【マッチングアプリ失敗談】宅飲みまでできて、完全勝利と思ったのに…(21歳・男性)
マッチングアプリで婚活・恋活経験のある男性から寄せられた失敗談をご紹介します。
投稿者プロフィール
K(21歳・男性・大学生)
学生で1人暮らしをしており、彼女にフラれたのをきっかけにマッチングアプリを始めました。女性の気持ちを考えすぎたら負けだと感じ始めた男です。
Aさん(21歳・女性・大学生)
こちらも1人暮らしの大学生。とにかく明るい女の子。大学生活はかなりエンジョイしている方で、いわゆる陽キャ女子である。
マッチングアプリ失敗談
Aさんは地方の国公立大学に通う大学4年生で、私と同い年の女の子です。
Aさんはとにかく太陽のように明るい女の子で、中学高校と陰キャだった私からすると、どんな訓練を受けたらこんなに喋れるのだろうと思ってしまうほどの陽キャ女子でした。ひとことで言えば、「キラキラ女子大生」。世界線が違います。
飲み会はできるだけ避けたいな。私はイケイケ大学生が好きな飲み会を避ける男。毎日友達と飲み会やイベントを開いているAさんのような方々とは住んでいる世界が違います。
しかし、現代はテクノロジーの時代。片手で操作できてしまうスマホ一台が、本来なら出会うはずのない2人を引き合わせてくれるわけです。便利な時代になりました。マッチングアプリには感謝しきれません。
そんなマッチングアプリの存在に感謝しながら、私はAさんとの会話を開始します。
メッセージのやりとりをして思ったのは、とにかく「話しやすい」ということ。普段から話し方の勉強をして、ようやくまともに女性と話せるようになった私からすると、これを自然にできてしまうAさんはもはや学ぶべき対象でした。
ちょっとした尊敬の気持ちを持ちながらAさんと接していると、流れから電話することになりました。ここまでの会話で「話しやすい」ことが確定していたので、あまり緊張することなく電話をスタートしたのですが、やはり電話も「話しやすい」。
話がすぐ盛り上がるので、気づいたらすぐ寝る時間になってしまいました。もちろんデートの約束も完了です。
そしてデート当日。あいにくアプリで使われていた写真は本人のものではなかったので、どんな人が来るのかと少し不安になっていたのですが、実物を見るとそんな不安は無意味だったと気づきます。大学でエンジョイしている女の子が可愛くないわけがありません。
一目見た感想は、小柄美少女という感じです。それほど男受けを狙った服装ではないものの、”オシャレ女子”の仲間入りはとっくに果たしている雰囲気。可愛らしさを残しつつも派手さは全く出していないその見た目は、清楚系好きには刺さるであろう容姿だと思いました。
電話までしているため、お互いに気を許していたのでしょう。初対面だけは苦手だと言っていたAさんも、数分も経てば心を許して接してくれました。尚、喋り出したら元気そのものだったのですが。
この日は夕食を食べるということだったので、私のお気に入りの韓国料理屋を提案することにしました。気に入ってもらえるかと思案していると、Aさんはかなり上機嫌な様子。
私はここで自信を取り戻し、食事の席でも電話と同じように楽しく喋っていきます。後から聞くとAさんはそもそも韓国料理が好きだったとのこと。運が私に味方しているのでしょうか。
何度食べても美味しい韓国料理を食べ終わると、私もAさんも喋り足りないと感じており、結果私の家で宅飲みをすることにしました。初対面の女性と自宅で飲むのは本当に久しぶりだったのでかなり緊張しましたが、空っぽな自信を保ち続け、Aさんを楽しませることに注力することにしました。
家に着くと早速途中で買ったお酒を開けて飲み始めます。お酒が大好きなわりには酔いがまわるのが早いAさんは、明らかにテンションが上がっているのが確認できました。大学での話、元彼との関係、自分の性格についてなど、かなりプライベートな話まで聞くことに成功。
そしてしばらく話すと、Aさんがかなり酔ってしまいます。加えて、ちょうど恋愛話をしていたこともあり、なんと身体の関係まで持ち込むことができたのです。ここで私は有頂天になります。「これは勝ったも同然だ」と確信してしまいました。最後に襲いかかる悲劇も知らずに。
お互いに酔いが覚め、Aさんが帰宅するあたり。Aさんはまだ上機嫌で、私にちょっかいを掛けてきたりと、関係性としては非常に良いものだったと思います。普通ならここで油断すると思いますが、これまで数々のミスをやらかした僕は最後まで隙を見せないように心がけました。終電に間に合うように駅まで見送ることにします。
そして駅での別れ際、私は「また遊ぼう」と提案してみます。するとAさんは「いいね!また会おう!」と言ってくれました。
よし勝った。
今回こそは勝利できたと確信した私は、震える拳を押さえながら帰宅します。ですが、この直後誰も予想しない地雷を踏むことになるのです。
帰宅した私は、あることを思い出します。「なんでLINEは教えてくれたのにインスタは教えてくれなかったのだろう」と。というのも、Aさんとは仲良くなってはいたものの、インスタの交換はしてくれていなかったのです。そこで私は気になり、メッセージで「インスタ交換しておかない?」と聞いてみました。
ですが、なんとこれが最後のメッセージになったのです。
何日経ってもそのメッセージは既読にならず、気づけばブロックされていることが明らかになりました。半年たった今でも、これは未解決事件です。
「またやってしまった」と落ち込んでいた私は、この経験から教訓を得ます。「女心なんて理解しない方が楽である」と。
もちろん女性の心を理解するのは男性の必要条件です。しかし、女心はあまりにも不確定要素が多すぎます。これに真面目に向き合っていては自分の身が持たないなと感じた私は、また新たな女性と出会うためマッチングアプリを再開するのでした。
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