【婚活体験談】待ち合わせ場所には写真+20kgの女性が...マッチングアプリで21歳美容師とデートした話
NOVIO読者のみなさま、はじめまして。NOVIO編集部Y(28歳・男性)と申します。
これまでマッチングアプリで100名以上の女性と出会ってきました。
この連載では、私、編集部Yが実際に体験した印象的なマッチングアプリでのデートのお話を綴っていきます。
初回は、Tinderで出会った女性美容師Aさんとのお話です。
マッチングアプリで出会った21歳・美容師(写真+20kg)と食べた秋田料理
「この人・・・なのか・・・?」
新宿駅の改札で彼女を見つけた時、ひどく動揺してしまいました。写真と比べて明らかに体の大きな女性だったからです。
スーパーフライ級の試合に望むつもりがヘビー級だったくらいの差がありました。
A「お待たせ! ごめんね、遅くなって」
僕「あ、うん、全然!」
写真と違う顔をした彼女は、秋田県出身の21歳美容師のAさん。Tinderでマッチングをし、数往復メッセージを送り合って、この日の仕事終わりに会うことになりました。
内心「写真と違うだろ・・・」と思いましたが、写真詐欺を見破れなかった側にも責任あると自分を納得させ、カフェでお話をすることにしました。
当たり障りのない会話をしばらく続けて、話題は美容師の仕事のことに。
Aさん「今日も先輩からブスって言われて...」
どうやら、Aさんは美容室の中でも新人アシスタントという弱い立場にいて、先輩の一人からひどい扱いを受けているようでした。
話を聞いていくと、給料も全然もらえておらず、朝9時から夜9時まで働いて、月の手取りが12万円。東京で1人暮らしをしていくには大変な金額です。
彼女はその日お洒落な赤いセットアップを着ていたのですが、それも超セール品で上下で4000円ということでした。
暗い話になってしまったので、恋バナを振ることにしました。
僕「最近、恋人は?」
Aさん「ペアーズで付き合った彼氏がいたんだけど、無理になって別れたんだよね。うちに転がり込んできたのに、家賃も光熱費も1円も払わなくて。なのに朝『おにぎりを持たせろ』って言ってくるの。だから『米泥棒』って呼んでた」
現在は米泥棒と別れ、アプリに戻ってきたということでした。
いつの間にか、ずっと暗い表情で語る彼女に、元気になってほしいという思いが芽生えていました。
好きな食べ物を聞くと、焼き鳥ということだったので、比内地鶏が美味しい秋田料理のお店に連れて行きました。
A「きりたんぽ、よくおばあちゃんが作ってくれてたんだよね。美味しい・・・」
僕「へー、やっぱり秋田だとそうなんだね」
A「待って! ハツやばい!うますぎる!」
秋田料理を食べる彼女の顔は、仕事の話をしていた時と打って変わって幸せそうでした。
全額奢ると、これまで奢ってきた人の中で1位2位を争うレベルで感謝してくれました。
駅で見送ったあと、LINEにはAさんから「本当にありがとう! ハツはやばかった!」とのメッセージが。ハツを気に入ってくれたようです。
気がつくと写真詐欺への怒りは完全に消えていました。
いつの間にか彼女を、東京で一人暮らしをはじめた頃の自分と重ねていたのかもしれません。自分がそうであったように、何もかもがうまくいかない日々をなんとか美味しいもので誤魔化して乗り越えて行ってほしいと思いました。
そして、これからマッチングアプリでは「顔を上からの角度で撮った写真」しか載せいていない人とは会わないようにしようと思いました。
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