【婚活】最終的にフラれる保険男子<さよなら婚活チャンネル>
結婚相談所のカウンセラーゆりとひとみの2人が婚活を早く卒業するための方法をご紹介する「さよなら婚活チャンネル」。
婚活女性への徹底したアドバイスを得意とするゆりと、婚活男性に特化したアドバイスを武器にするひとみという婚活市場を知り尽くした2人が、今回は「保険男子」についてお話します。
あなたの保険男子度は??
ゆり:さよなら婚活チャンネルのゆりです。男性から選ばれる秘訣をお伝えしています。
ひとみ:さよなら婚活チャンネルのひとみです。女性から選ばれる秘訣をお伝えします。
ゆり・ひとみ:よろしくお願いします!
ゆり:相談所には、一定数『保険男子』というのがいるんですね。このような男性は相談所だけでなく、世の中にいると思うのですが…。
ひとみ:いると思います。
ゆり:保険をかけすぎていると、婚活がうまくいかないんですよね。
ひとみ:そうですね。
ゆり:『保険男子』のチェック項目を作ったのでこちらにいくつ当てはまっているかを、チェックしてみてください。
ひとみ:『保険男子』は勝手に作った言葉なので、世の中に出回っていません。しかし、彼らの行動を見ていると、いろんなところに保険をかけていることがわかります。チェック項目は11個用意させていただきました。
【チェック項目】
1. 傷つきたくない
2. 損したくない
3. 当たり障りのない会話が好き
4. 先に手の内を見たい・知りたい
5. 足場を固めてほしい
6. 嫌われたくない
7. 気にしすぎ
8. 間違えたくない
9. 踏み込めない
10. 浅い
11.細かい
ひとみ:まずは1つ目、『傷つきたくない』。傷つきたくないから、傷つかないように振る舞う。
ゆり:でも、保険おりませんからね。
ひとみ:おりません。2つ目『損したくない』。
ゆり:「女性に気前よくごちそうしてフラれるのは損」とかですね。
ひとみ:「自分がこれをしたら、損じゃないですか」と口にも出してしまいますね。
ゆり:損得を考えてしまうんですね。
ひとみ:『損したくない』で動いているから、得もありません。常に二択があるなかで「損しないように、損しないように」としているうちに、受け身に仕上がってしまうんです。3つ目は、『当たり障りのない会話が好き』。
ゆり:こういう男性というのは、表面的な会話は上手なんですよ。
ひとみ:すごい上手です。
ゆり:だから、1回目のお見合いで断られることってないんですよね。私達は「結構上手に話せるなぁ」と思うと、逆に「大丈夫かなぁ?」と怪しんでしまいます。
ひとみ:促したり、同調したりすることもすごく上手ですよね。
ゆり:同調得意です。あとは、ちょっとほめてくれたり。そういうのも、上手にしますよね。しかし、踏み込んだ話になると、「えっ?」ってなるんです。
ひとみ:「ねぇ、本当にそう思ってる?」と聞くと、「うーん」と、なってしまいますね。4つ目は『先に手の内を見たい・知りたい・明かして欲しい』。
ゆり:これは本当に保険男子の最大の特徴とも言えますね。「自分がいいかも」と思っていても、「この子のことをすごく好きでハマってしまって、フラれて傷つきたくない。損したくない」と思って動いてしまうのか、仲人さんに「あの子、自分のことをどう思っているか先に教えてください」と、言いがちですね。
ひとみ:別に、悪いことでなはないんです。仲人型なのでいいのですが、私たちが言いたいのは、そのスパンが短すぎるんです。「プロポーズしたいぐらい好きなので、真剣交際にいってもいいですか?その前にちょっと温度感だけ聞いてもらっていいですか?」だったらわかるんですが、1回目、2回目のデートが終わった後などに、「僕のこと、何か言ってました?」「僕のいい所、何か言ってましたか?」ということをすごく聞かれます。「自分で聞きなよ〜!」と思ってしまうんですよね。
ゆり:本当にそうですね。
ひとみ:自分で伝えることをしないんですよ。自分が好きな気持ち、例えば「〇〇さんと一緒にいると、とっても楽しいな」というようなことを言わないんです。「楽しい」と先に言ったら、向こうは楽しんでない可能性もある。だから「楽しい」が確定した状況で言いたいんですね。
ゆり:めちゃくちゃ保険かけてますねー!
ひとみ:5つ目『足場を固めてほしい』。
ゆり:周りで固めているというのを確認してからじゃないと、なかなか次に進めなかったり、踏み込めなかったりするのも特徴ですね。
ひとみ:足場を固めてほしいので、
「ホテルまでの距離を教えてください」
「天気が悪かったらどうしたらいいですか?」
「上着って持っていけばいいですか?」
「夏なんですけど、ネクタイは必要ですか?」
など、もうすごいんですよね。「で、あるならば先にクールビズ対応とおっしゃっていただいてもよろしいでしょうか?」とかですね。
ゆり:うんうん。11番目の『細かい』に繋がってしまうんですけど、本当に細かい心配をいっぱいしてしまうんです。
ひとみ:細かいですね!私達は「持っていけばいいじゃん。早めに行って、汗引いたら着ればいいじゃん」と思うけれど、彼らはそれができない。「でも、そのときに見かけられたら困ってしまうので、僕が今日ジャケット着用じゃないということを先にお伝えいただけると助かるんですけども」と言うんです。「もう、自分で伝えてよ〜」と思ってしまいます。
ゆり:「カッコ悪いところを見せたら、フラれる」と思い過ぎて、「よく見せよう!よく見せよう!」と作り込んでしまうあまり、臨機応変な対応ができないんですよね。
ひとみ:お見合いでご縁がなかった場合、その理由というのは、
「お話が合わなかったな」
「全然目が合わなかったな」
「こういうときにこういう表現するの、ちょっと苦手だな」
「今交際している他の方に集中したいな」
など、意外とシンプルなもの。でも、「自分は」なので「他の人には良い縁があるかも」という気持ちでお断りしていることは、たくさんあるんです。
ゆり:「なんかちょっと居心地感が悪かった」「また会いたいと思えなかった」などですね。
ひとみ:しかし、お断り理由に関しても「何がダメだったのか」「どの言葉がダメだったのか」「いつからダメだと思ったのか」これらを「全部教えてください!」と言うんです。しかし、はじめて会って1時間話しただけの人にそんなに酷評をして断る人はいないと思います。負担を考えて欲しいですね。ご縁がなかったときは、割り切らないと前に進めませんよ。
ゆり:そこはやはり、傷つきやすいからかもしれませんが「納得する理由が絶対に欲しい」というのがあるんでしょうね。
ひとみ:でも本当に相手の負担を考えてほしいです。
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