【実録】不労所得で年収1000万円超えのハイスペック男性が墜ちた豹変女子

監修：

石川瞳

こんにちは、婚活アドバイザーの石川瞳です。

【30歳以上の結婚したい男性】に特化した結婚相談所を経営し、様々な男性からの恋愛相談を受けてきた私が、その経験と実績を活かし、“女性から選ばれる男性の秘訣”についてお伝えしていきます。

大勢の女性の中から彼を射止めた36歳シングルマザー

ご好評いただいている「婚活で本当にあった怖い話」シリーズ。今回は、超ハイスペック男性の身に降りかかった婚活の怖い話をお届けします。

彼は日本のことがとても好きでずっと日本に住んでいる外国籍の男性でした。資産形成や株の運用で生計を立てており、不労所得で年収は1000万円超え。

以前から私の相談所にはそういったお客様が時々いらっしゃるのですが、彼らにはある共通点があります。

それは、会社などに属さず極端に人と触れ合っていないからか、「自分にはお金があるので、相手のためにお金を使うことができます」と警戒心なく告げてしまえるところ。

プロフィールにも「一生困らせないので、どんな働き方にも寄り添えます」「お仕事を辞めていただいても構わない」「色んなところに旅行に行きたいです」と書くため、入った瞬間に肉食女子に取り囲まれます。

とても優しく穏やかで、ユーモアもあるのですが、資産形成を成功させているくらいなので非常に慎重な面も持ち合わせている彼。

以前にも肉食系の女性につかまってしまった経験があったため、女性に対して「少し怖いな」という思いを抱えながら婚活をスタートさせました。ですが、今回も見事につかまってしまったのです。

お相手の女性は36歳で高校生の息子がいるシングルマザー。年齢が特別若いわけでもなく、私が見た印象では外見も他の女性たちと比べて抜きんでて美しいという感じではありませんでした。

ですが、彼女はグイグイと彼にアプローチし、大勢の女性の中から彼の心を射止めたのです。

例えば、もっと日本を知ってほしいという理由から夏に浴衣デートを予約して彼を連れていったり、「次はこういうところもあるよ」と次々とデートプランを提供したり、帰り際には自分が作ってきたお惣菜を彼に渡したり。

息子ともテレビ電話を介してすぐに顔合わせを行い、「私はあなたと出会うのが運命だったの！今すごく幸せ！」とことあるごとに彼に伝えました。

石橋を叩いて渡るタイプの彼は、自分とは正反対の性格でどんどん物事を進めていく彼女に、「自分にないところしかない彼女と一緒にいたら、僕の未来は何か変わるかもしれない！」と期待し、すっかり夢中になってしまったのでした。

しかし、無事に成婚退会してからしばらく経ったある日、お相手の担当者から「どうやら二人が破局しそうなんです。石川さんからも何か言ってもらえませんか？」と連絡があったのです。

退会後にそういった連絡がくることは滅多にありません。心配になり私は彼に連絡しました。すると…！