【マッチングアプリ失敗談】女性慣れしていないのに金髪ギャルとデートした結果…(21歳・男性)
当日の約束の時間の30分前にお店についてしまった私は、何をして時間を潰したらよいかわからず、ただひたすらお店の前でスマホゲームをして緊張をごまかしていました。待ち合わせ時間の5分遅れで「お待たせ」と言って目の前に現れた女性は、私が思っていたよりも10倍ギャルで、かつ100倍かわいかったです。正直、会った瞬間恋に落ちました。
「少女漫画でイケメンに一瞬で恋をするヒロインは、まさにこんな気持ちなんだろうな」と思ったことを覚えています。そのままお店に入り席に案内されるとまたもやびっくり、なんと対面ではなく、横に並んで座るタイプの席だったのです。
その席を見た瞬間固まっていたのでしょう、私の様子を見た女性は「え?まさか女の子と横並びに座るの初めて?」と挑発してきました。何も言い返せず、距離を置いて座りましたが、相手は私が緊張していることを面白がり、体をぴったりと密着してきたのです。
その瞬間、体中の穴という穴から汗が吹き出し、「や、や、やめろよ」とまさに童貞むき出しの反応しかできませんでした。乾杯してからもずっと体を引っ付けてきて私の反応を楽しんでいたので、私は常に体中が熱く、お酒や料理を楽しむ余裕はゼロ。
その日はいつも以上に酔っ払い、2時間程度でべろべろになってしまいました。約束していたお店を出てから「次のお店に行こうよ」と誘ってくれましたが、いつも以上に酔っぱらってそれどころではなかった私は、半ば強引に駅に向かい終電に乗って家まで帰りました。
次の日になり、二日酔いになるぐらい酔っぱらってしまったこととせっかくの2軒目の誘いを断ってしまった罪悪感から、謝罪のLINEを送りました。お昼頃に送ったLINEですが夕方になっても既読がつかず、18時からコンビニのバイトが入っていましたが、それどころではないぐらい心はざわついていました。
この時点で、自分でも相手に好意があることを自覚していました。LINEの返信がないまましょうがなくバイト先のコンビニに向かう最中、目の前から派手な髪色の男女がイチャイチャしながら歩いてくるのを発見。
「こんな時間から、人目に付くところでイチャイチャするなよ!」と思いながらどんな顔をしているのか確認すると、なんとその時点でもLINEの未読無視を続けていた昨日のギャル。私はバレないよう身を隠そうとしましたが、運悪く相手に見つかり「あ、Fじゃん!やっほー」と声をかけられました。
なんて反応するか迷っていると、連れのチャラい男性が「これ誰?」とギャルに質問しました。すると、「さっき話したじゃん! 昨日一緒に飲んだF君」、「あ~めっちゃ緊張してたっていうF君ね」と、2人の間で自分のことを話題にされていたことが発覚。
恥ずかしくなり、すぐにダッシュでその場から逃げ出しました。その日はアルバイトを仮病で休んだのは言うまでもありません。
その後ギャルからすぐに、「傷つけるようなことしてごめんね。信じてもらえないと思うけど、悪口で連れの男にFくんのこと話したわけじゃないからね。これに懲りず、また遊ぼうね!」とLINEをくれましたが、あまりにもショックが大きすぎたのでそのままブロックし、その女性とはそれ以降連絡を取っていません。
ここまでを読んで、「女性慣れしていない男の気持ちをもてあそぶ女性が最低!」と思う人もいるでしょう。しかし、私が伝えたいことはそうではありません。
私が伝えたいのは、「人と付き合うときは、自分自身に合うレベルの相手と付き合うべきだ」ということです。おそらく、相手のギャルが面白半分で男性に体をくっつけて反応を見るのは通常運転であり、それを冗談だと受け止めきれず適切な反応を取れなかった私のほうに問題があると思います。
本当に私のことをどうでもよいと思っていたら、2軒目には誘わなかったでしょうし、最後のLINEも送ってこないでしょうから。私が興味本位で自分とは釣り合わないまったく別の世界にいるギャルに、背伸びをして無理やり近づいたことが間違いでした。
その人にはその人独自の性格があり、合う合わないは絶対にあります。レベルが一緒で性格が合う女性と会うようにすると、私のように思わぬ痛手を負うことはないでしょう。
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