身近な職場男子に学ぶ！女性から見た“モテる男性”の特徴

こんにちは、作家・恋愛夫婦アドバイザーの美琴です。

女性にモテるふるまいを身につけるには、身近にいるモテる男性がおおいに参考になります。とはいえ、男性から見た“モテる男性像”と女性から見た“モテる男性像”は違う、ということをご存じですか？

女性の意見は女性に聞くのが一番！　私は日頃、オンラインサロンで20代前半の学生さんから50代の方まで200名を超えるメンバーさんの本音に触れています。彼女たちに聞いた声をもとに、女性から見た“身近にいるモテる男性の特徴”についてお話しします。

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女性にモテるのは“懐の深い男性”

身近な男性ということで、職場の同僚男性のエピソードが多く集まりました。メンバーさんの回答の多くが「仕事はできるけどお高くとまっていない」「仕事はできるけど優しくて穏やかで、ガツガツしていない」といった、モテるだろうなっていう男性でした(笑)。

もう少し具体的に見てみましょう。例えば「ほぼ全員女性の職場で男性の上司がすごくモテてています」という回答がありました。どんな方かというと、「優しくて懐が深い方」。どう懐が深いのかというと「女性に負けてくれるところ」だそうなんです。

ここ、けっこう女性と男性の感覚の違いが出るところだと思います。男性から見て“懐が深い男性”っておそらく、パリッとしていて仕事できて、エネルギッシュで「おまえの分まで俺が背負う！」というリーダータイプ。

でも女性にとっての“懐が深い男性”は少し違います。いつも笑顔で優しくて、女性に負けてくれる。でも決してパーフェクトではなく、ちょっと抜けたところがあってみんなにいじられたりもしている、そんなイメージです。

こうした男性が“あえて”いじられてくれていることは、女性もわかっています。ちょっと冗談を言ったりいじられても、「バカにするな！」なんて怒ったりせず笑顔で応じられる、余裕のある男性に女性は惹かれるんです。

さりげなくスマートなふるまいが吉！

後輩男性のエピソードもありました。この男性は「仕事ができる、覚えが早い、ちょっとした変化に気づく」っていう三本立ての最強男子です(笑)。すごいのが「他部署の変化に気づく。それも、ミスを指摘するっていう感じじゃなくて『あれ？いつもの○○ないんスか～？』みたいな感じでユルッと言ってくれてコミュニケーションも円滑」。こういう人間関係にも配慮できる男性はモテますね。

「人見知りしない、小さなことに動じない」「行動が早い、すぐ動く」という声もありました。職場で実際にあったエピソードで、「風邪気味なんです、と言ったらさりげなくメールの最後に『お大事に』と入れてくれて、惚れてしまうと思ったし、実際にモテていました」という声もありました。

「当たり前のように荷物を持ったりドアを開けてくれる紳士な感じに惚れる」という声もありました。「“見て！やってあげてるよ！“という感じではなく、ごく当たり前にサラッとしてくれてる男子はモテている」という意見も。同じ行動でもさらりとさりげなくできれば、よりスマートに見えて女性をキュンとさせるんです。

仕事の自慢…私たち興味ありません！

女性から見た“モテる男性”を考える時に外せないのが、「自慢しない」こと。「俺こんなに仕事できるぜ」というあからさまな態度は逆効果。「仕事の自慢の9.5割は聞いてません」っていう女性の声もありましたし(笑)。男性社会で勝ち上がるのに効果的な方法が、女性に対してまったく同じように通用すると思わない方がいいんです。

女性にとって大事なのは、その男性と一緒にいて心地いいかどうか、自分は大切にされているか。実際、それをくれる男性はモテています。それに結局、そういう男性って男性からも人気だと思うんです。

ひとつ胸に留めていてほしいのは「自分を大きく見せなくていい」ということ。そうすれば自慢することもないし、「女性には負けられない」と思うこともないし、「バカにされた！」と憤ることもないはず。自然体が大事だなと思います。

「体調が心配だったから声をかけた」、「荷物大丈夫かなって思うから持ってあげる」…。そんな素直な思いからくる行動を、女性は見ているんです。

美琴プロフィール

作家・恋愛夫婦アドバイザー。≪1日2回の読む美容液≫として綴るブログは月間80万PVを誇り、恋愛セミナーやデート講座の総動員数は1,500名を超えている。強みは自身の恋愛経験とヨガインストラクターとして多くの女性と向き合う中で蓄積してきた実践的な恋愛ノウハウ。オンラインサロン「美琴のnew meサロン」の主宰、オリジナルアイテムプロデュースなど活動の枠を広げ、恋愛に悩む女性に「NEW ME＝本来の自分の魅力に気付き、それを開花させていく」というメッセージを発信している。

構成・文＝酒寄美智子