいろな優先順位でお付き合いする相手を決めるでしょう。これから紹介する話は、お付き合いするうえで重要な要素がかみ合わなかったためうまくいかなかった、そんな私の体験談です。

私は東京都内の中小企業に勤める31歳のサラリーマンです。管理職のポストに就いて、毎日可愛い部下たちと高め合いながら楽しく仕事をしています。この歳で管理職になるケースは珍しいらしく、周りの同僚からは「仕事ができる」という評価を受けているようです。

管理職にもなると給料は同世代の友人の1.5倍程度貰えるので、金銭的には余裕のある生活を送れています。その影響で、最近はブランドの洋服や小物を買うことにハマっていて、好きなものにはいくらでもお金を使い込むという昔からの癖が顕著になってきました。

そんな充実した生活の中で彼女がいないことだけが唯一の悩みであり、地元の両親もことあるごとに私の恋愛事情について聞きたがってくるので、「そろそろ結婚相手を見つけて欲しい」というプレッシャーを感じていました。

ある日地元の友人が結婚したという報告をしていたので、祝福の気持ちを込めて久々に電話をしました。そこで相手と出会ったきっかけがマッチングアプリということで友人から強く勧められ、思い切ってアプリで結婚を意識した出会いを探すことにしました。

マッチングアプリを使うのは初めてではなかったため、使いこなせるようになるまでは時間がかかりませんでした。登録したその日のうちにマッチ数は10を超え、1週間が経つ頃には、30人以上とマッチし、すでに3人の女性と会う約束をしていました。

恐らくですが、若くして管理職というポストに就いていて収入が安定していることをアピールしていたからだと思います。その後も順調にマッチ数は増え、アプリを始めて1ヶ月後にはすでに5人の女性と実際に会ってデートしていました。

興味が持てる女性が居なかったわけではないですが、「次も会いたいか?」と考えると疑問に感じる女性ばかりで、自分から積極的に仲良くなりたいと思う女性はいませんでした。

アプリを始めて2ヶ月程経過したある日、いつものようにアプリを開きいいねをくれた女性を確認していると、1人の素敵な女性を発見。外見はアイドルにもなれそうなぐらい可愛らしい姿で、東京の外れで保育士をしている26歳の女性でした。

「甘いものが好きで、よく友人とケーキバイキングなどに行きます!」とプロフィールに書いてあり、その女性らしい部分もとても魅力的でした。いいねを返してマッチング成立、はじめましての挨拶として簡単なメッセージを送りました。その日は平日の夜だったこともあり、相手から返信があったのは2日後の週末の真夜中でした。

最近一人暮らしを始めたらしく、バタバタしていて落ち着いてアプリを開く時間がなかったために返信が遅くなったとのこと。そこからは毎日2~3通ずつやり取りするようになり、少しずつですが相手の好きなものや考え方がわかるようになっていきました。

保育士の周りの仲間が結婚ラッシュを迎えているようで、結婚を考えられる男性を見つけるためにアプリを始めたようで、目的も私と一緒でした。「それなら会ってみるのも良いな」と思い、次の週末に食事のデートを提案。

アプリを始めてまだ男性と会ったことがないようで、少し断られそうな雰囲気も出していましたが、無事に承諾してもらえたので相手の好みをもとに、私の方でお店を予約する流れになりました。

アプリで既に10人以上の女性と出会っていましたが、会う前からここまで前向きな気持ちになれたのは初めてだったので、他の女性とのデートよりも何倍も気合を入れて臨むことに。洋食や甘いものが好きと聞いていたので、都内にある有名人なども足を運ぶ、デザートがとくに有名なイタリアンのお店を予約。

また相手と出会えた感謝の気持ちを表現しようと、今人気のブランドのハンカチをプレゼントとして用意するなど、万全な準備を整えました。

約束の場所に到着し相手からの連絡を待っていると、「Sさんですか?」と声をかけられたので顔を上げると、そこには小柄で可愛らしい、いかにも子どもに好かれそうな女性がいました。柔らかい雰囲気がとても魅力的だったことを覚えています。

そのまま5分程度談笑しながらお店に向かい店内に一歩入ると、お店の高級感漂う厳かな雰囲気を感じ取った相手は「うわ、何ここ!」という声が漏れ、それを聞いたその瞬間に私は「このお店を選んでよかった!」と思いました。

席に着きドリンクを注文した後に用意していたプレゼントを渡した瞬間も、まるで初めて映画を観た子どものような驚き方をしていました。その後も、運ばれてくるコース料理のすべてに大げさな程興味を持つ姿が可愛らしかったです。

お店の雰囲気に緊張しているからか思っていたよりも口数は少なかったですが、ほろ酔いになって顔を赤らめた姿に見とれてしまい、思わず「可愛らしいですね!」と自分の気持ちが漏れてしまうほどでした。

コース料理がすべて楽しんだところで、2件目の行きつけのバーに向かおうと提案すると、「今日は酔っぱらってしまったのでやめておきます。とても良い体験ができました、ありがとうございます!」と言い残し、帰っていきました。

下心があったわけではないですが、初デートに1件目だけで帰るその慎重な姿勢に、またまた好印象を抱きました。

デートから2日ほど経過してからも相手からの連絡が全くなかったので、少し不安に感じながら仕事をしていました。しかし私は自分のデートプランに自信を持っていたので、「今日帰ったら、次のデート話でもするか」と楽観的に考えていました。

仕事から帰り家に着いたのが22時頃。さすがに保育士の相手は家についてゆっくりしているだろうと考え、そのタイミングを狙って「次はフレンチを食べに行きましょう!」とLINEを送りました。しばらく返事がなくそわそわしていると、日付が変わる直前ぐらいにスマホの着信音。

相手からどんな返信が来たのかと浮かれながらスマホを見ると、そこには「あなたとは価値観が合わないので、もう会いたくない」という旨の連絡がありました。簡単にまとめると、保育士の女性が思い描いていた初デートとはあまりにかけ離れたスケールのデートだったので、そこで考え方の違いや価値観の違いを実感したとのこと。

相手も結婚を考えられる男性と出会いたいようなので、価値観が違う自分と会うのは時間の無駄と感じたようです。張り切って進めた準備が裏目に出てしまったことよりも、自分が一般的な女性とあまりにかけ離れた価値観を持っていることに気が付き、それにびっくりしました。

価値観というと抽象的ですが、私の場合は相手との金銭感覚の違いにより、うまく距離を縮めることができませんでした。もちろん、価値観には正解はないので、私も相手の女性もどちらが悪いというわけではないと思います。

しかし結婚を考えるのであればなおさら、金銭感覚を含む価値観が合う相手を探すようにすると、より親密な仲になれるチャンスが広がるのではないかと感じました。

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