2024/02/14
出会い方・アプリ

40代独身男性は増えている?特徴や結婚するためのポイントを解説

近年、独身男性の増加が話題になっています。出会いの機会がない、趣味の時間が大切などさまざまな理由がありますが、それでも「いつかは結婚したい」と考える方もいるでしょう。

今回は40代独身男性を取り巻く環境や現状を紹介し、結婚に向けて意識したいポイントを解説します。婚活に踏み出せずお悩みの方や、婚活の始め方がわからない方は当記事をもとに一歩踏み出しましょう。

目次
・40代独身男性の現状
・40代独身男性が結婚するためのポイント
・まとめ

40代独身男性の現状

40代の婚姻状況について、厚生労働省が発表する資料では下記のデータが出ています。

引用:令和5年版厚生労働白書より「年齢階級別未婚割合の推移」
引用:令和5年版厚生労働白書より「年齢階級別未婚割合の推移」

この資料からは、全年代で未婚割合が年々増加しており、40代で独身の男性も増えていることがわかります。ここからは未婚男性が増える理由を考察していきましょう。

40代独身男性が増えている背景

40代の独身男性が増えている背景には、結婚の在り方や経済不安が挙げられます。

かつて、結婚は親や親族同士が決めるケースやお見合いが多数存在しました。「仲人さん」という役割があるほど、当人以外のすすめで家庭を持つケースが現代と比較して多かったといえます。実際にご両親がお見合いから結婚したという方も多くみられます。

一方、近年は自由恋愛を選択する方が多く、結婚は個人の判断で行うケースがほとんどです。第三者が結婚に介入することが少なくなったことから、これまで結婚に重きを置いていない方が未婚の状態にあると考えられます。

また、経済面においても結婚を阻む課題が多く、リーマンショックや消費税引き上げ、物価高騰などが結婚へのハードルを高めています。さらに、現在40歳前後の男性は就職氷河期に社会に出ていることから、仕事や家庭を持つことにとくに慎重になっているといえるでしょう。

40代独身男性は結婚願望なし?

40代独身男性の未婚率が増えているからといって、すべての方が結婚願望がないとはいいきれません。実際に内閣府が発表する下記データでは、40代独身男性の36.0%に「結婚願望がある」という結果が出ています。

引用:内閣府「男女共同参画白書」
引用:内閣府「男女共同参画白書」

40代になると仕事にも慣れ、経済的ゆとりが出てくることから、結婚を考え始める方もみられます。40代男性をはじめとした多くの世代の未婚率が上昇している中でも結婚したいと考える方は、ぜひ婚活をスタートしてみましょう。

40代独身男性にみられる特徴

ここからは40代で独身の男性によくみられる特徴や心情を紹介します。40代になると社会的地位が高まる反面、出会いの機会が減り自分の生活スタイルが固まってくることから、下記の特徴が目立ちます。

女性と出会う機会が少ない

40代になると、女性と出会う機会が少なくなります。仕事で多くの方と出会う反面、プライベートで出会いの機会が減少すると悩む方もみられます。20代や30代の頃は学生時代の付き合いや職場や仕事関係で女性と出会う機会が多かった方も、40代になり周囲が家庭を持ったり仕事が忙しくなったりした結果、女性を紹介してもらう機会が減ることもあるでしょう。

女性と出会う機会が少ない場合は、趣味のコミュニティやイベントなどに参加し、積極的に人が集まる場に赴くことが大切です。

仕事に熱中し恋愛に時間を割けなかった

40代では仕事に熱中しすぎた結果、恋愛に時間を割けなかったケースも考えられます。学生から社会人になり「早く出世しよう」「稼げるようになろう」と高い志を持ち、仕事に打ち込んだ結果、恋愛に時間を割けず年齢を重ねることもあるでしょう。

さらに、40代になると仕事において責任ある立場を任せられる機会が増えることから、プライベートの時間を確保できず、恋愛に至らない悩みを抱えます。仕事が忙しく恋愛に時間を割けない方はスマートフォンのアプリを活用したり、SNSでつながりを作ったりするところから始める方法もおすすめです。

趣味があり独身生活を謳歌している

40代になると資金面でゆとりができるため、今まで以上に趣味などに打ち込む方もみられます。平日は目一杯仕事に集中し、休日に趣味の時間を満喫するとメリハリがある生活を送れるでしょう。しかし、自由な生活に満足する反面で「周囲は続々と結婚しているが、自分は…」と焦りを感じるかもしれません。自分では満足していても、周囲の動きや両親からの声がけで結婚を意識することもあるでしょう。

周囲からの声に焦りを感じた場合は、「自分は結婚したいのか、独身を謳歌したいのか」と今一度じっくり考えてみることが大切です。

他人との共同生活に不安を感じている

40代になると生活様式が確立され、自分のペースができています。とくに、ひとり暮らしが長いと結婚してから「相手のリズムに合わせられるのか」と不安を感じるでしょう。また、他人との生活スタイルの違いにストレスを感じることへの懸念から結婚に踏み切れないこともあります。

しかし、結婚はお互いに価値観をすり合わせていくことで、共同生活もスムーズに進みます。自分のゆずれないポイントを相手に伝えながら、少しずつスタイルを変化させていくと無理なく結婚生活に適応できるでしょう。

同じペースで生活していたい

40代になるとすでに生活に一定のペースを作っている方も多いでしょう。出勤時間や帰宅時間、余暇の過ごし方などがある程度固まってくることから、結婚してほかの方のペースに合わせるのが辛いと感じ、結婚へのハードルが上がることもあります。

結婚すると二人の共同生活になり、食事や就寝時間の調整が必要になるため、ペースの乱れが悩みとなる可能性もあります。婚活を通じて良いお相手に巡り会った場合は、対話しながらお互いに無理のないペースを作っていきましょう。

日常生活におけるこだわりがある

40代になると生活リズムや食事などにこだわりを持つ方もいるでしょう。朝は仕事に行く前に勉強する習慣があったり、食生活で控えている食材があったりと、こだわりから安心できることもあります。しかし、独自のこだわりがあると、交際時に相手に申し出ることや理解してもらうのをおっくうに感じることもあります。

食事以外にも「睡眠時間は8時間確保したい」「一日のうち一人でじっくり考え事をする時間が欲しい」など、独自のこだわりがあると結婚に踏み出せないこともあるでしょう。

また、自分ではこだわりがないと思っていても、交際を始める中で相手から「その習慣は独特だね」と、こだわりを指摘される機会があるかもしれません。こだわりについて理解してもらったり融通をきかせたりといった工夫が大切です。

利便性を考えて実家暮らしをしている

40代独身男性の中で、実家暮らしをしている方も一定数みられます。通勤時間や快適性を考慮して実家暮らしを続けている方もいるでしょう。また、40代になると両親が高齢になり、介護を視野に入れて実家暮らしを行っている方もいます。その場合、両親が気になり、新しい家庭を持つステップに踏み出せない可能性もあります。

実家は慣れ親しんだ環境のためなかなか離れがたいですが、ひとり暮らしを経験するとまた違った景色がみられるかもしれません。また、住まいの変化により新たな出会いの可能性もあるでしょう。

子どもが欲しいと思っている

40代独身男性の中には「結婚して子どもが欲しい」と考える方もいます。子どもにかかる教育費を考えて、早めに子どもが欲しいと結婚を焦ることもあるでしょう。40歳で結婚し、すぐに子どもに恵まれたとしても、子どもが成人する頃には60歳を超えています。教育費と老後資金を考えて、結婚を急ぐ方もみられます。

40代になると周囲の友人がすでに家庭を持ち、子育てに奮闘している中で、独身の場合は居心地の悪さを感じる経験もあるでしょう。また、仕事や飲み会の場でも、子どもの話が出てきて会話に参加できず、戸惑った経験をお持ちの方もいます。そのため、自分も子どもが欲しいと思うことや、両親に孫を見せてあげたいと考えることも婚活のきっかけになりえます。

ただし、結婚の目的は子どもだけではありません。「パートナーとどんな人生を歩みたいか」をイメージしてから婚活に進みましょう。

このまま独身を貫いて大丈夫か不安に思っている

40代になるとこれまでの生活ペースや資金のゆとりから、一人で過ごすことへの不安が減っていきます。会社で社会保険の支払いを行っていることから、老後資金や病気へのある程度の保障はされており、生活費も困りません。また、自由気ままに生活できるためストレスを抱えにくいメリットもあります。

しかし、40代は他人と生活することへの不安がある一方、独身のまま老後を迎えることに不安を抱き始める頃です。周囲がパートナーや子どもとの楽しい出来事を話しているのを聞くと、より一層焦りが生じます。

しかし、焦りから婚活に踏み込むと「相手のことを知らないうちに結婚してしまった」「結婚してから価値観の不一致に気づいた」という結果になりかねません。そのため、自分が結婚したあとの生活をイメージしてから婚活をスタートしましょう。

老後に孤独を感じないか不安が出始める

40代になると健康への懸念が出てきて、老後への不安を抱え始めます。健康診断で数値が引っかかったり薬を飲み始めたりすると「老後はどうなるのだろう」と漠然とした不安を抱えるでしょう。また、周囲が家庭を持っており家族の話を聞くと孤独感を覚えることもあります。そのため、結婚を心の拠り所として検討する方もみられます。

近年は、単身者が充実した老後を過ごせるよう、ホスピタリティが充実したシニア向けマンションや老人ホームなどさまざまな施設が作られています。しかし、年老いたあと一人で過ごすことを考え「本当に独身のままで良いだろうか」と不安が頭をよぎる方は、婚活を検討するのもよいでしょう。

出会いに対して消極的になっている

40代で私生活や人間関係がすでに充実していると、「恋愛はなくても大丈夫」「恋愛はリスクが高いから友人関係で問題ない」と考えることもあるでしょう。その結果、出会いに対して消極的になったり「いい人がいたら結婚しよう」と受け身の考え方になったりする傾向があります。恋愛や結婚は相手と深く理解し合う必要があるため、消極的になってしまうのも無理もありません。

まずは無理のない程度に、人が集まる場に参加してみることから始めましょう。

年下と結婚したいと思っている

40代で結婚する場合、子どもを希望する場合は年下の女性との結婚を考える人が多いでしょう。同年代を対象としないことで結婚の幅を狭めてしまう点も、結婚が遠のく要因になりえます。子どもを希望する場合、自身の生活費や老後資金以外に教育費が発生します。そのため、子どもを持ちたいと考える場合は、早めの婚活が必要でしょう。

ただし、近年は男女問わず初婚年齢が高くなっている点も見逃せないポイントです。

理想の女性に対するハードルが高くなっている

40代になると自分の仕事のスキルや経験が蓄えられるタイミングのため、女性に求める条件も高くなる傾向があります。また、若い頃からの理想を捨てきれていない方もいるでしょう。その場合、理想の女性像におけるハードルが高く、結婚が遠のく可能性もあります。容姿や年齢だけではなく、仕事や家事のスキルについてもつい高望みしてしまうこともあるでしょう。

しかし、理想を追い求めすぎると相手が限定されてしまい出会いの機会が大きく減少します。そのため、まずは相手に求める最低限の条件を3つ程度に限定して婚活スタートがおすすめです。

恋愛での女性との接し方がわからない

20代や30代で仕事に熱中している場合、恋愛経験が少なく女性との接し方がわからない場合もあるでしょう。「仕事では対等に話していても、プライベートになると何を話していいかわからない」と悩み、自信を失う方もいるかもしれません。その経験の少なさからアプローチできず、結婚願望があるものの前に進めないという悩みもまた、40代独身男性の多くが抱える課題です。

女性との接し方がわからない場合は、結婚相談所でコミュニケーションの取り方から学ぶ方法があります。

関連記事:40代独身男性の特徴や結婚率は? 結婚までの道のりを紹介!

40代独身男性が結婚するためのポイント

ここからは、40代独身男性が結婚するために意識したいポイントを5つ紹介します。40代男性は、出会いの機会を増やすことや好印象を与えられる振る舞いを意識するとよいでしょう。

出会いの場に自分から足を運ぶ

まずは、出会いの場に足を運ぶ機会を作りましょう。仕事が忙しく、なかなかタイミングを見つけにくいという方も、休日に婚活パーティーや相談所への訪問にチャレンジしたり、アプリに登録したり、出会いの機会を作る行動が大切です。仕事が忙しい場合は、アプリに登録する方法がおすすめです。仕事終わりのリラックスタイムに登録し、チェックするだけのため効率的に出会いを探せます。

清潔感のある格好を心がける

出会いの場に足を運ぶだけでなく、身だしなみにも注意することが大切です。40代になると男女問わず段々と見た目に年齢が反映され、白髪やシワなどが増えてきます。そのため、身だしなみに最大限配慮しましょう。白髪がまばらで気になる場合はヘアカラーにチャレンジしたり、適度な運動を取り入れたり、相手に不快感を与えずかつ自分に自信を持てるよう自分磨きが大切です。

自分磨きを意識的に行うと、変化する自分を見て「結婚に向けて動いてみようかな」とポジティブな考えが持てるかもしれません。また、婚活を結婚相談所や婚活アプリで行う場合、相手は写真であなたを判断します。どれだけ魅力的な人柄であっても、見た目の印象が悪ければ次のステップに進むのは難しいため、身だしなみへの配慮が欠かせません。

普段から清潔感のある格好を心がけることはもちろん、プロフィールに使用する写真にも気を配りましょう。写真は自分で撮影する方法だけでなく、専門家に依頼する方法もおすすめです。

結婚相手に求める条件を限定する

結婚願望がある場合、やみくもにアタックするのでなく、ある程度結婚に求める条件を設定してから臨みましょう。これまで培ってきた人生経験を無駄にせず、かつ相手に無理を求めない条件設定が大切です。具体的には下記が挙げられます。

・相手の年齢
・共働きの有無
・子どもの有無
・住居の在り方(賃貸か持ち家)
・趣味への理解
・両親のケアなど

結婚は他人と生活を共にするため、価値観がまったく異なる場合は難しいでしょう。そのため、最初に求める条件をいくつか絞り、距離を縮める方法がおすすめです。

ただし、あまりにも条件を絞り込みすぎると、選択の幅が狭まることにつながります。条件の絞り込みは2つか3つ程度がおすすめです。

スマートなエスコートで大人の男性をアピールする

40代男性は人生経験が豊富なことから、年齢を強みにアプローチが可能です。20代や30代男性にはないスマートさで勝負しましょう。具体的には、デートの場所をある程度絞ったうえで提案する意識、会話をリードする、荷物をさり気なく持つなどが挙げられます。

「やってあげている」というのではなく、あくまで自然に相手のことを考えて、という振る舞いが大切です。その思いが行動を通じて相手に伝わると、良い関係性に発展するでしょう。

経済力の高さを示すためにデート代はなるべく奢る

40代男性は、下の世代から見ると「経済力がありそう」とイメージされます。そのため、無理のない程度に経済力をアピールしましょう。たとえば、初回のデートでは飲食代を出したり、ささやかな贈り物をしたりする方法がおすすめです。

高いディナーや宝石類である必要はなく、「これ、喜んでもらえるかなと思って」とちょっとしたお菓子や雑貨などをプレゼントすると喜ばれるでしょう。ただし、お付き合いが始まり、結婚を見据えた関係性に発展したタイミングではまた注意が必要です。贈り物やお金の使い方に関する価値観を共有する機会を設け、円満な結婚生活に備えましょう。

40代男性はゆとりがある点をアピールしつつ、結婚後も豊かな生活を送るために考えを巡らせている「計画性」を意識すると、より良いお相手と巡り会えるでしょう。

まとめ

40代独身男性の割合は年々上昇しており、その背景には社会情勢が潜んでいます。しかし、結婚したいと考える方は一定数存在し、アプリや相談所の活用を検討する方も増えつつあります。40代男性の強みは、人生経験の豊富さと若年層にはみられない経済的ゆとりです。とくに年下女性からは魅力的に映るため、強みを活かしつつ婚活をスタートしましょう。

もし忙しくて出会いの機会を設けられないという場合は、婚活アプリの活用がおすすめです。スキマ時間を活用して登録し、出会いの機会を手に入れられます。また、NOVIOでは婚活に関する悩みを女性コーチがサポートします。これから婚活スタートする方はぜひご相談ください。

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