【マッチングアプリ失敗談48】女性に合わせるのが大事だと思っていたのに…（24歳・男性）

【みんなのアプリ失敗談48】女性に合わせるのが大事だと思っていたのに（24歳・男性）

マッチングアプリで婚活・恋活経験のある男性から寄せられた失敗談をご紹介します。

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投稿者プロフィール

W(24歳・男性・大学院生）
理系の大学院生。昔から引っ込み思案で、なかなか自分の気持ちを素直に表現できず、女性経験がほとんどないことにコンプレックスを抱えている。趣味は洋楽を聴くこと。

マッチングアプリ失敗談

私は昔から、「自分の意見がない」と言われ続けてきました。男女関わらず相手を目の前にすると自分が思っていることを表現できず相手に無理やり協調してしまう癖があり、そのせいもあってか24年間まともに女性とお付き合いした経験がありません。

そんな私ですが、周りの友人に彼女ができないことをネタにされるのが嫌だったという理由で、マッチングアプリを始めました。今回の失敗談は、勢いで始めたマッチングアプリがきっかけで出会った女性とのお話です。

女性経験がほとんどない私ですが、「モテそうだよね」と言われることもあるので、見た目はある程度自信を持っていました。プロフィール写真を友人にお願いしてこだわりの1枚を設定していたためか、思っていたよりもたくさんの女性とマッチング。

複数の女性と、趣味や食べ物などの話題を中心に楽しくやり取りできました。ですがやり取りをしている内に相手の気持ちが冷め、なかなか会うところまでいかずに悩んでいたとき、1人の女性と出会いました。

その女性は図書館に勤務する26歳で、年上ということもあって知的な雰囲気がプロフィールでも伝わってきました。無事にマッチングしやり取りをしているうちに、どんどん相手への興味が強くなり、珍しく自分の方から「もっと〇〇さんのことを知りたいので、良かったら今度ご飯でも行きませんか？」と勇気を出してデートに誘いました。返事が来るまでの数時間はドキドキでしたが、「ぜひ会いましょう！」という連絡をもらい、初デートの約束をできたことがとても嬉しかったことを覚えています。

デート当日、待ち合わせ場所に時間より20分早く着いたので落ち着かずにそわそわしていると、「着きました」と連絡が。周りを見渡すと、想像していたよりも身長が高くすらっとした女性も誰かを探している様子でした。

「〇〇さんですか？」と思い切って声をかけ、無事に待ち合わせ完了。予約していたお店にたどたどしい会話をしながら到着し、飲みものを注文する場面に。相手は早々にビールを注文、私も特に飲みたいものはなく何でも良かったので、「じゃあ自分も同じものを」とビールを注文し、届くまで話題がないので簡単な自己紹介で時間を潰しました。

ビールが届き乾杯してからは、少しは緊張がほぐれ会話を楽しめたと思います。特に恋愛の話をするわけではありませんでしたが、2時間程度のデートで悪くない印象を与えられたと思っていました。

帰宅後に「ありがとうございました、とても楽しかったです！また会いたいのですが、次はいつ空いていますか？」とLINEをしましたが、その日のうちに返信はありません。2日経っても返信がなかったので、何かあったのかと不安になり、居てもたってもいられずに思い切って通話をしてみることに。

10コール程度待っても出なかったので諦めようとしたところで応答してくれたので、半ばびっくりしながらもいきなり通話したことの謝罪と連絡がなかったことの質問を相手に投げかけました。すると、思いもよらない返答が。

「Wさんは無意識かもしれませんが、あまりにも自分の意見がなさ過ぎて、頼りないと感じたのでもう会いたくないっていうのが正直なところです」と言われました。この言葉を聞いて我に返りましたが、よく考えてみれば、お店選び、最初のドリンク、注文する食べ物、2件目のお店に行くかどうか、などすべて相手の意見をそのまま採用し、自分の意見を話すことはありませんでした。

相手にそれを指摘され何も言い返せずにいると、「ごめんなさい、切りますね」と通話を切られ、私の片想いは無残にも散ってしまいました。

この話をバイト先の女性の先輩に話した際、「それはけっこうあるあるだね！どんまいwww」と言われました。特に恋愛経験がない男性は、よかれと思って女性に合わせようとするようですが、過度にやりすぎるとかえって逆効果になるようです。皆さんも、もしかしたら無意識のうちにやっている可能性もあるので注意してくださいね。