「収入」より「居心地の良さ」重視に！ コロナで変化した結婚相手に求める条件を調査
全国結婚相談事業者連盟(TMS)が、「コロナ前後での恋愛・結婚活動」に関するアンケートを実施。コロナ禍で相手に求める条件に変化があったと答えた割合は22％にのぼり、「一緒に過ごす時間の居心地の良さ」を重視する女性が増えたことが明らかになった。
コロナで結婚したい気持ちは高まった？
結婚したい気持ちが高まった:33.3%
変化はなかった:60.0%
コロナで結婚への気持ちが下がった:6.6%
「コロナ禍で婚活に対する意識に変化はありましたか？」という質問では、「結婚したい気持ちが高まった」が約3割と、「結婚への意識が下がった」の約5倍の結果となった。
結婚相手に求める条件に変化はあった？
変化があった:22.1%
変化はなかった:77.9%
「コロナ禍で結婚相手に求める条件に変化はありましたか？」という質問では、約2割が「変化があった」と回答した。全国結婚相談事業者連盟は「コロナ禍は、結婚相手に求める条件を見つめなおすきっかけとなったのではないか」と推察している。
コロナ前に重視していた条件、コロナ後に重視するようになった条件は？
●コロナ前
安定した収入・職業である:118
一緒に過ごす時間の居心地の良さ:105
自分と同じ価値観:103
●コロナ後
一緒に過ごす時間の居心地の良さ:139
安定した収入・職業である:118
健康である:107
結婚相手に求める条件に「変化があった」と答えた人に対して、コロナ前に重視していた条件、コロナ後に重視するようになった条件について調査。
その結果、女性ではこれまで不動の1位であった女性が結婚相手に求める条件「安定した収入・職業である」がコロナ後で2位に後退。
しかし、「安定した収入・職業である」のポイント数に変化はなかったため、「一緒に過ごす時間の居心地の良さ」を大切にする人が増えたということが見て取れる。
「健康である」、「自分の家族を大切にしてくれる」等も高いポイントとなっており、一方で3高の1つであった「学歴」はポイントを大きく落とした。
【調査概要】
調査日：2021年11月25日～12月26日
調査方法：アンケートメール送付による任意回答
調査人数：1,464人
調査対象の性別：男性：899人、女性564人
調査対象の年齢：20代：107人、30代539人、40代：517人、50代以上：300人
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