【マッチングアプリ失敗談8】一時の気の迷いで最悪の結末に（25歳・男性）

投稿者プロフィール

H(25歳・男性・自営業)
WEBライターとして働きはじめて4か月。最近は仕事がメインなので、女性への返信がおろそかになりがち。性格は淡泊なようで実は嫉妬深かったりします。

マッチングアプリ失敗談

これはとあるマッチングアプリを利用して大失敗してしまった時のお話です。

1年間の留学生活を終え、ようやく日本に帰ってきた私は、平穏ですが、退屈な日常に飽き飽きしていました。就活も終わり、希望していた会社の内定を貰った私は所属していたボランティアサークルでの活動(呑み活動)に精を出していました。

大学の必修単位も取り終えていたので、サークルの飲み会に行くか、アルバイトするかの日々。楽しいですが、目標も無いダラダラと過ごす日々に鬱憤が溜まっていました。

そんな時に暇つぶし感覚で始めたのがとある人気マッチングアプリでした。月額利用料さえ払えば、あとはマッチングするまでひたすら"イイね！"を押してマッチングを待つ日々。

そんな日々が2、3週間ほど続いたある日。アプリ上で運命の人との出会いがありました。

彼女の名前はRさんで、飲食業で働いている22歳でした。天真爛漫な性格で、常に明るく、笑顔を絶やさないような女性でした。

彼女とマッチングしたのは共通の趣味が沢山あったからです。例えば、映画鑑賞や海外旅行、写真撮影などが二人の共通の趣味でした。

共通の趣味を持った私たちはすぐに意気投合しました。そして、メッセージのやり取りをはじめてから1週間ほどで映画館デートにこぎつけました。

鑑賞した映画は海外でも沢山の賞を受賞していた"サイコスリラー"系のホラー映画で、私は「初めてのデートにしては少々ハードルが高いかもしれない」と内心ハラハラしていましたが、流石は映画好きなだけあって、描写の分析や類似映画との比較をして、客観的に映画を論評していました。

そこには、可愛らしい普段のRさんではなく、一人の評論家としてのRさんがいたのです。そんな可愛らしいだけでなく、深い洞察力と豊かな感性を持っているRさんの魅力に惚れ、その場で告白し、私たちは付き合うことになりました。

RさんもRさんで、私に魅力を感じていたらしく、「普段は大人しいけど、きちんと自分の意見を持っている所に惹かれた」と後から聞きました。

晴れて付き合いはじめた私たちは、順調に愛を育んでいきました。例えば、一緒に海外旅行に行ったり、写真を撮りに山に出掛けたり、海に出掛けたりしました。